アデルの「アイ・ドリンク・ワイン」🍷
4thアルバム『30』(2021年)より。
Live at The BRIT Awards 2022
どうして、他の誰かのする選択に、そんなに制限されるようになるのだろうか?
どうして、私たち二人は、好きじゃない人のバージョンになってゆくのだろうか?
私たちは、世界に恋してるけど、世界は、私たちを落胆させたいだけ。
頭の中に理想を置くことで、どういうわけか、私たちの心を腐敗させる。
子供の頃、ありとあらゆるものが、私を感動させた。
楽しみのために、全てを吸収してたけど、今はワインを浴びるだけ。
みな一生懸命だって言う、あなたも一生懸命働く、犠牲の中でバランスを見つける。
それでも、本当に満足している人を、私は誰も知らないわ。
私が登り続けようとしてるって、あなたは信じたほうがいい。
けど、私たち、高く登れば登るほど、二人とも混乱しているように感じるわ。
だから、自分自身を乗り越えることを学びたいの。
他の誰かになろうとするのはやめる。
だって、私たちは、無償で互いを愛することができる。
誰もが何かを欲しがる、あなたは、ただ私が欲しいだけ。
なぜ、自分でコントロールできないことに、執着しているのだろうか?
なぜ、知りもしない人に、同意を求めているのだろうか?
こんな狂った時代に、固執できる何かを見つけたいと願ってる。
なぜなら、自分の人生に、何らかの大意、本物の何か、真実を感じる何かが必要だから。
あなたのために私がずっと泣いてきたのを、もっと信じたほうがいい。
満潮よ。
だって、私は、ヤバイほど、あなたが欲しいけど、
あなたは、火を持って火を制すことはできない。
Oh-oh, oh-oh
自分自身を乗り越えることを学びたいの。
他の誰かになろうとするのはやめる。
ああ、私はあなたを愛したいだけ、無償で愛したいだけ。
誰もが、私から何かを欲しがる、あなたは、ただ私が欲しいだけ。
聞いて、どこまで落ち込めるか分かってるわ、私が得るのと同じくらい良いものを与える。
あなたは、そのすべての矢面に立つ、なぜなら、私に残されたのはあなただけだから。
ゆくゆくは、私たち二人とも、平穏を見つけることを願ってる。
時には、あまり旅行者の訪れない道路こそ、残された最良の道なのよ。
そうね、自分自身を乗り越えることを学びたいの。
他の誰かになろうとするのはやめる。
ああ、私はあなたを愛したいだけ、無償で愛したい、そうよ。
誰もが、私から何かを欲しがるから。あなたは、ただ私が欲しいだけ。
私が登り続けようとしてるって、あなたは信じたほうがいい。
けど、私たち、高く登れば登るほど、二人とも混乱しているように感じるわ。
「私が感じてる唯一の後悔は、、
違う時期だったらよかったのに、ってことだけ。
私の人生で、最も激動の時期。
どうして、私が、あなたをそこに置くというの?
それは、話さなければならない、ひどく重苦しいことなのよ。
けど、あの時期のせいで、とても楽しかったことでさえもそうなる。
私には、続けて、彼と新しい思い出を作ることはできなかった。
そこには、大きな嵐の中での記憶があるだけ。」
Lyrics : Adele "I Drink Wine"
30 (完全生産限定盤) [ アデル ]
posted with カエレバ
MVはこちらで、、、
最後に「セリフ」が入っていたんですねぇ。。"父の死"と、"離婚"という、、
激動の時期を、乗り越えた今だからこそ、語れる言葉なのかもしれない。。
ワインを堪能するじゃなくて、に溺れるって唄のようですね、ん、私のこと?!(笑)
こちらの記事によると、、、
「I Drink Wine」の歌詞は、母と離婚していた父のマーク・エヴァンスが亡くなり、
元夫のサイモン・コネキと離婚した後、アルコールをやめた理由についてである。
「私は飲むのをやめたの」とアデルは言った。
「それは、自分自身を本当に知るための素晴らしい方法の一つよ。
ただの水を飲んで、何よりも冷静になること。」
オプラ・ウィンフリーがアデルの「アルコールとの魅力的な関係」に言及したとき、
グラミー賞こそが、アルコールがまったくもって真実であると述べた。
「アルコールは、私の父を連れ去ったから。」と彼女は言った。
アデルの父親であるマーク・エヴァンスは、2021年5月に、
自分の父を殺したのと同じ病気である腸がんで亡くなった。
3歳のときに母親のペニー・アドキンスと離婚した後、アデルは、
アルコール依存症に苦しんでいた父親とは疎遠になった。
2016年の"The Sun"とのインタビューで、エヴァンスはアデルに、
アルコールとの闘いの中で、自分がどれほど「腐った」父親だったか謝罪した。
「彼女が本当に私を必要としていたとき、私は腐った父親だった」と彼は当時を語る。
「毎日2リットルのウォッカと7~8パイント(≒500ml)のステラ(ビール)を片付けてた。
そんな風に3年間飲み続けた。どのように生き延びたことか、神のみぞ知るだった。
自分がどうなるかを深く恥ずかしく思った。
そして、自分がアデルのためにできる最も親切なことは、その状態の私を、
見せないようにすることだとわかっていた。」
Genius Lyrics 注釈によると、、、
2021年11月のローリングストーン誌でのアデルのインタビューによると、、
「I Drink Wine」は、「自分のエゴを捨てることについての歌」と説明されていた。
70年代のエルトン・ジョンとバーニー・トーピンの傾向をほんの少し備えている。」
アデルは語った:
私は、人生のその時期にあらゆることを、とても個人的に受け取った。
だから、「自分を乗り越えることを学べばいいのに」という歌詞は、
「一度やったら、あなたに私を愛してもらうことができるかもしれない」のようなもの。
さらに、アデルは、すべてのコーラスが異なって歌われる
「バリー・マニロウトリック」を引っ張ってきたと言ったと報告されてる。
彼女はバック・ボーカルを録音しながら、さまざまなキャラクターを演じて、
60年代の皮肉な雰囲気を与えた。
「私が話していることのいくつかは、本当に多くの人々の胸にグッとくるので、
それほど威圧的にしなかった。」
確かに60,70年代の雰囲気が似合うのよ。若い頃からアデルっていくつ?って感じだったけど、
ますます、いい感じに女っぷり?が上がってる。多分、離婚も悪いことばっかじゃないのさ?!