ミューズの「ユー・メイク・ミー・フィール・ライク・イッツ・ハロウィーン」 🎃
本日発売の9thアルバム『ウィル・オブ・ザ・ピープル(Will of the People)』より。
あなたは、僕に、鏡をチェックさせた。
自分が逃亡中のように感じさせる。
銃を、どこに隠したんだ?
手には、包丁。
あなたは、毒薬なのか、治療薬なのか?
確信はもてないが。
僕は拘束されてる、抜け出す術がない。
逃げられないのだ。
あなたが明かりを消すと、
まるでハロウィーンのように感じる、ハロウィーンだ。
家の中をコソコソ動き回ると、
まるでハロウィーンのように感じる、ハロウィーンだ。
あなたは、友から、僕を隔離した。
あなたは、家族から、僕を隔離した。
僕は、悲惨だ。
【エル・エヴァンス】(※1)
(私は、あなたの一番のファンよ)(※2)
日々、僕は、ひざまずく。
壁に書いてあるのが、見える。
只今、撤退中。。
僕は拘束されてる、抜け出す術がない。
(逃げるためにできることなど何もない)
逃げられないのだ。
あなたが明かりを消すと、
まるでハロウィーンのように感じる、ハロウィーンだ。
家の中をコソコソ動き回ると、
まるでハロウィーンのように感じる、ハロウィーンだ。
Ahhh
あなたが明かりを消すと、
まるでハロウィーンのように感じる、ハロウィーンだ。
家の中をコソコソ動き回ると、
まるでハロウィーンのように感じる、ハロウィーンだ。
鍵穴には、あなたの眼が見える。
ハロウィンがやってきたようだ。
ハロウィンだ。
取り憑かれるまで、気が休まらない。
僕に、ハロウィーンのように感じさせる、ハロウィーンだ。
【ヴィンセント・プライス】(※3)
(しかし、あなたがこそが管理人だ)(※4)
※1Elle Evans:エル・エヴァンス マシューの妻
※2I’m your number one fan! (私は、あなたの一番のファンよ)
1990年のサイコスリラー映画『ミザリー』からの引用。
#youmakemefeellikeitshalloween https://t.co/GR6E0W8lad
— Matt Bellamy (@MattBellamy) August 26, 2022
※3Vincent Price:ヴィンセント・プライス
※4But you are the caretaker(あなたがこそが管理人だ)
最も有名なスリラー、スタンリー・キューブリックの映画『シャイニング』への言及。
シャイニング 特別版 コンチネンタル・バージョン [ ジャック・ニコルソン ]
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Lyrics : Muse "You Make Me Feel Like It’s Halloween"
Genius Lyrics 注釈によると、、、
この曲は、メガロマニアに続いて教会のオルガンを使用した最初の曲。
NME とのインタビューによると、曲はロックダウン中の家庭内暴力の犠牲者
について語っている。ギター楽器について、マットはさらに次のように説明している。
「ニルヴァーナやカート・コバーン、ジミ・ヘンドリックスなどを聴いて育った。
僕がおそらく最も愛したギタリストはこの二人です。
そして、彼らがギター演奏にもたらした要素は、明らかに素晴らしい
ギター演奏だったが、混沌の要素、わずかに制御不能な要素でもあった。
ときどき編集してしまうと、カオス感が少し失われてしまうことがあるんだ。
それは、僕たちが少しバランスをとろうとしてきたことだ。
すべてを引き締めようとするのはとても魅力的であるため、難しい。
特定のトラックで、それが少しあった。
たとえば、「You Make Me Feel Like It’s Halloween」のような曲は、
よりタイトな曲だ。」
ドミニク・ハワードのインタビューはこちらで、、、
例えば、スティーヴン・キングの作品を参照し、
DV被害者の視点から歌詞を書いたという
「You Make Me Feel Like Its Halloween」は、ハワード曰く
「シティ・ポップ」から影響を受けた一曲。
実際、筆者が7月まで滞在していたロンドンでは、
70年代や80年代の日本のレコードが店頭で売られていることも少なくなく、
彼らがそうしたサウンドを取り入れようと思うのも自然なことのように思える
(ただし、そのサウンドは日本的なソウル?ファンク寄りのものというより、
同時代の英米のシンセ・ポップに近い印象もある)。
クリス・ウォルステンホルムのインタビューはこちらで、、、
メタリックな仮面について、、、
そうだな、これは今回各自の解釈に委ねる数少ない部分のひとつだと思う。
僕からは巨大で反逆的なカルトみたいに見える。
世の中のあらゆる問題に抗って闘っているんだ。
ディストピア的な感じというか、そういういろんなものに抗って
闘いながら僕たちに寄り添っているという。
それで、新しい世界を切り拓こうとしているという感じかな。
わからないけど。ただ、他の人の中には全然違う解釈をする人が
出てくるかもしれないね。僕の個人的な解釈はこんな感じだけど、
Mattの解釈はまた違うだろうし、Domの解釈もまた違うだろうと思うよ。
先程、MVが公開にになったんですが、なるほど『シャイニング』なホテルのイメージかも。
まじ、恐いですねぇ、、狂気の管理人ジャック(ジャック・ニコルソン)。。。(恐)
ここにきて、何故ハロウィン?多分、日本人のお祭り感覚が違うんでしょうな。
アルバムの曲順にMV観なおしてみましたが、なかなか、話しの全貌が掴めません。
真剣に解んなくなってきた。そもそも、このMVシリーズ繋がってるのか?(続く)