ミューズの「ユーフォリア」☆彡
9thアルバム『ウィル・オブ・ザ・ピープル(Will of the People)』(2022年)より。
Official Performance Video
閉鎖せよ、僕らは無気力に成長している。
誰も気にしないのなら、誰が僕らを救うというのか?
僕らに、至福感(※1)を与えてくれ。
疲れ果て、すべてがバラバラに壊れるだろう。
だから、光を照らし、この重い心を温めてくれ。
そして、僕らに至福感を与えてくれ。
気が滅入る。
新しくする必要がある。
達成感が欲しいのだ。
本能的な反応。
至福感を与えてくれ、僕らに、至福感を与えてくれ。
すべて仕事であり、遊びではなかった。
至福感を与えてくれ、僕らに、至福感を与えてくれ。
あらゆる苦痛を、麻痺させる必要があるんだ。
目覚めよ、僕らは落ち着きがなくなってる。
最後の希望であり、あなただけが、僕らを救うことができる。
僕らに、至福感を与えてくれ。
封鎖され、空気を使い果たしてゆく。
だから、火を点けて この情事にひと味添えてくれ。
僕らに、至福感を与えてくれ。
気が滅入る。
新しくする必要がある。
達成感が欲しいんだ。
本能的な反応。
至福感を与えてくれ、僕らに、至福感を与えてくれ。
すべて仕事であり、遊びではなかった。
至福感を与えてくれ、僕らに、至福感を与えてくれ。
あらゆる苦痛を、麻痺させる必要があるのだ。
ユーフォリア、僕らに、至福感を与えてくれ。
すべて仕事であり、遊びではなかった。
至福感を与えてくれ、僕には、至福感が必要なのだ。
あらゆる苦痛を、麻痺させる必要があるんだ。
※1:ユーフォリア、多幸感(たこうかん)
Lyrics : Muse "Euphoria"
この曲は、アルバムの後半、最後から2曲目の曲なんですが、、
明るめの曲調から、少しは光が見えてくる感じなのかと思いきや??
ユーフォリア(多幸感)を、ひたすら求め、もがき苦しんでいる。
Genius Lyrics 注釈によると、、、
ワーナーのアルバムの要約では、「ユーフォリア」は、
「稲妻ラッシュ」と表現されている。
アレックス・フォン・コーフの Instagram のストーリーでは、
手書きの絵文字で曲を「説明」するときに、これに悪魔の角の絵文字を使用し、
ロック志向のアップビートで高揚感のある、トラックとして
「Euphoria」をほのめかした。
マシュー・ベラミーがインタビューで語ってるんですけど、非常に難しいのです。
「終わりが近づいている」
「何の終わりかって話だよね?人類の終わりではない。
世界の終わりじゃないことも間違いない。
進化の終わりでないことも間違いない。
実際には正直言って人間性の終わりですらないよね?
でも、何かの終わりなんだ。文明の何らかのサイクルの終わりなんだ」
「ともあれ、ものすごい大転換になるだろう。
経済の崩壊・転換・再生、エネルギーの完全移行。
今僕たちが取り組もうとしているのは、要はそういうものなんだ。
破壊的な過渡期なんだよ」
「不安な時代というのはチャンスでもあるんだよね」
「もしかしたら、素晴らしい新しい政治体制や、
よりよい社会経済構造への窓になるかもしれない。
いい変化というのはあり得ると思うけど、問題なのは、
独裁主義者が破壊を利用できることを分かっているということなんだ」
・・・っと、すっごい政治的な話になってるわけで、、(この記事、まだ前編)
マシューって、問題意識が高い方なのね。自分の意識の低さが恥ずかしくなる。
この壮大で難解なストーリーは、近年まれにみる、幾多の社会不安から、
きているのだということだけは、確かなようである。。まだまだ、続く??