AC/DC - Whole Lotta Rosie - ホール・ロッタ・ロジー和訳-[洋楽解説] 月夜ニ君ノ詩想フ♪

【開／閉】

本日の１曲

本日の１曲

AC/DC（エーシー・ディーシー）の「ホール・ロッタ・ロジー」🔔

4thアルバム『ロック魂（Let There Be Rock）』（1977年）より。

歌詞和訳

話がしたいんだよ。
俺の知ってる女のこと、
ああ、恋しちまってさ。
彼女は、話題をかっさらってく。（※１）
彼女は、確かに美人じゃない。
確かに、小柄じゃない。
42インチ、9インチ、56インチ、（※２）彼女は全部持ってるって言えるだろうよ。

今まで付き合ったことがない、おまえみたいな女とは関係したことがない。
何だってやる、やれること全部やる。
おとぎ話じゃないぜ。
痩せてガリガリでもない。
だけど、おまえは精一杯がんばる。（※３）
体重は19ストーン。（※４）

おまえは、とびきりの女だ。
とびっきりの女だぜ。

とびきりのロージー、
とびきりのロージー、
とびきりのロージー。
そう、おまえはとびっきりの女だぜ。
あぁ。

ああ、ハニー、おまえならやれる、夜通しやってくれる。
俺をメロメロにするのは、ただ一人、メロメロにするのはおまえだけ。
一晩中ずっーと。
そして24時間ずっとだぜ。
驚くべきことに、
ロージーは決して止まらなかったんだ。

彼女は、とびきりの女だ。
とびっきりの女だぜ。

とびきりのロージー、
とびきりのロージー、
とびきりのロージー。
とびっきりの女だぜ。
イェーイェーイェー。

ああ、おまえは、とびきりの女だ。
とびっきりの女だぜ。

とびきりのロージー、
とびきりのロージー。
おまえは、とびっきりのロージーだぜ。
とびっきりの女、女、女、女、女、イェー、イェー、イェー。

とびきりのロージー、
とびきりの女、
とびきりの
とびっきりの女だぜ。

注釈

※　Rosie：ロージー
　　ボン・スコットがメルボルンのホテルに滞在していた時、パブ巡りに出かけた際に、
　　出会った、ロージーという名の太ったタスマニア人女性がモデルとされている。
　　ボンは、彼女の身長は約6フィート2インチ（約193cm）、体重は歌にあるように
　　19ストーン（約120kg）～21ストーン11ポンド（約133kg）だったと語っている。

※１steals the show：話題（人気）をさらう

「人気をさらう」の英語は？「steal the show」の意味と使い方

イベントなどで、あるパフォーマーや出来事が他のものよりも際立って注目を集め、「人気をさらう」ことがあります。この表現を英語で伝えるには、主に「steal the show」というフレーズが使われます

※２ 42インチ＝106.68㎝
　　 39インチ＝99.06㎝
　　 56インチ＝142.24㎝

※３give it all you got：精一杯頑張って

精一杯頑張れを英語で教えて!

Give it all you got. 直訳すると「あなたの持つ全てを与えろ」というニュアンスで、こちらは「精一杯頑張って」や「全力/最善を尽くして」という意味となります。ここ1番！という状況で、相手を応援したい時にぜひ使ってみてください。

※４ 19ストーン=120.66キロ

Lyrics : AC/DC "Whole Lotta Rosie"

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その他動画

公式音源はこちらで、、、

AC/DC - Whole Lotta Rosie (Official Audio)

ブライアン・ジョンソン（Vo.）のライブはこちらで、、、

AC/DC - Whole Lotta Rosie (Live At River Plate, December 2009)

ライヴ・アット・リヴァー・プレート [ AC/DC ]

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解説・解釈

無性に、アンガス・ヤングのテンション高過ぎなパフォーマンスが観たくなった♪

この曲、前ヴォーカルで1980年に亡くなったボン・スコットが、生前に出会った、

ロージーという名の豊満な女性がモデルとなったようで、歌詞に出てくるサイズ感が、

掴みにくいので、、センチメートルにすると、3サイズ？「107の99の142」で、

体重は、121㎏ということになる。ボン・スコットというか、AC/DCのメンバーって

あまり大きいイメージがないので、簡単に部屋に引きずり込まれそうな気もする。

最近になって、この方、ローズマリー・ガルシアであると特定され、写真が公開されている。

AC/DC「Whole Lotta Rosie」のモデル、ボン・スコットと一夜限りの関係を持った女性ロージーの写真を発掘 - amass

残念ながら、1979年に薬物の過剰摂取により22歳で亡くなっているようです。。

ＳＮＳ情報

AC/DC with Bon Scott performing "Whole Lotta Rosie" live at BBC Sight And Sound In Concert, 1977.#ACDC pic.twitter.com/SzswwyTqAq
— 🎸 Rock History 🎸 (@historyrock_) December 16, 2024

1977年、BBC Sight And Sound In Concertにて
ボン・スコットがパフォーマンスするAC/DC「Whole Lotta Rosie」
のライブ。

There’s A Whole Lotta Rosie in Atlanta tonight #ACDCAtlanta pic.twitter.com/XnubQP5Ezz
— AC/DC (@acdc) September 2, 2016

今夜のアトランタにはロージーがいっぱいだ

参考・出典

「Whole Lotta Rosie」英語版Wikiによると、、

オーストラリアのハードロックバンドAC/DCの曲。1977年3月にオーストラリアで
リリースされたバンドの4枚目のオーストラリアアルバム『レット・ゼア・ビー・ロック』の
8曲目であり、最後の曲。
アンガス・ヤング、マルコム・ヤング、ボン・スコットによって作曲された。

この曲は、歌手（ボン・スコット）がノース・メルボルンのフリーウェイ・ガーデンズ・
モーテルで一夜を過ごした、太ったタスマニア人女性ロージーについて歌っている。
女性の体格を指摘することに加えて、歌手は彼女が今まで経験した中で
最も才能のある恋人の一人だと感じている。

この曲の最初のヴァースでは、ロージーの体格（42インチ、39インチ、56インチ）と
体重19ストーン（266ポンド、121キログラム）が明らかになっている。
しかし、『Live from the Atlantic Studios』のディスクでは、
スコットはタイトルの女性を「…タスマニアデビル…体重305ポンド（138キログラム）…」
と表現しており、これは歌詞の「19ストーン」とは異なる。

1998年、アンガス・ヤングはVox誌のインタビューで次のように回想している。
「タスマニアに行って、ショーの後、ボン・スコットはクラブをいくつか覗いてみると
　言っていた。通りを100ヤードほど歩いたところで、「おい！ボン！」という
　叫び声が聞こえたらしい。周りを見回すとボンの足が見えて、「まあいいか！」と
　思った。彼の話によると、そこにはロージーという女性とその友人がいたらしい。
　二人は彼に酒を勧めていて、ロージーは「今月は有名人と28人と寝たわ」と言い、
　ボンは「ええっ！？」と驚いた。とにかく、翌朝、彼は壁に押し付けられた状態で
　目を覚まし、片目を開けると彼女が友人に寄りかかって「29人！」と
　ささやくのが見えたらしい。大柄な女性について歌を書こうとする人は
　ほとんどいないが、ボンはそれはそれで価値があると言っていた。」

2021年、この曲の主題となっている女性は、イギリス系オーストラリア人の
AC/DCの伝記作家ジェシー・フィンクによって、ローズマリー・ガルシアであると
特定された。彼女はオーストラリア人の売春婦で、スコットがイギリスに行く前に
しばらく会っていた人物である。ロージーは確かにタスマニア州ローンセストンで
生まれ、セントキルダに住み、1979年にメルボルン郊外のプラーンで
22歳で亡くなった。

2023年、フィンクはロージー・ガルシアの最初の写真を公開した。