本日の1曲
ザ・ナインティーンセヴンティファイヴの「ルッキング・フォー・サムバディ(トゥ・ラブ)」❤5thアルバム『ビーイング・ファニー・イン・ア・フォーリン・ランゲージ
(Being Funny In A Foreign Language 邦題:外国語での言葉遊び)』。
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歌詞和訳
野原を駆け抜ける、誰か。誰かは、家にいた方がよかった。
誰かが、知り合いになったであろう誰かの遺体を拾ってる。
欲望が欠如してる、誰か。
君が、ファ◎クしないタイプ。
手に銃を持った、至高の紳士は、愛する誰かを探してる。
愛する誰かを、探してる。
愛する誰かを、探してる。
僕は、彼が女々しい奴だって、分からせたい。
あいつを、うまくぶちのめしたい。
競争相手を粉砕したい、男らしくぶっ殺しに行く。
「押しのけたくないなら、押し方を示すべきだ。」とは、
すでに地獄に落とされた若者の言葉、、愛する誰かを探してる。
愛する誰かを、探してる。
愛する誰かを、探してる。
ああ、みな走った、ああ、みな逃げた。
僕が、愛する誰かを探していたとき、みんながどんな風に逃げたのか見てたはず。
君は、それを見てたはずだ、全部、バン、バン、バン、バンだった。
愛する誰かを、探してる。
ああ、みな走った、ああ、みな逃げた。
僕が、愛する誰かを探していたとき、みんながどんな風に逃げたのか見てたはず。
君は、それを見てたはずだ、全部、バン、バン、バン、バンだった。
愛する誰かを、探してる。
野原に横たわっている、誰か。
誰かが、電話で泣いている。
誰かが、知り合いになったであろう誰かの遺体を拾ってる。
多分、僕らは、欲望が欠如してる。
多分、すべてめちゃくちゃだ。
でも、計画的をもって銃を手にした少年は、愛する誰かを探していたんだ。
(Hey, yeah, woo)
愛する誰かを、探してる。
愛する誰かを、探してる。
ああ、みな走った、ああ、みな逃げた。
僕が、愛する誰かを探していたとき、みんながどんな風に逃げたのか見てたはず。
君は、それを見てたはずだ、全部、バン、バン、バン、バンだった。
愛する誰かを、探してる。
愛する誰かを、探してる。
愛する誰かを、探してる。
Lyrics : The 1975 "Looking For Somebody To Love"
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公式音源はこちらで、、、ライブはこちらで、、、
解説・解釈
この題名と明るくポップな曲調なので、ハッピーなラブソングだと思い込んでた。どうやら、「男らしさ」と「銃乱射事件」を歌った、ダークなものだった?!
「男らしく?」銃を「バンバン」乱射しながら、愛する人を探し求める少年。。
みなが逃げまどい、遺体が横たわる惨状、彼を突き動かしたのは何だったのか??
SNS情報
Looking For Somebody (To Love) #the1975 #bfiafl #timslisteningparty https://t.co/njz2uSaRYb pic.twitter.com/tfQvC3zu5r
— The 1975 (@the1975) October 14, 2022
参考・出典
Genius Lyrics注釈によると、、、Apple Musicで、次のように語っている。
「銃について話すなら、おそらく僕が最も理解している、
または共感していることについて話すのが良いだろう。
つまり、僕らが若い男の子に提供する唯一の単語、または語彙は、
そのような暴力と破壊の1つであるということ。
「押しのけたくくないなら、押し方を示すべきだ。」という歌詞がある。
僕が言っているのは、この危機を解決しようと努力せねばならないということ。
そして、彼らとのコミュニケーション方法に取り組まなければ、
有毒な男らしさは、避けられない。」
こちらの記事によると、、、
大抵の場合、問題に直面した愛とは、現代における男らしさ(masculinity)
という概念の危機と同意義だ。
思いを寄せる女性と交際できない男性の末路を描いた『ブラック・ミラー』の
エピソードにマッチしそうな、ダークでアップビートな80s調の
「Looking for Somebody to Love」には銃乱射事件や暴力の描写が見られる。
我々は見過ごされている危険な男らしさや暴力が存在する一方で、
豆乳たっぷりで無害かつ当たり障りもない男性も存在するという
事実について話し合った。
アンチフェミニストを標榜し過激化する若い男性たちが急増するなかで、
正しい男らしさを示すには何をすればいいのか?
「左翼よりも右翼の方が若い男性たちをうまく囲い込んでることは知ってる。
典型的な左派である僕のような人間には、不思議に思えて仕方ないよ。
左派には正しい男らしさっていう概念が見当たらないけど、
右派にはものすごく明確な形で存在してるから」とマシューは話す。
「『男らしくあること』を解体のメタパフォーマンスの一部と捉えていない
男性が考える、正しい男性像ってどういうものなんだろう」
とマシューは問いかける。
「男らしさの様々な形の中で、世間から唯一讃えられているのは、
その概念を解体しようとするものだ。要するに、ドレスを着ることさ。
理想的な男性像のイメージを破壊しようとし、
その姿勢が讃えられていなければ、
男らしくあろうとすることに意味なんてないのかもしれない」