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The Doors - Break On Through - ブレイク・オン・スルー 和訳

2024年6月8日

The Doors



本日の1曲

ドアーズの「ブレイク・オン・スルー」👊

デビュー・アルバム『ハートに火をつけて(The Doors)』(1967年)より。


おすすめ動画

Live At The Isle Of Wight Festival 1970

YouTube


歌詞和訳

ご存じのとおり、昼が夜を壊滅させ、
夜が、昼を分裂させる。
逃げ出そううとした、隠れようともした。

突き抜けろ、あっち側へ。
突き抜けろ、あっち側へ。
突き抜けろ、あっちの世界へと、そうだ。



俺たちは、ここで、快楽を追い求めてた。
そこで、宝物を掘り当てたのだ。
しかし今でも、あの叫んでいた時代を、思い出せるのか?

突き抜けろ、あっち側へ。
突き抜けろ、あっち側へ。

ヘイ!
おいで、そう。

だれでも、俺のベイビーを愛するのさ。
だれでも、俺のベイビーを愛してしまう。
彼女は、ハイになる。
彼女は、ハイになる。
彼女は、ハイになる。
彼女は、ハイになる。
彼女は、ハイになる、そうさ。

あなたの腕の中に、孤島を見つけた。
瞳の中には、故郷を見つけた。
俺たちを縛りつける腕、そこにある瞳。

突き抜けろ、あっち側へ。
突き抜けろ、あっち側へ。
突き抜けろ、あっ!
ああ、そうだ!

毎週毎週、華々しく登場さ。
毎日毎日、毎時毎時、
扉は、まっすぐに深く、大きく開かれる。

突き抜けろ、あっち側へ。
突き抜けろ、あっち側へ。
突き抜けろ、突き抜けろ、
突き抜けろ、突き抜けろ、
そう、そう、そう、そう、
そう、そう、そう、そう、
そうだ。

Lyrics : The Doors "Break On Through (To The Other Side)"



その他動画

MVはこちらで、、、

The Doors - Break On Through HQ (1967)

The Doors - Break On Through HQ (1967)

recorded fall 1966 - lyrics:You know the day destroys the night Night divides the day Tried to run Tried to hide Break on through to the other side Break on ...



公式音源はこちらで、、、

Break on Through (To the Other Side)

Break on Through (To the Other Side)

Provided to YouTube by Rhino/ElektraBreak on Through (To the Other Side) · The DoorsThe Doors℗ 1967 Elektra Entertainment Group Inc. for the United States an...



解説・解釈

『ハートに火をつけて』のオープニンでデビュー曲「ブレイク・オン・スルー」

ラヴソングのようでありながら、奥深い詩の世界が、詩人ジム・モリソンの真骨頂。

「あっち側(Other Side)」とは、、現実じゃない世界のことを指してるようで、

モリソン曰く「sub consciousness(潜在意識、無意識)」の側であるとのこと。

顕在意識の意味や読み方 わかりやすく解説 Weblio辞書

潜在意識とは、自覚されていない意識のこと。主に、自身の過去の経験などをもとに(無意識のうちに)蓄積された価値観・習慣・思い込みなどによって形成される。対義語は「顕在」。潜在意識は意識全体の9割以上を占めるとされ、当人の日常行動・ひらめきや直感、思考、非常時・緊急時の対応などの決定に影響していると言われる。


まぁ、「the other side」には、「あの世、死後の世界」という意味合いもあるし、

サイケデリックな時代背景的に、ドラッグでトリップする感覚という解釈もあるようだ。

「She get high」という歌詞が問題視され、しばし、「She get」になっていた。

(MVでは「ハイ」は聞き取れないが、公式音源では「シー・ゲッツ・ハ~イ」)






参考・出典

「Break On Through (to the Other Side)」英語版Wikiによると、、、


デビューアルバム『ドアーズ』(1967年)のオープニングトラック。

「ブレイク・オン・スルー」は、エオリアン旋法を採用した
4/4拍子のアップテンポな曲である。ジョン・デンズモアは当時
ブラジルからやって来た新しいボサノヴァの流行を高く評価し、
この曲にそれを取り入れることにした。
この曲の音楽スタイルはマンボ音楽の影響を特徴としている。
ボサノヴァで使用される典型的なベースラインに似たベースラインが、
曲のほぼ全編にわたって続く。

この曲には元々「She get high」というリフレインが含まれていたが、
「high」という言葉をめぐる論争のため、プロデューサーの
ポール・A・ロスチャイルドは、その言葉を削除して代わりに
「She get!」の繰り返しにすることを納得した。
ジョン・デンズモアは「我々はしぶしぶ同意した」と述べた。

AllMusicの歌評で、評論家のリンジー・プレーナーは、モリソンの歌詞は
「ロック音楽にはほとんど取り入れられなかった教養を明らかにしている」
とコメントしている。

「歌詞を見ると、何かが違うことがすぐにわかる ...
 「Break on Through」はラブソングのような構成になっている。
 しかし、モリソンの言い回しは、
 「君の腕の中に島を見つけた/君の瞳の中に国を見つけた」
 といったロマンチックな歌詞と、
 「鎖でつながれた腕/嘘をついた瞳」といった
 ほとんど不吉な歌詞を巧みに並置している。」


「Break On Through (to the Other Side) by Doors」英語版Songfactsによると、、、


この切実な歌で、ジム・モリソンは物事を揺さぶろうとしている。
これは彼の作詞作曲の共通のテーマである。
1966 年に彼はこう語っている。
「私は既存の秩序を破ったり、転覆したりするアイデアが好きだ。
 反乱、無秩序、混沌、特に意味がないように見える
 活動に関するものなら何でも興味がある。」

1967年、ジム・モリソンはHit Parader誌のインタビューで、
ベニスの運河を渡っているときにこの曲を書いたと語った。
「橋を渡っていたんだ」と彼は言った。
「それはたぶん、当時知り合いだった一人の女の子の歌だと思うよ」

ジム・モリソンは、ジョン・レチーの1963年の著書「City of Night」から
歌詞の一部を拝借した。
その本の中で、レチーはハリウッドを参考に「向こう側」について書いている。
また、彼が「場所から場所へ、週から週へ、夜から夜へ」と書いている箇所もあり、
モリソンはそれを歌詞に取り入れた。


Genius Lyrics注釈によると、、、


ジム・モリソンはサイケデリックに夢中になっていて、
これはおそらく LSDの使用と、それが使用者の突破口となるという
推測について言及しているのだろう…

(社会的)現実から抜け出し、新しいつながりを描き、
何が起こっているのかをより明確にイメージする。

そのような啓示の後、彼らはあちら側に渡ったと主張することができる。


SNS情報

60年近く経った今でも、「壁をぶち破れ!」という力強いメッセージに聴こえてくる👊


「Break On Through (To The Other Side)」は、
1966年にドアーズを他のロックバンドから際立たせた最初のヒット曲のひとつ。
初期のインタビューで、バンド名について語ったとき、ジムは、
ドアを開けることしかできず、人を引っ張り込むことはできないと明言した。

この曲は、確立された秩序から脱却し、ドアーズが期待されるものの限界を
押し広げることを恐れていないことを表してる。


 ドアーズ歌詞和訳一覧



(2008/12/04 の投稿を更新しました)


25拍手👏ありがとうございました。


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