本日の1曲
U2の「インヴィジブル」♪♪再録音アルバム『ソングス・オブ・サレンダー (Songs of Surrender) 』(2023年)より。
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Bono, The Edge & Friends 'Invisible' From Bono & The Edge:A Sort of Homecoming, with Dave Letterman
歌詞和訳
煙が晴れた部屋のようだ。君が壊した心など必要なかった。
君が取っておけばいい。
君には、ただ一つ必要なのかもしれない。
やっと、本当の名が分かったよ。
再び君が僕に会うときには、僕は僕じゃない。
いや、父の息子にはならない。(※1)
僕は、君が知る以上だ。
君がここで見る以上だ。
君がそうさせてくれる以上だ。
僕は、君が知る以上だ。
魂の中の肉体、
君には見えないが、そうだろう。
僕は、目には見えないんだ。
(そうなんだ、
僕は、目には見えない世界にいるんだよ)
夢は見ない、ほとんど見ない。
それほど、君のことを考えやしない。
まったくもって、考え始めない限りは、、
あの凍てついた日々、全て、
そして、君の氷りついた道、
雪のように、君の顔を溶かしてしまう。
僕は、君が知る以上だ。
君がここで見る以上だ。
君がそうさせてくれる以上だ。
僕は、君が知る以上だ。
魂の中の肉体、
君には見えないが、そうだろう。
僕は、目には見えないんだ。
ここにいるよ。
彼らというものは存在しない。
彼らというものは存在しない。
僕らしかいない。
僕らしかいない。
彼らというものは存在しない。
彼らというものは存在しない。
僕らしかいない。
僕らしかいない。
彼らというものは存在しない。
彼らというものは存在しない。
君しかいない。
そして、僕だけがいる。
彼らというものは存在しない。
注釈
※1ボノの本名は、ポール・デイヴィッド・ヒューソン「ボノ(Bono)」とは地元ダブリンでつるんでいた少年グループ内で
付けられたニックネームであり、友人のグッギ(Guggi[注 1])が命名した。
由来はダブリンの中心街にあった補聴器店の店名
「ボナ・ヴォックス(Bonavox)」で、縮めてボノになった。
Lyrics : U2 "Invisible"
ソングス・オブ・サレンダー (デラックス)<初回限定盤> [ U2 ]
posted with カエレバ
その他動画
MVはこちらで、、、当初のライブ映像はこちらで、、、
解説・解釈
久しぶりに、ボノの声を聴きたくなったんですが、、鼻声だっけ??
まあ、少々こもった感じはあるかもな、ボノの場合は、強さが好きなんだよ。
ボノとジ・エッジのドキュメンタリーが、配信されていたようです。
この曲は、父親との関係と、ロンドンに出て行った駆け出しの頃の経験から、
あらゆる障壁を取っ払うことを歌っているらしい。。ああ、ボノ哲学?!
参考・出典
「Invisible (U2 song)」英語版Wikiによると、、、「インビジブル」は、2014年 2月 2日にシングルとしてリリースされた。
この曲は、スーパーボウル XLVIII のテレビ広告で発表され、
iTunes Storeで2月3日まで無料のデジタルダウンロードとして曲を提供された。
トラックのダウンロードごとに、バンクオブアメリカは、ボノが共同設立した
HIV/AIDSと闘う組織(RED)に 1ドルを寄付した。
歌詞は、聴衆に注目されたいという願望を持ってロンドンで演奏するため
家を出たグループの初期の経験と、ボノと父親との激動の関係に触発された。
ボノは後に、歌詞について説明し、父親との関係に触発されたと説明した。
ボノは、ステージネームを持ち、父親の姓であるヒューソンでは、
世界に知られていないことが、父親を傷つけたと述べた。
これは、「やっと本名を見つけた」や「いいえ、父の息子にはならない」
などの歌詞に反映されている。
ボノは、「君は僕を見ていないが、君はそうするだろう/僕は見えない」
というセリフは、父親に自分の気持ちを表現する際の過大な償いであった
可能性があるとコメントした。
「彼らはいない/僕たちだけがいる」という行は、彼らを聴衆から隔てている
障壁を打破しようとするバンドの試みを表すことを意図していた。
こちらの記事によると、、、
『ローリング・ストーン』誌との取材にボノは"Invisible"について
あらゆる障壁を取っ払うことを歌っていると説明している。
さらに「There is no them」(彼らというものは存在しない)という
コーラスについては、
「オーディエンスというものが存在しないという意味なんだよ。
あるのはきみと僕とわたしたちだけだということなんだ。
俺たちが演奏する時にはね。
それがいかにすごいことかっていうことなんだよ」
と説明した。
さらにジ・エッジも次のように"Invisible"について語っている。
「元々はストレートなロック・ソングだったんだよ。
ロサンジェルスにいた時に僕が取りかかったデモで、
ちょっとラモーンズのような感じだったんだ。
それをダブリンでバンドに聴かせて、一回丸裸にしてみせて、
いろんなアレンジを試してみたんだけどね。
でも、どれもよさげなんだけど、決め手には欠けていてね。
その後、ブライアン(・バートンことデンジャーマウス)とやってたら、
エレクトロニカ的な美学を持ったアレンジに行き着いたんだ。
その地点に来てみると、ボノも歌い手としてこの曲を摑むことができて、
これはちょっと新しい境地だと感じ取れたようなんだよ」