Nirvana - Lithium - リチウム和訳-[洋楽解説] 月夜ニ君ノ詩想フ♪

ニルヴァーナの「リチウム」なぜか？最近よく見かける単語だな♪♪

2ndアルバム『ネヴァーマインド（Nevermind）』（1991年）より。

Live at Reading 1992

僕は、すっごくハッピーさ。
だって、今日、友達を見つけたんだ。
僕の頭の中にいたんだよ。
僕は、ひどく醜い。けど、いいんだ。だって、君もそうだから。
僕らは、鏡を壊した。
日曜日の朝は、毎日さ。僕の知ったこっちゃないけど、、
そう、恐れちゃいないんだ。
キャンドルに火を点し、ぼーっとしてる。
だってさ、神をみつけたんだぜ。

僕は、ひどく孤独さ。けど、いいんだ。。坊主になったよ。
そして、淋しくなんかない。
そして、多分さ、僕は、聞いてしまった事すべてに、責任があるんだろう。
けど、よくわからない。
僕は、すごく興奮してるよ。君に、あそこで逢うのが待ちきれない。
けど、心配ないさ。
僕は、すごくムラムラしてるよ。けど、いいんだ。。
僕の自制心は、良好だ。

好きなんだよ。。僕は、壊れたりしないさ。
逢いたいよ。。僕は、壊れたりしない。
愛してるよ。。僕は、壊れたりしないさ。
殺したいくらいだよ。。僕は、壊れたりしない。

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ＭＶは、こちらでどうぞ、、、

Nirvana - Lithium (Official Music Video)

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ん、リチウムって金属だったかしら？？電池？？元素記号、H-He-Li-？？

どうやら、主に双極性障害に用いられる気分安定薬リチウム塩の事のようですねぇ。

「リチウム」も「宗教」も、耐えがたい苦悩から逃れるための手段という意味のよう。

「Lithium (Nirvana song)」英語版Wikiによると、、、

カート・コバーンが作詞・作曲した曲。

コバーンによれば、「リチウム」は、
「詩やその他のものを切り取る代わりに、
　書き込もうとして実際に完成させた曲の1つ」だった。

コバーンが説明したように、
「この曲では、男が女の子と友達を失い、陰気な気持ちになっている。
　彼は自殺する前に、神を見つけることにした。
　[宗教]のような悪徳の必要性を理解するのは難しいが、それもありがたく思う。
　人には悪徳が必要なんだ。」

ニルヴァーナ「Lithium」解説：カート・コバーンが経験した残酷な家庭環境と宗教での救い

彼は1992年にこう語っている。

「宗教っていうのは一定の人たちには有効なんじゃないか、と時々思う。
　気がふれてしまわないための最後の頼みの綱として宗教に頼ることはいいことだろ。
　僕のお気に入りの親戚がいて、ミュージシャンだった彼女の家には
　いつも行ったりしてて、とても刺激を受けてた。
　その彼女が自分の人生に本当に幻滅しちゃって、
　自殺まで考えるようになったことがあった。
　僕らは本当に彼女が自殺するんじゃないかと感じてたんだ。
　その彼女は今や新生キリスト教徒になっていて、宗教のおかげで今でも生きている。
　それっていいことだと思うんだ」

一方、曲のタイトル自身も、主人公の精神的状況を示唆している。
「Lithium/リチウム」とは、双極性障害や深刻なうつ病の治療のために、
処方される薬品で、気分を安定させるその効能で、
患者が自殺に踏み切るリスクを減らす効果があることが知られている。

カートのいとこで、精神科の正看護師であるベヴァリー・コバーンは、
かつてカートが双極性障害と診断されたことがあると証言している。