本日の1曲
イーグルスの「ならず者(デスペラード)」🤠2ndアルバム『ならず者(Desperado)』(1973年)より。
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Live from Melbourne歌詞和訳
デスペラード、どうして正気に戻らないんだ?もうずいぶん長いあいだ、馬に乗って柵を調べてる。
ああ、頑固者なんだな、でも、君なりのわけがあるのはわかるさ。
君を喜ばせるものでも、どういうわけか傷つけてしまうこともあるんだ。
ダイヤのクイーンなんか引くなよ、ボーイ。
それを引いたら、負けてしまうかもしれない。
ハートのクイーンがいつも最善の賭けだと知ってるはず。
今、良いカードに思えるカードが、テーブルの上に置かれたとしても、
君は、獲ることのできないカードばかり欲しがる。
デスペラード、君は、もう若くはない。
傷ついて、お腹をすかして、家に戻るだけ。
そして自由、ああ、自由、まあ、そう言う人々も多少いるけど、
君はこの世の中を、たった独りで歩く囚人のようだ。
冬が来れば、足が、かじかんでしまわないか?
空には雪も降らない、太陽も輝かない。
昼間から夜の訪れを知るのも難しい。
気分の浮き沈みも失くしてしまい、
感情がなくなってしまうなんて、可笑しいだろう。
デスペラード、どうして正気に戻らないんだ?
柵から降りて、扉を開けるんだ。
雨かもしれない、けど、君の上には虹もかかるさ。
誰かに、愛されてみるのがいいよ。(誰かに愛してもらう)
誰かに、愛されてみるのがいい、手遅れにならないうちに。
Lyrics : Eagles "Desperado"
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公式音源はこちらで、、、ドン・ヘンリーの最近のライブは、、、
解説・解釈
孤独な男の背中が見えてくる。後ろから抱きしめてあげたい感じでしょうか?(笑)「デスペラード(Desperado)」って、「ならず者」と訳されるわけですが、
そもそも、昨今、あまりお目にかからない言葉かもしれない。。
・・・っと、かなりヤバイ悪人のイメージになってしまうんですが、、
このデスペラードって、どこか愛されキャラで、そんなに悪人な感じがしない。
アルバムのコンセプトとなったドゥーリン=ダルトン・ギャングって、もちろん悪人
なんだが、ビル・ドゥーリンは多くの人に愛されていたようでもある。(後述Wiki)
SNS情報
The Wild Bunch, also known as the Doolin–Dalton Gang or the Oklahombres
— Legends of The Old West 🤠 (@WesternLegends) December 7, 2023
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– Available Here: https://t.co/xmfo84PLnJ
- #oldwest pic.twitter.com/bYFU4kg2RW
ワイルドバンチ、別名ドゥーリン・ダルトンギャング団、オクラホンブレス
参考・出典
アルバム『ならず者(Desperado)』Wikiによると、、、西部開拓時代のならず者をテーマにしたコンセプト・アルバム。
アルバム全体を通して、イーグルス扮するドゥーリン=ドルトン・ギャングの
盛衰が描かれる。
この「ドゥーリン=ダルトン・ギャング」とは、元祖ワイルドバンチのことで、、
1893年に“ビル”ウィリアム・ドゥーリンによって結成され、インディアン準州に
本拠地を置き、銀行強盗、店の強盗、列車強盗、法執行官殺人で、
カンザス州、ミズーリ州、アーカンソー州、オクラホマ準州を恐れさせた。
ビル・ドゥーリンは昔ダルトン・ギャングのメンバーだったり、
カンザス州やチェロキー・アウトレットでカウボーイをしていたりした。
いくらかはロビン・フッドのイメージも持たれていた。多くの人に愛され、
ドゥーリンとその一味は法の目をかいくぐり相当の援助を受けていた。
「ならず者 (曲)」Wikiによると、、、
作詞作曲はドン・ヘンリーとグレン・フライ。
リード・ボーカルと作詞はヘンリーが務め、当時26歳の彼が友人へ綴った、
非常に内省的なものになっている。
「Desperado (Eagles song)」英語版Wikiによると、、、
ヘンリーによると、「デスペラード」は1968年に書き始めた曲に基づいており、
スティーヴン・フォスターの古い曲のスタイルで書かれていた。
この曲はもともとレオという友人について書かれており、冒頭の歌詞は
「レオ、なんてことだ、どうして正気に戻らないんだ…」だった。
1972年、ロンドンで 最初のアルバム「イーグルス」をレコーディングした後、
グレン・フライとヘンリーは一緒に曲を書こうと決め、
ロンドンから戻って1、2日で「デスペラード」を書いた。
ロサンゼルスのローレル・キャニオンにあるヘンリーの自宅で行われた
最初の作曲セッションで、ヘンリーはフレイに未完成版の曲を聞かせ、
「これを演奏して歌うと、レイ・チャールズやスティーヴン・フォスターを
思い出すんだ。本当に南部ゴシック調だけど、
もっとウエスタン風にするのは簡単だ」と語った。
ヘンリーによると、フレイは「すぐに飛びついて、空白を埋めて構成を作り」、
その曲は「デスペラード」になったという。
ヘンリーは、こうと付け加えた。
「それが私たちの作曲パートナーとしての始まりだった...
その時私たちはチームになったんだ」
気になるカバーバージョン
カーペンターズがカバーしてる♪邦題は「愛は虹の色(デスペラード)」。カーペンターズに至っては、、ギャング団のことはすっかり忘れてしまう?!
カーペンターズ歌詞和訳一覧
(2008/08/06 の投稿を更新しました)
18拍手👏ありがとうございました。