本日の1曲
ジョージ・ハリスンの「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」🎸
10thアルバム『ザ・ビートルズ(The Beatles)』(通称ホワイト・アルバム)より。
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The Prince's Trust Rock Gala 1987歌詞和訳
君たちみんなを見てると、そこに眠ってしまった愛が見える。僕のギターが、そっと涙を流してるあいだにも、
床を見ると、掃除する必要があるようだ。
それでも、僕のギターは、そっと涙を流してる。
分からない、、なぜ誰も、君に告げなかったのだろう。
君の愛を、明らかにするすべを、
分からないんだ、誰かが、いかに君を支配していたというんだ。
君は、売り買いされていた。
世界を見渡せば、回っていることに気付く。
僕のギターが、そっと涙を流してるあいだにも、
あらゆる過ちから、僕らは、確かに学んでる。
それでも、僕のギターは、そっと涙を流してる。
分からない、、どうやって君は、方向転換してしまったんだ。
邪道に陥ってしまった、君も。
分からない、、どうやって君は、逆さまになってしまったんだ。
誰一人、君に忠告しなかったんだね。
君たちみんなを見てると、そこに眠ってしまってる愛が見える。
[LOVE version:] 僕は、君が演じている劇を、舞台そでから見てる。
僕のギターが、そっと涙を流してるあいだにも、
(僕は見る)君たちみんなを見てる。
[LOVE version:] ここに座って、ただ老いて行くばかりだ。
それでも、僕のギターは、そっと涙を流してる。
ああ、ああ。
ああ、ああ、ああ、ああ、ああ、ああ、ああ。
ああ、ああ、ああ、ああ。
そう、そう、そう、そう、そうさ。
そう、そう、そう、そう、ああ、あああ。
Lyrics : The Beatles "While My Guitar Gently Weeps"
The Beatles "While My Guitar Gently Weeps (LOVE Version)"
プレイズ・ウェル・ウィズ・アザーズ[CD] [4CD/輸入盤] / フィル・コリンズ
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ビートルズの公式音源はこちらで、、、2016年に作成されたこのMVは、『LOVE』(ラヴ)ヴァージョン♡
LOVE [ ザ・ビートルズ ]
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解説・解釈
この曲、ビートルズの中でも大好きな曲なんですよ、ギターがそっと涙を流すんですから🎸ホワイト・アルバムの頃には、すでにビートルズ内の不協和音は始まってたようで、、
ジョージは楽曲制作において、2強(ジョンとポール)に対する不満がかなり溜まっていたよう。
そこで呼ばれたのが、クラプトンだったらしく、コレが、素晴らしく功を奏した感もある。
ジョージ亡きあと、エリック・クラプトンが唄っているヴァージョンも、渋くて好いのです。
盲目の天才ギターリストとフューチャーされてしまったジェフ・ヒーリー、ご存じでしょうか?
彼の「While My Guitar Gently Weeps」を聴いたとき、鳥肌!だったのを思い出す。
1歳のときガンで失明したらしいが、研ぎ澄まされた感性・聴覚とでもいうのか素晴らしい。
ジョージが存命だった頃で、アコースティック・ギターとコーラスで参加していたようです。
とは言え、この曲の醍醐味は、どんだけギターが泣いてるか、どんだけ顔で弾いてるか(笑)
実は、私が一番感動した、この曲のギターは、プリンス様なんですねぇ、ぜひご覧あれ❣
参考・出典
Genius Lyrics注釈によると、、、ジョージ・ハリスンは、インタビューでこう説明している。
「実際にこの曲のレコーディングを始めたとき、僕がアコースティックギターを弾いて
歌っていただけで、誰も興味を示さなかった。
まあ、リンゴは興味があったかもしれませんが、ジョンとポールはそうではなかった。
その夜家に帰って、本当にがっかりした。
「これは本当にいい曲だ。駄曲というわけではないのに!」と思ったから。
翌日、たまたまエリック(クラプトン)と一緒にロンドンに車で戻ったとき、
突然「この曲で演奏しに来ないか?」と言ったんだ。
すると彼は、「ああ、それはできない。他の人たちは気に入らないだろうから…」
と言ったけど、最終的に「まあ、これは僕の曲だし、来てほしい」と言った。
それで彼は来てくれて、彼がいてくれたおかげでみんなとても満足した。
僕はアコースティックギターで歌い、ポールはピアノ、エリックとリンゴが歌った。
その後、ポールがベースをオーバーダビングした。それを聴き直したら、エリックが
「ああ、でも問題がある。ビートルズっぽさが足りない」と言った。そこで、
曲をADT(オートマチック・ダブル・トラッカー)に通して、少し揺らしてみたんだ」
「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス 」Wikiによると、
作詞作曲はジョージ・ハリスンで、
歌詞はビートルズのメンバー内で生じた不和についての言及とされている。
本作のリードギターはハリスンの友人であるエリック・クラプトンが演奏しており、
雰囲気の悪さを緩和する役割も果たしたが、クレジットには表記されていない。
ハリスンは、イングランド北部のウォーリントンにある母親の家で、
「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」を書いた。
本作は中国の易経の書籍に触発されて書かれており、ハリスンはこう語っている。
「僕は易経の写しを持っていた。中国にはすべてが必然であり、
偶然というものは存在しないという考えがある。
一方、西洋では偶然のことをまれにあるものだと考えられている。
本を開いたときに見えたのが『gently weeps(そっと泣いている)』だった。
僕は本を閉じて、曲を書き始めた」
歌詞は、そこに眠っている愛がありながらも、それに気づけていない
人類の哀歌となっていると同時に、
インドから帰国後のメンバー間の不和が反映されている。
「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」のレコーディングは、
1968年7月25日にEMIレコーディング・スタジオのスタジオ2で開始された。
この日のセッションは、ハリスンがアコースティック・ギター(ギブソン・J-200
で弾き語り、それに対してポール・マッカートニーが曲に合うようにハーモニウムで
コードを弾くという形式で行われた
8月16日にバンド編成でのレコーディングが開始され、ヘヴィなアレンジが施された。
9月3日のセッションでは初めて8トラック・レコーダーが導入された。
9月6日にサリーからロンドンへ向かう車の中で、ハリスンはエリック・クラプトンに
「レコーディングに参加してギターソロを弾かないか?」と声をかけた。
当初クラプトンは「僕がビートルズのセッションに参加するなんて恐れ多いよ」
と断っていたが、
「僕の曲だぞ!その僕が参加してくれと言っているんだ」
というハリスンの言葉で参加を決めた。
2002年6月3日、バッキンガム宮殿で行われた、女王エリザベス2世戴冠50周年記念
コンサートで、マッカートニーがクラプトンと共に本作を演奏した。
同年11月29日に行われたハリスンの追悼コンサート『コンサート・フォー・ジョージ』
では、マッカートニーとスター、クラプトンに加え、ダーニ・ハリスンと
マーク・マンの5人で演奏した。
カナダのギタリスト、ジェフ・ヒーリーが1990年のアルバム『ヘル・トゥ・ペイ』で
本作をカバーしており、ハリスンがアコースティック・ギターと
バッキング・ボーカルで参加している。
気になるカバーバージョン
ジェフ・ヒーリーはこちらで、、、最もウルウルなのは、プリンスが2004年「ロックの殿堂」式典で披露したギター🎸
(そうそうたるメンバーなんですが、、プリンスのソロは、3:28 ぐらいから)
Tom Petty, Jeff Lynne, Steve Winwood, Dhani Harrison & Prince
pay tribute to George Harrison at the 2004 Induction Ceremony
プリンスのほか、ジョージ・ハリスンに敬意を表して参加したトム・ぺティ、
ジェフ・リン、スティーヴ・ウィンウッド、ジョージ・ハリスンの息子ダーニらが
フィーチャーされ、プリンスは曲の後半で圧巻のソロ・パフォーマンスを披露、
オリジナル映像は「ロックの殿堂」のYouTubeチャンネルで1億回近くも視聴された。
そして、、なんと、ヴァイオリンでも泣けるんですねぇ。。🎻
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あとがき
(2009/02/24 の投稿を更新しました)by the way.......
今では普通なのかもしれないが、私が子供の頃、
男の子で、ピアノを習っている子は珍しかった気がする。
ましてやヴァイオリンなんて、まあ田舎でしたので。(笑)
そんな、男子達が、青春期に?音楽に目覚めたりして、
まず、手にする楽器が、ギターなのかもしれない。
ある意味、誰にでも弾ける?楽器なのかもしれない。
ストリートミュージシャンは、必ずと言っていいほど。
いまだに、若干、不良なレッテルもあったりしてね?!
それ故、なんだか、ないがしろにされがちですが、、、(笑)
コレがねぇ。私の感性を、最もくすぐる楽器なのですよ。
たかが?ギター、、、されど、ギターでござんす!!?
16拍手👏ありがとうございました。