本日の1曲
フー・ファイターズの「アスキング・フォー・ア・フレンド」🗻ニューシングル、2025年 10月23日リリース。
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歌詞和訳
また逢う日まで、約束は取っといてくれ。とことん最後まで(※1)、約束はすべて取っといていいんだ。
現実とは何か?友が聞きたがってる。(※2)
現実とは何か?友が聞きたがってるんだ。
それとも、これで終わりなのか?
理由を聞かせてくれ、兆しを見せてくれ。
最も醜悪な真実か、最も綺麗な嘘か。
色あせてゆくのを感じてる、君に消えてゆく。
祈るべき何かを探し続けてる、必要としている言葉を、
君の不安を払拭するため。
不安を取り除くのだ。
また逢う日まで、約束は取っといてくれ。
とことん最後まで、約束はすべて取っといていいんだ。
現実とは何か?友が聞きたがってる。
現実とは何か?友が聞きたがってるんだ。
それとも、これで終わりなのか?
君が孤独なとき、俺は君の一部なのか?
君の一部なのか?
君の一部なのか?
君は独りじゃない、俺は君の一部だ。
君の一部なんだよ。
離れてるときでも、、
すり減っていくのを感じるよ、君を使い古してゆく。
祈るべき何かを探し続けてる、必要としている言葉を、
君の不安を払拭するため。
また逢う日まで、約束は取っといてくれ。
とことん最後まで、約束はすべて取っといていいんだ。
現実とは何か?友が聞きたがってる。
現実とは何か?友が聞きたがってるんだ。
それとも、これで終わりなのか?
理由を聞かせてくれ、兆しを見せてくれ。
最も醜悪な真実か、最も綺麗な嘘か。
君を重荷から解放する、俺が与えるものを持って行け。。
今すぐ奪い去れ、生きることの承認を、、
また逢う日まで、約束は取っといてくれ。
とことん最後まで、約束はすべて取っといていいんだ。
現実とは何か?(約束は取っといて)
友が聞きたがってる。
現実とは何か?(約束はすべて取っといて)
友が聞きたがってるんだ。
それとも、これで終わりなのか?
注釈
※1'til the bitter end:最後の最後まで「to the bitter end」の意味・使い方・表現
最後の最後まで、とことん(まで)、死ぬまで 表現パターンto [until] the bitter [very] end
※2asking for a friend:
本当は自分が聞きたいのに、友達のために聞いてるという
ニュアンスが含まれる。
小沢健二さんが教える英語の表現『asking for a friend(友達のために聞いてます)』
英語にも、直接的でない表現があります。例えば”asking for a friend”「友達のために聞いてます」。これは大概、友達のためではありません。例えば「レゴが尻の穴に入った場合、どうしたら取れますか?友達のために聞いてます」なら、レゴが入っているのはその人。助けを呼んでいます。
Lyrics : Foo Fighters "Asking For A Friend"
解説・解釈
フー・ファイターズの新曲がリリースされていた♪うぉっ、このヘヴィーさがたまらない❣デイブ・グロールから、メッセージも公開されているんですが、物語のように始まる。
その舞台となるホテルは日本!富士山の絶景をまじかに臨む河口湖のほとり。
あいにくの雨模様で、その姿を現さない巨大な山を、静かに辛抱強く待つデイブ。
時差ボケに見舞われ、ひと眠りした後、また見張りを始める。。すると、、
雨が小降りになり、風向きが変わり、時折、かすかに鋭い山の輪郭が現れたが、
すぐさま、霧と雨のベールに覆い隠された。。ひたすら忍耐、試練のとき。。
やがて夜空に星が輝き、霧が晴れると…そこに巨大なシルエット現れたのである。
いやぁ、なんという素晴らしき情景描写なんでしょ。日本人として誇らしくなる。
まあ、あのフジロック・フェスティバルって、1997年山梨県の富士天神山スキー場で
一度だけ開催されたみたいで、1999年以降、新潟県湯沢町の苗場スキー場での
開催になっちゃってるんで、残念ながら、富士山は見えないわね。。それにしても、
そこまで敬意をもって、霊峰富士を体験して頂けたこと、デイブに感謝したい🗻
SNS情報
Asking For A Friend is out now!!!https://t.co/vIYcO5flQS
— Foo Fighters (@foofighters) October 23, 2025
Since our return to the stage in San Luis Obispo five weeks ago, we have been reminded of why we love and are forever devoted to doing this Foo Fighters thing. From reuniting as a band and staring at a list of 30 years… pic.twitter.com/Yp7gbk9NK8
「Asking For A Friend」がリリースされました!!!
5週間前にサンルイスオビスポでステージに復帰して以来、
俺たちはなぜフー・ファイターズとして活動することにこれほどまでに情熱を注ぎ、
永遠にこの活動を続けていきたいのかを改めて実感しています。
バンドとして再集結し、30年分の楽曲リストを見ながら演奏を練習したり、
唯一無二の才能を持つイラン・ルービンがドラムを担当してくれるという
素晴らしい恵みを受けながら楽曲を再構築したり、
素晴らしいファンのみんなと再び繋がり、会場の規模に関係なく、
持てる力のすべてを出し切って演奏したり…
ファンのみんながいなければ今の俺たちは存在しないからです。
俺たちには揺るぎない絆があります。
そして、ついに地平線から太陽が昇り始めました。
この景色を親しい友人と分かち合うこと以上に素晴らしいことがあるでしょうか?
1992年、俺はシアトルのオフ・ランプで伝説的なバンド、カイアスを初めて観て、
ジョシュ・オムに出会いました。彼らは友人の友人だったのですが、
すぐに彼らのアルバム『Blues for the Red Sun』は
その夏のサウンドトラックになりました。
33年後、多くの道のりを経て、俺は親愛なる友、ジョシュと
人生で最も充実した音楽的な瞬間をいくつも共有してきました。
俺たちが共に作り上げてきた音楽を超えた、生涯にわたる絆です。
だからこそ、彼の偉大なバンド、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジと
共にこの次の章を分かち合えることを心から嬉しく思います。
気をつけてね。
しかし、パット、ネイト、クリス、ラミ、イラン、そして俺が作った
新しい音楽がなければ、このすべては完成しません。
「Asking for a Friend」は、寒さの中で辛抱強く待ち続け、
希望と信念を頼りに地平線に光が差し込むのを待っている人々のための歌です。
太陽が再び輝くまで、願いを胸に抱きながら「証拠」を
探し求める人々のための歌です。
これからリリースされる多くの曲の一つです…
デイヴ
DO YOU LOVE ROCK AND ROLL???
— Foo Fighters (@foofighters) October 23, 2025
JOIN US AT THE TAKE COVER TOUR 2026
Sign up for the presale here: https://t.co/5KkfyLCLGx pic.twitter.com/EA4B9ShqA1
参考・出典
こちらの記事によると、、、
フー・ファイターズ、ニュー・シングル“Asking For A Friend”の音源を公開 | NME Japan
フー・ファイターズはニュー・シングル“Asking For A Friend”を公開して、2026年に北米でスタジアム・ツアーを行うことを発表している。...
フー・ファイターズはニュー・シングル“Asking For A Friend”を公開して、
2026年に北米でスタジアム・ツアーを行うことを発表している。
「“Asking For A Friend”は寒いなかで希望と信念を頼りに地平線から
太陽が現れるのをじっと待つ人のための曲なんだ」
とデイヴ・グロールは述べている。
「太陽が再び降り注ぐまで、願いにしがみつきながら“証”を探している。
これからリリースされていく多くの楽曲のうちの一つだ」
デイヴ・グロールは河口湖畔のホテルで富士山が現れるのを待った体験を
振り返りつつ、次のように述べている。
「5週間前にサン・ルイス・オビスポでステージに復帰してから、
フー・ファイターズをやっていくことをなぜこんなにも愛していて、
ずっと身を捧げてきたのかを思い出すことになった」
「Asking for a Friend」 A letter from Daveによると、、、

Asking for a Friend
A letter from Dave
「明日は空が晴れて見えるといいですね。
本当に美しい景色ですよ」
とコンシェルジュは少し残念そうな口調で言った。
私は微笑み、ホテルの屋外テラスに出て、午後の柔らかな雨の中を歩いた。
眼下に広がる河口湖の穏やかな水面を見つめると、遠くにぶ厚く、
突き抜けることのできない悪天候の壁が見えた。
日本最大の山であり、世界で最も雄大な自然の驚異の一つ富士山が、
雲の向こうのどこかで、輝かしい眠りに隠れているのがわかった。
地図、パンフレット、写真のどれを見ても、
ホテルからすぐそこに富士山があるように思えた。
ここ28年間、フー・ファイターズ、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ、
ゼム・クルックド・ヴァルチャーズと共に、かの有名なフジロック・フェスティバルに
何度も出演してきたので、その伝説はよく知っていた。
ただ、実際に目で見ることはできなかったのだ。
夜が更け、ホテルのバルコニーで霧と冷気の中、静かに座り、
雲が晴れるのを待ちながら、あの巨大な怪物が本当に存在する
という証拠を期待していた。しかし、時間が経つにつれ時差ボケがひどくなり、
明日は晴れて願いが叶うかもしれないと願いながら、ベッドへと向かった。
数時間眠った後(私のことをよく知っている人なら、睡眠アレルギーなのは
ご存じだろう)厚手の毛布をかけてバルコニーに戻り、再び見張りを始めた。
山が姿を現す瞬間をリアルタイムで目撃しようと
(これも私のことをよく知っている人にはお馴染みの特質です)決意していた。
しかし…動きがあった。雨が小降りになり、風向きが変わったことで、
湖にかかる霞と霧の層が裂け始め、時折、輪郭のかすかな鋭い角が現れたが、
すぐにまた霧と雨のベールに飲み込まれてしまった。どんなに苛立たしくても、
私は諦めたり屈したりしなかった。辛抱強く座って待った。
いわば信仰の試練だ。
やがて夜空に星が輝き、霧が晴れると…そこに現れた。
暗闇にそびえ立ち、その巨大さに息を呑んだ。畏敬の念に打たれた。
これまで何度も見てきた、圧倒的な麓に立つよりも、この距離から見ると、
はるかに大きく、そして鮮明に見えた。その巨大なシルエットに畏敬の念を抱き、
願いが叶った瞬間、胸が高鳴り、深い感謝と謙虚さに満たされた。
確かな証拠が手に入ったのだ。
これほど巨大なものの影に、自分がいかに小さく感じられたことか。
私は何時間も座って、すべてを眺めた。
太陽が昇り始め、東の地平線がゆっくりと輝き始めると、
空に稲妻のような閃光が見え、流れ星が山の頂上を横切った。
新たな願い事をして、一日を始めた。まさにセレンディピティだ。
(serendipity:思いもよらなかった偶然がもたらす幸運)
雲がゆっくりと晴れ、人生が見えてくると、感謝すべき理由がたくさんある。
そして謙虚な気持ちになれる。私はそれを知っているし、毎日感じている。
(後半はSNSに同じ)
デイブ




