Amy Winehouse - A Song For You - ソング・フォー・ユー和訳-[洋楽解説] 月夜ニ君ノ詩想フ♪

【開／閉】

本日の１曲

本日の１曲

レオン・ラッセル(Leon Russell)の「ソング・フォー・ユー」をエイミー・ワインハウスで。

『ライオネス:ヒドゥン・トレジャーズ（Lioness: Hidden Treasures）』（2011年）より。

歌詞和訳

私の人生と時の中で、とても多くの場所に行ったわ。
たくさんの唄を唄ってきた、いくつかの悪い韻も踏んじゃったよ。
ステージで自分の人生を演じてきたの。
１万人の人々が観てる前で。
けど今、私たちは孤独で、私はあなたのために、この唄を唄ってる。

あなたの私に対するイメージは、私の望んでいるものなのね。
あなたを意地悪に扱ってしまった、分らないの？
ああ、私にとって、あなた以上に大事な人なんていない。
だから、ダーリン、どうか、見抜いてくれないかしら？
なぜなら、私たちは孤独で、私はあなたのために、この唄を唄ってる、そう、そうよ。

あなたは私に、真の貴重な秘密を教えてくれた、なんを差し控えることもなく。
あなたは目の前に現れた、ええ、ベイビー、私、隠れてたわね。
けど今、私はずっとイイ感じになって、自分の言葉と一緒になってゆく。
メロディーを聞いてちょうだい、私の愛がそこに隠れているから。

空間も時もない場所で、あなたを愛しているの。
私の人生のために、あなたを愛している。
あなたは、お隣さんの男の子で、私の友達だから。
そして、私の人生が終わるときに、、
憶えてて、憶えてて、憶えてて、憶えてて、憶えてて。。
一緒にいてちょうだい、私はあなたのため、この唄を唄っていたの、そうよ。

私たちは孤独、そして私は、この唄を唄っていた。
この唄を唄っている、そう、そう、そうよ。
私たちは、みな孤独だった。
そして、あなたのため、私の唄を唄っていたの、あなた、あなた。
私たちは孤独、そして私は、あなたのため、私たちの唄を唄っていたのよ。

[Spoken Outro]
あのね、ダニー・ハサウェイ、のこと、何か知ってる？
ダニー・ハサウェイって、ええと、私のカーリーン・アンダーソンみたいな感じ。
マーヴィン・ゲイみたく、グレートだけど、、
ダニー・ハサウェイ、、彼は、自分を抑えきれない感じ。
彼は、自分の中に何か抱えてた、そうじゃない？

注釈

※１Donny Hathaway：ダニー・ハサウェイ

ダニー・ハサウェイ - Wikipedia

アメリカのソウル・シンガー、ミュージシャン、シンガーソングライター。イリノイ州シカゴ生まれ。幼い頃から聖歌隊で歌い、ピアノを学ぶ。後にハワード大学に進学しクラシックを学んだ。

※２Carleen Anderson：カーリーン・アンダーソン

Carleen Anderson - TOWER RECORDS ONLINE

1957年5月10日生まれ、米・テキサス州ヒューストン出身の女性歌手。本名はカーリーン・カサンドラ・アンダーソン。ジェイムス・ブラウンのJB'sのヴォーカルのヴィッキー・アンダーソンを母、同ピアニストのボビー・バードを父に持つ。

※３Marvin Gaye：マーヴィン・ゲイ

Lyrics : Amy Winehouse "A Song For You"

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その他動画

本家レオン・ラッセルはこちらで、、、

A SONG FOR YOU - Leon Russell & Friends (1971)

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解説・解釈

イントロのピアノがすっごく印象的で美しい。。色んな方が、唄ってるんですが、、

エイミー・ワインハウスのブルージーな感じが、気に入ってしまったのよね♪♪

最後のおしゃべりは、公式音源に入ってます。。エイミーのカバーは、

どうやら、ダニー・ハサウェイのヴァージョンのカバーのようです。

「I」を女性で訳してしまったが、なんの違和感もなくエイミーの唄になってる気もする。

やはり、後世に残り続ける名曲とは、性別に拘らない主人公を描いているのかもしれない。

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参考・出典

「A Song for You」英語版Wikiによると、、、

ロック歌手でピアニストのレオン・ラッセルが1970年にシェルター・レコードから
発売した初のソロアルバム『レオン・ラッセル』のために作詞作曲、録音した曲。

疎遠になった恋人に許しと理解を求める、ゆっくりとした苦しい嘆願である
この曲は、ラッセルの最も有名な作品の1つである。

ラッセルはレコーディングで歌、ピアノ、テナーホルンを演奏している。
この曲は200人以上のアーティストによって演奏、録音されており、
その音楽ジャンルは多岐にわたる。
『エンサイクロペディア・オブ・カントリー・ミュージック』は2012年に
次のように書いている。「1970年、ラッセルはセルフタイトルの
デビューソロアルバムをリリースした。このアルバムには、多才なボーカリスト、
リタ・クーリッジのために書かれた「デルタ・レディ」や
「ア・ソング・フォー・ユー」などの不朽の名曲が収録されている。

1971年 -ドニー・ハサウェイはセカンドアルバム『ドニー・ハサウェイ』に
この曲を収録した。ハサウェイによるゴスペル調の解釈は、この曲を
彼自身のものとして再定義したと高く評価されている。
彼のライブパフォーマンスは衝撃的で、観客に宗教的な体験をもたらした。

1972年 -カーペンターズはこの曲をヒットアルバム『 A Song for You』の
タイトルに使用し、1曲目と最後の曲（リプライズ形式）として収録した。
カーペンターズはレオン・ラッセルの歌詞のアイデアを発展させ、
アルバム全体をコンセプトアルバムとして構築した。この曲自体は、
カーペンターズによってシングルとしてリリースされなかったが、
1972年10月5日に放送されたボブ・ホープのテレビ特別番組で演奏された。

2011年 -エイミー・ワインハウスは自宅で録音したバージョンが、
死後にリリースされたコンピレーションアルバム『Lioness: Hidden Treasures 』
に収録されました。彼女は特にドニー・ハサウェイのバージョンをカバーし、
録音の最後に彼について言及している。