ジョニ・ミッチェルの「ア・ケイス・オブ・ユー」♪♪
4th『ブルー(Blue)』(1971年)より。
Live London 1983
私たちの愛が失われる直前に、あなたは言った。
「僕は北の星と同じくらい、不変さ。」(※1)
そして私は言った。
「絶えず、暗闇の中で、どこにあるのかしら?
あなたが欲しいのなら、私はバーにいるわ。」
漫画のコースターの裏側に、
青いテレビ画面のライトの中で、
カナダの地図を描いたわ。
ああ、カナダ。。(※2)
あなたの顔を2回スケッチしながら。
ああ、あなたは私の血の中に、聖なるワインのようにいるの。
あなたは、とてもほろ苦くて、すっごく甘い味がする。
ああ、私、あなたを1ケースを飲んじゃったわ、ダーリン。
そして、まだ、立ってるでしょう。
ああ、私はまだ、立ってるでしょう。
ああ、私は孤独な絵かきよ。
絵の具の箱に、住んでいる。
悪魔に、怯えているの。
そして、私は、怖くないものに惹かれる。
あなたが私に言った時のこと憶えてる、あなたは言ったわ。
「愛が、魂に触れている。」(※3)
きっと、あなたは私のものに触れたのね。
だって、あなたの一部が、私から注がれるから、
これらの詩行の中で、その時々に。
ああ、あなたは私の血の中に、聖なるワインのようにいるの。
あなたは、とてもほろ苦くて、すっごく甘い味がする。
ああ、私、あなたを1ケースを飲んじゃったわ、ダーリン。
そして、まだ、立ってるでしょう。
私はまだ、立ってるでしょう。
1人の女性に出逢った。
彼女は、あなたのような口を持っていた。
彼女は、あなたの人生を知っていた。
彼女は、あなたの悪魔とあなたの行為を知っていた。
そして、彼女は言ったの。
「彼のところへ行って、できれば彼と一緒にいてあげて。
けど、出血するのを覚悟をして。」
ああ、あなたは私の血の中に、聖なるワインのようにいるの。
あなたは、とてもほろ苦くて、すっごく甘い味がする。
ああ、私、あなたを1ケースを飲んじゃったわ、ダーリン。
そして、まだ、立ってるでしょう。
私はまだ、立ってるでしょう。
※1:シェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』の台詞から。(後述Wiki)
※2:ジョニ・ミッチェルとレナード・コーエンはカナダ出身。
※3:リルケの言葉から。(後述Wiki)
Lyrics : Joni Mitchell "A Case Of You"
ブルー [ ジョニ・ミッチェル ]
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リマスター音源は、、、
「ア・ケイス・オブ・ユー」Wikiによると、、、
グレアム・ナッシュとの破局を元に書かれた。
レナード・コーエンとの関係が描かれているとも言われている。
「I am as constant as a northern star」という一節は、
シェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』でシーザーが発する台詞
「I am constant as the Northern Star」からとられている。(※1)
また別の一節「Love is touching souls」は、リルケの言葉からとられている。(※3)
プリンスがカバーしている。。
ジョニ・ミッチェルの描く不思議な世界が、プリンスの世界感に近い気もする。好み過ぎる☆彡