ザ・フーの「ピンボールの魔術師」☆彡
4thアルバム『トミー (Tommy)』(1969年)、映画『トミー』(1975年)より。
Live at the Isle of Wight, 1970
ガキの頃からずっと、銀色の玉を弾いてきた。
ソーホー(※1)からブライトン(※2)まで、全部でプレイしたに違いない。
しかし、どの娯楽施設でも、彼のような奴を見たことはなかった。
あの耳が不自由で口の利けない、そして盲目の若造は確かに手強いピンボールをする。
彼は彫像のように立ち、機械の一部になる。
すべてのバンパー(※3)を感じ、常に洗練されたプレイをする。
直感でプレイし、数字カウンターが落ちる。
あの耳が不自由で口の利けない、そして盲目の若造は確かに手強いピンボールをする。
彼はピンボールの魔術師、思いも寄らぬ展開があるに違いない。
ピンボールの魔術師は、そんなしなやかな手首を持ってたのさ。
彼はどうやって、そうしていると思うかい?解らん!
何が、彼をそんなに上手くしてるんだ?
気が散るところがまるでなく、ブザーもベルも聞こえやしない。
ライトの点滅も見えやしない、匂いの感覚でプレイする。
いつだってリプレイ(※4)をゲットし、彼が負けるのを見たことがない。
あの耳が不自由で口の利けない、そして盲目の若造は確かに手強いピンボールをする。
俺こそが、バリー(※5)のテーブル王だと思ってた。
しかし、ピンボールの王冠を、たった今彼に手渡したよ。
俺のお気に入りのテーブルでさえ、俺のベストを打ち砕く。
彼の信者たちは、誘導し、あとは彼にお任せ。
クレイジーなフリッパーの指を使い、彼が、負けるのを見たことがない。
あの耳が不自由で口の利けない、そして盲目の若造は確かに手強いピンボールをする。
※1ソーホー (ロンドン):ロンドンのシティ・オブ・ウェストミンスターにある一地区。
※2ブライトン:イギリスのイングランド南東部に位置する都市。
※3ジェットバンパー ピンボールWiki参照。
※4リプレイ ピンボールWiki参照。
※5バリー社は、ピンボールマシンのメーカー。
Lyrics : The Who "Pinball Wizard"
トミー [ ザ・フー ]
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最近のライブは、こちらで、、
もはや、ピンボールが解らない?うむ、パチンコに近いかも?ん、ギャンブルなんだっけ?
ゲームセンターとかにあるのかしら?今やソフトなのだろうか??
「ピンボールの魔術師」wikiによると、、、
歌詞はピンボールの腕自慢だった若者の目線で、ピンボールの大会において
ロック・オペラ『トミー』の主人公トミー・ウォーカーに敗れる様が歌われており、
トミーに与えられた称号がタイトルになっている。
「Pinball Wizard」英語版wikiによると、、、
トミーの台本の本で「ローカル・ラッド」と呼ばれる
ピンボールチャンピオンの視点から書かれており、
オペラの名を冠した主人公のトミー・ウォーカーのスキルに驚く。
このローカル・ラッド役が、エルトン・ジョンだったわけですね。。
どうも、最初は乗り気じゃなかったようで、ロッド・スチュワートを出し抜いた?
映画『トミー』(Tommy)Wikiによると、、、
1975年に公開されたイギリスのミュージカル映画。
ザ・フーが1969年5月に発表した史上初のロック・オペラ・アルバム『トミー』を
映像化した作品である。
主人公のトミーは、ザ・フーのロジャー・ダルトリーが演じた。
映画『トミー』は、こちらで、ん、若きエルトン・ジョン卿が好い感じ♪♪
エルトン・ジョンのソロは、こちらで、、、
カリブ +4 [ エルトン・ジョン ]
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