先日、公開されたU2の「アイ・ビリーヴ・イン・ファーザー・クリスマス」♪
グレッグ・レイク(Greg Lake)の曲で、1975年リリース。
クリスマスには、雪があるんだって、みんなが言ってた。
地球上が、平和になるって、みんなが言ってた。
けど、代わりに、ただ雨が降り続いたんだ。
処女降誕(※1)のための涙のベール。。
とあるクリスマスの朝を憶えている。
冬の光と、かすかな聖歌隊、、
そして鐘の鳴り響く音と、あのクリスマスツリーの匂い。。
みんなの瞳は、ティンセル(※2)と炎で溢れてる。
みんなが、僕に、クリスマスの夢を売ったんだ。
みんなが、僕に、静かな夜を売ったんだ。
そして、みんなは、僕に、おとぎ話をしたのさ。
僕が、ヤコブの子孫(※3)を信じるまで、、
そして、僕は、サンタクロース(※4)を信じたのさ。
そして、僕は、興奮した瞳を、空へと向けた。
夜明けの最初の光に、あくびで目が覚めるまで、
僕は、彼を見て、変装を見破ったんだ。
希望に満ち溢れたクリスマスでありますように。。
凛々しい新年でありますように。。
あらゆる苦悶、痛みと悲しみから、心が解き放たれますように。。
あなたの道が、晴れ渡りますように。。
クリスマスには、雪があるんだって、みんなが言ってた。
地球上が、平和になるって、みんなが言ってた。
ハレルヤ(※5)、ノエル(※6)、それが天国であれ地獄であれ、
クリスマスは、みなに訪れる。みなに相応しい。
※1virgin birth:処女降誕、処女懐胎
※2tinsel:ティンセル
◆〔飾りに使う〕さまざまな美しい色をした、金属、紙、プラスチックでできた細い薄片。
※3Israelite:《聖書》ヤコブの子孫;神の選民;古代イスラエル;ヘブライ人。
※4Father Christmas:サンタクロース、聖ニコラス。子供たちの伝説的な守護聖人。
※5Hallelujah:ハレルヤ◆神への賛美、あるいは喜び・感謝を示す叫び。
※6Noel:ノエル,クリスマス。フランス語「(キリストの)生誕の」の意。
Lyrics : U2 "I Believe In Father Christmas"
I Believe In Father Christmas U2
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本家はこちらで、、
イントロのギターの音色がキラキラと印象的な、優しいクリスマスソングなんですが、
この曲、、いわゆる神聖な?クリスマスソングってことではないようなんです。。
「アイ・ビリーヴ・イン・ファーザー・クリスマス」英語版Wikiによると、、、
しばしばクリスマスソングとして分類されるが、作者の意図したものではなかった。
この歌はクリスマスの商品化に反対している曲で、反宗教的な歌と誤解されることが多く、
このため成功に驚いた。クィーンの「ボヘミアンラプソディ」により1位にはなれなかった。
確かに、、2番の歌詞の「sold」が引っかかっていた。だって、「売った」ですからね。
本家グレッグ・レイクのMVには、砂漠のラクダに戦争の映像、クリスマスは微塵もない。
背景を知ると、まったく違って聴こえてきてしまう。。U2ですしね?!(笑)
そもそも、宗教的理解が乏しい我が国に於いては、クリスマス商戦に他ならないのかも??