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The Police - Synchronicity II - 和訳

2009年3月18日

Sting

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ポリスの「シンクロニシティーII」☆彡

5thアルバム『シンクロニシティー(Synchronicity)』(1983年)より。。


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とある郊外の家族の朝。
祖母が、壁に向かって、悲鳴を上げる。
ライス・クリスピーの騒音の上に、叫ばねばならない。
まったく聞こえない。。。
母親は、退屈と欲求不満を、えんえんとしゃべり続ける。
しかし、誰も皆、彼女の自殺は、あり得ないと知っている。
父親は、遠くを眺めているばかり。
彼の我慢も、もう限界か。
何マイルも離れて、、、
何かが、ドロドロのヘドロから、這い出す。
暗いスコットランドの湖の底で。。。

とある醜悪な工場地帯の朝。
工場は、げっぷをまき散らし、空を汚染する。
彼は、(ストライキの)ピケラインを無視して歩く。
彼は、何故なのか、という疑問はもたない。
秘書は、ふくれっ面で、赤いライトの中を、
安い売春婦のように、着飾ってる。
彼の欲求は、見ることだけ。。。
そして、いわゆる上司とのミーティングは、いつも、
股間に、屈辱的な蹴りを入れられるようなものだ。
何マイルも離れて、、、
何かが、湖面を、這いまわる。
暗いスコットランドの入り江で。。。

とある仕事終わり。
ラッシュアワー地獄が、あるのみ。
輝く金属の箱の中のレミング(注◆)のように詰め込まれる。
自殺レースの競技者たち。
父親は、ハンドルを握りしめ、ひとり遠くを凝視する。
彼は、何か、どこか、壊れていると知っている。
ヘッドライトに、ぼんやりと、家の明かりが浮かぶ。
苦痛は、彼の眼球を、うずかせる。
何マイルも離れて、、、
岸のコテージのドアに、影が忍び寄る。
暗いスコットランドの湖の。。。
遠く、遠く、離れた。。。


◆レミング:和名は、タビネズミ(旅鼠)。
      数が増え過ぎると餌が足らなくなるので、
      生存数をコントロールするためにある一定の周期で、
      崖から飛び降りて集団自殺するといわれている。

Lyrics : The Police "Synchronicity II"



復活のライブはこちらで、、、

The Police - Synchronicity II 2008 Live Video HD

The Police - Synchronicity II 2008 Live Video HD

"Live in Concert" at Baseball Stadium "Tokyo Dome" 2008 Japan Sting - Vocals, Bass Andy Summers - Guitar Stewart Copeland - Drums



さすがスティング!!社会派、バリバリな感じでイイですね。


「Synchronicity II」英語版Wikiによると、、、


カール・ユングのシンクロニシティ理論に言及しているこの曲は、
名目上、家庭、仕事、環境が気が滅入って憂鬱な父親の物語。

歌詞は「壁に向かって叫ぶ祖母」と「母親は退屈と欲求不満の連祷を唱えるが、
彼女の自殺はすべて偽物であることを分かっている」と述べている。

「パラノイアの淵にいる男がいて、彼のパラノイアが増えるにつれて、
 スコットランドの湖でモンスターが形作られ、
 モンスターは男性の不安の象徴であるという国内の状況がある。
 それはシンクロニスティックな状況だ。」

—スティング、「ビジュアルドキュメンタリー」、1984年。


スティングはタイム誌にこの曲のテーマを次のように説明している。

「ユングは、人生には大きなパターンがあり、それは単なる混沌ではないと信じていた。
 僕らの曲「シンクロニシティII」は、論理的または因果的にではなく、
 象徴的につながっている2つの平行した出来事についてだ。」



なんだか、最近、考えてしまったりするのよねぇ。。。

資本主義社会の矛盾?崩壊??格差社会の悲哀???

まあ、本当の貧困を味わったことがない私には、語れないかな。


それにしても、、、

一種のシンクロニシティかもしれないなぁ。ユングによれば共時性(きょうじせい)。

・・・「意味のある偶然の一致」なのでしょうか???

私の若干不本意な?休暇と、、、ラジオ出演?CD発売?(笑)


 ポリス・スティング歌詞和訳一覧




7拍手👏ありがとうございました。


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