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Led Zeppelin - Achilles Last Stand - アキレス最後の戦い 和訳

2025年7月23日

Led Zeppelin

Led Zeppelin - Achilles Last Stand


本日の1曲

レッド・ツェッペリンの「アキレス最後の戦い(アキレス・ラスト・スタンド)」🦶🏼

7thアルバム『プレゼンス (Presence)』 (1976年) より。。


おすすめ動画

(Live in Los Angeles 1977)

YouTube


歌詞和訳

それは、4月の朝のこと(※1)、行くべき時が訪れたと告げられたのだ。
そして、振りかえると君は微笑んだ、どうして我らにノーと言えよう?
いつも抱きし夢を生かすべく、あらゆる楽しみとともに。
ああ、最後に我らが再び戻るとき、唄われし歌。

みなが知る主張する者たちへと、かすめるようなキスを見送り、
熱気と怒号の街の下方へと、悪魔は穴の中にいる。
おお、帆を揚げるのだ、砂の地へ、そして、いつかの日々へと。
おお、夢に触れてみよ、内に秘め、決して見ることのなかった夢に。

太陽の中へと、南へ北へ、ついに鳥達は、飛び立った。
責任という呪縛は、こなごなに地上へと崩れ落ちた。
おお、風に乗るのだ、喧騒の上空へ、空中を踏みしめる。
おお、高らかに笑え、我らは多勢と闘い、舞い踊っている。

指差ししている手を持つ男を捜すこと、大きな一歩の幕開けとなる。
足を石に変えてしまうほどに曲がりくねった路から、我らを導いてゆく。
王への賛辞の鐘が、ひとつ鳴響いたならば、
早鐘のように心臓が鼓動する、重い足取りで、まるで誇らしげに。
そうだ。



Oooooh, yeah

汝とともに、永遠の灼熱の夏を浴びた日々は過ぎ去った。(※2)
はるかに遠く離れて、我ら共通の子供たちは成長した。
おお、その甘く繰返す調べ、魂を慰め、苦痛を鎮める。
おお、アルビオン(※3)は生き延び、再び立ち上がるため今は眠るのだ。

さすらい、放浪する、追手を休める場所はどこだ。
アトラス(※4)の強大な腕が、地上から天を支える。
アトラスの強大な腕は、地上から天を支えるためだ。
地上から、ああ、ああ、ああ、ああ、
(ああ、ああ、ああ、ああ、ああ)
我は、その術を知る、その術を知る、その術を知る、その術を知る。
(ああ、ああ、ああ、ああ、ああ)
我は、その術を知る、その術を知る、その術を知る、その術を知る。

Oh, oh, oh, oh
Oh, oh, oh, oh
Ah-ah, ah-ah, ah-ah, ah-ah
Ah-ah, ah-ah, ah-ah, ah-ah
Ah-ah, ah-ah, ah-ah, ah-ah
Ah-ah, ah-ah, ah-ah, ah-ah
Ah-ah, ah-ah, ah-ah, ah-ah
Ah ah ah ah
Oh, oh, oh, oh
Oh, oh, oh, oh
Oh, oh, oh, oh

ああ、アトラスの強大な腕が、地上から天を支える。
(Ohhhhh, ohhh, ohhh, ohhhhh, ohhhhhh)
Ah-ah, ah-ah, ah-ah, ah-ah
Ah-ah, ah-ah, ah-ah, ah-ah
Ah-ah, ah-ah, ah-ah, ah-ah
Ah-ah, ah-ah, ah-ah, ah-ah
Oooooh oooh, oh

注釈

※1:ホメーロスによって作られたと伝えられる長編叙事詩『イーリアス』によると、
   ギリシャの英雄は4月の朝にトロイに向けて航海するためにオーリスに集まった。


※2:アキレウスが生まれると母テティスは、息子を不死の体にするために、
   冥府を流れる川ステュクスの水に息子を浸した。
   そのとき、テティスの手はアキレウスのかかとを掴んでいたために、
   そこだけは水に浸からず、かかとのみは不死とならなかった。

アキレウス - Wikipedia

アキレウス - Wikipedia

ギリシア神話に登場する大英雄で、ホメーロスの叙事詩『イーリアス』の主人公である。ラテン語ではアキレス。


※3Albion:アルビオン

アルビオン - Wikipedia

アルビオン - Wikipedia

知られているなかでもっとも古いブリテン島の名称であり、雅称。近世には、イギリス人およびその国家の異名ともなった。また、同名地名を始めとする多くの同名固有名詞の由来ともなっている。


※4Atlas:アトラース
  ギリシャ神話において、アトラスは宇宙を支える巨神(原初の神々)、
  ペイジはモロッコのアトラス山脈にも言及しており、
  この曲は彼が1975年にモロッコを訪れたことを歌っている。

アトラース - Wikipedia

アトラース - Wikipedia

ギリシア神話に登場する神である。巨躯を以て知られ、両腕と頭で天の蒼穹を支えるとされる。名前は「支える者」「耐える者」「歯向かう者」を意味する古印欧語に由来する。


アトラス山脈 - Wikipedia

アトラス山脈 - Wikipedia

アフリカ大陸北西部のマグリブにある褶曲山脈である。サハラ砂漠と地中海・大西洋の海岸部とを分離している。モロッコ、アルジェリア、チュニジアにまたがり


Lyrics : Led Zeppelin "Achilles' Last Stand"



その他動画

公式音源はこちらで、、、

Achilles Last Stand (Remaster)

Achilles Last Stand (Remaster)

Provided to YouTube by Atlantic RecordsAchilles Last Stand (Remaster) · Led ZeppelinPresence℗ 1976 Atlantic Recording CorporationGuitar: Jimmy PageProducer: ...



解説・解釈

昨日、渋谷陽一氏の訃報を目にして、今日はこの曲にしようと思っていた。


(2009/11/13 の投稿を更新しました)


長くて難しいんですよ、残念ながらアキレス(アキレウス)は出演してなかった。

どうやら「アキレス最後の戦い」の由来は、ロバートプラントのアキレス腱の負傷のよう。

まあ、歌詞的には、まったく関係ないわけでもないので、アキレスと言えば、、

ホメーロスの叙事詩『イーリアス』なんだが、とか言われても、難解なので、

映画『トロイ』とかどうでしょ?ブラッド・ピットがアキレスですから❣

「おいおい英語しゃべってるぅ」とか、なしでお願いします?!(笑)





SNS情報


石に変わる - レッド・ツェッペリンがネブワースでのライブで
「アキレス最後の戦い」を演奏(1979年)。
ギターの栄光を象徴するこの小規模な交響曲は、『プレゼンス』の冒頭を飾る。
それは、前作の「カシミール」と同様に、西洋と東洋の色合いが爽やかに
融合した作品だ。
この曲の誕生と洗練された構成は、ペイジとプラントのマリブ滞在に遡る。
歌詞は、ロバート・プラントが書いた中で最も美しく、そして比喩的な作品の
一つと言えるだろう。
これらの歌詞は、1975年7月、アールズ・コートでのコンサートの後、
シンガーとギタリスト(そして愛する人たち)がモロッコを訪れた旅の
成果であると同時に、8月4日にロードス島で発生した深刻な自動車事故
(この事故でロバート・プラントと妻モーリーンは危うく命を落としかけた)の
賜物でもある。

「アキレス最後の戦い」は、ジミー・ペイジの2本のレスポールから鳴り響く。
彼のサインウェイ・プレイは、この驚くべきモチーフ、紛れもなく力強い響きを、
見事に体現している。頂点に立つギタリストは、私たちを波乱に満ちた、
壮大で危険な旅へと誘う。しかし、スタジオ入り前の数ヶ月間に
バンドが経験した苦難の結晶である、希望に満ちた旅へと。
ペイジは、故ジョン・ヘンリー・ボーナムと、卓越したジョン・ポール・ジョーンズ
による惜しみないリズム・サポートに支えられている。
この曲は、ジミー・ペイジと彼のギターにとって記念碑的な作品である。
彼が録音したギター・パートの数を特定することはほぼ不可能であり、
頂点に立つギタリスト自身も、この曲にいくつのトラックがあるのかを
もはや把握していない。だからこそ、このライブ・パフォーマンスは
さらに印象深いものとなっている。お楽しみください。


参考・出典

「アキレス最後の戦い」Wikiによると、、、


イギリスのロックバンド、レッド・ツェッペリンの楽曲。
1976年、彼らの第7作アルバム『プレゼンス』のA面1曲目に収められて
発表された。作詞作曲はジミー・ペイジとロバート・プラント。
レコードでの演奏時間は10分20秒余。
1975年秋、ギリシアのロドス島で交通事故に遭い重傷を負ったプラントが、
静養のためマリブに滞在中、ペイジとともに作った曲。
同年の6月にペイジとプラントはモロッコを旅行しており、
ペイジは本曲の制作にあたり、同地の伝統音楽の影響を強く受けたという。

レッド・ツェッペリンのスタジオ録音曲目中、最も長大な曲の一つ。

プラントの歌詞は1975年のアメリカツアー後に行ったモロッコ旅行の印象が
基礎となっているといわれるが、抽象的な歌詞となっている。
歌詞の中にギリシア神話の英雄アキレウスは登場しない。


Genius Lyrics注釈によると、、、


ロバート・プラントは、モロッコ、ギリシャ、スペインを旅した時のことを
歌詞に書いた。音楽はフラメンコとモロッコの伝統に
インスピレーションを受けている。

ギリシャ神話にちなんだタイトルは、プラントが足首(アキレス腱)を骨折し、
二度と立ち上がれなくなるのではないかと恐れていたことに由来している。
また、神話上の人物である巨人アトラスも歌詞に登場します。

ギタリストのジミー・ペイジはThe Trouser Press誌にこう語っている。

「リハーサルの時、この曲は基本的に2つのセクションに分かれていた。
 ジョン・ポール・ジョーンズは、私がやろうとしていることが成功しないと
 思っていたことは知っている。彼は、あるセクションにスケールを
 当てはめるのは無理だ、絶対にうまくいかないと言った。
 しかし、うまくいった。あの壮大なクオリティーを、ただ二つのセクションを
 繰り返したように聞こえないようにするために、ギターのオーケストレーション
 によって曲に全く新しいアイデンティティを与えようとした。
 これは私が長年取り組んできたことだ。曲が長すぎて中途半端なままでは
 いけないので、絶対に良いものにしなければならないと分かっていた。
 それをどう実現するかは、すべて私次第だった。とにかく頭の中では
 大体の計画は練っていたが、端的に言うと、オーバーダブはすべて
 一晩でやったんだ。[…]  結局、何曲作ったか数え切れなくなってしまった。
 その数字に気づく人は多くなかったが、あの感情をパッケージとしてまとめ、
 二つのスピーカーを通して伝えようとしたことは、私にとっては成功だったと思う。
 物語性があったからかもしれない。」


気になる映画

映画『トロイ』はこちらで、、、

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トロイとスパルタの確執の歴史に幕が下ろされようとしていた時、トロイの王子パリスはスパルタの王妃ヘレンと恋に落ちた。それが後に史上最大の戦いを引き起こすこととも知らずに。トロイ軍の総大将ヘクトルは祖国のため、アキレスを中心としたギリシャの大軍と戦うことになるのだが・・・。 Rating PG12 (C) 2004 ...




 レッド・ツェッペリン歌詞和訳一覧




あとがき

私に、ツェッペリンを吹き込んだのは、やっぱり渋谷陽一氏に間違いない。

その後、メタルにどっぷり浸かってしまい、伊藤政則派になっちまいましたが?!

音楽評論家・伊藤政則氏 逝去の渋谷陽一さん悼む「ロックへの愛はまったくブレず、ピュアだった」 - スポニチ Sponichi Annex 芸能

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 音楽評論家の伊藤政則氏(72)も日本にロックの文化を根付かせた盟友の死を悼んだ。若者の新しいカルチャーとして旗を振り続けた2つ上の先輩を「とてもまぶしい存在…


最近では、こちらでよくお見掛けしてたのだが、社長も大変なのねと思ってた。

渋谷陽一の「社長はつらいよ」|音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)

音楽情報サイト rockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)のスタッフブログ。渋谷陽一の「社長はつらいよ」。


音楽の世界に誘っていただきありがとうございます。。謹んでお悔やみ申し上げます。


(2009/11/13 の投稿を更新しました)


やはり、ツェッペリン派なのですよぉ。理屈っぽい雑誌ばっか読んでたので?!(笑)

最初は、ハッキリ言って難解だったわね。でも、無性に、聴きたくなるんだよ♪♪♪


今だに、ロックは不良のやる音楽で、下品で不浄なもの?とされたりするのかしらん。

私的には、レッド・ツェッペリンの楽曲には、知性も芸術性も感じるのですけどねぇ。

これって、価値観の違いってことかな??いや、単に好みの問題でしょうな!(笑)

何事に対しても、できるだけ固執した概念を排除し、純粋に感じたいものです♪♪


23拍手👏ありがとうございました。


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