Led Zeppelin - Ramble On - 和訳-[洋楽解説] 月夜ニ君ノ詩想フ♪

レッド・ツェッペリンの「ランブル・オン」♪♪

2ndアルバム『レッド・ツェッペリン II』（1969年）より。。

Live at the O2 Arena 2007

枯れ葉が、道の途中、至る所に落ちている。
おかげさまで、こんな快適な滞在に、とても感謝している。
しかし今、出発の時がきた、秋の月光は、俺の道を照らす。
今のところは、雨の匂いがする、それで痛むのだ、そして俺の道へと続く。
ああ、時折、面倒くさくなってしまう。
しかし、やらねばならないことが一つ、ずっと残されているのだ。

あてなく歩くのだ、そして今こそ、その時、その時は、今なのだ。
己の唄を唄うため、世界中を周わり、女の子を見つけねばならない。
旅の途中、10年前から今日まで、ずっとこうしてきた。
あてなく歩き回って、すべての夢の女王を見つけ出さねばならない。

根を張り巡らす時間はない。
去るべき時が来たのだ。
そして「俺たちの健康」にもかかわらず、千回は呑んだ。
あてなく歩く時がきたのだ。

あてなく歩くのだ、そして今こそ、その時、その時は、今なのだ。
己の唄を唄うため、世界中を周わり、女の子を見つけねばならない。
旅の途中、10年前から今日まで、ずっとこうしてきた。
あてなく歩き回って、すべての夢の女王を見つけ出さねばならない。

俺は、あなたに嘘などつかない。

語られることのない俺の物語、俺の大切な自由。
幾年前の昔だろうか、魔法が、大気を満たしたとき、
モルドール（※１）の最も暗き深淵で、とても清らかな少女に出逢った。
しかし、ゴラム（※２）と邪悪な者が忍び寄り、彼女とともにこっそり逃げた。
彼女、彼女、そう、
ああ、今、できることは何もない。
俺は、やり続けるのだろう。

あてなく歩き、揺り動かすのだ。（己の唄を唄う）
愛しき人を見つけねばならない。
あてなく歩き回り、己の唄を唄うのだ。
己の仕事をし、世界中を旅する。
ベイビー、ベイビー（ランブル・オン）
やるのさ、やるんだ、ベイビー。
俺の心の中の、この感情をは止められない。
愛しき人のことを考えるたび、「別れねばならない」と思う。
愛しき人を探し続けねばならない。
ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー、ベイビー。
愛しき人を探し続けねばならない。
俺、俺の、俺の、俺の、俺の、俺の、ベイビー。
青い鳥が見つからないんだ！
青い鳥の言うことは聞こえたが、青い鳥が見つからない！
俺は、あてなく歩き続けるよ、ベイビー。

※１Mordor：モルドール　『指輪物語』に登場する国名。
　　冥王サウロンが居を構える「影の国」

※２Gollum：ゴラム（ゴクリ）　『指輪物語』の登場人物。
　　本来の名前は「スメアゴル」、一つの指輪の魔力に影響され、
　　狡猾さや残忍さを身に付けてしまい、痩せ細りながらもぎらつくような、
　　渇望に囚われ、ぬらぬらした両生類のような容姿になった。

Lyrics : Led Zeppelin "Ramble On"