ニルヴァーナの「ペニーロイヤル・ティー」☕
3rdアルバム『イン・ユーテロ(In Utero)』(1993年)より。
Live On MTV Unplugged, 1993 / Unedited
みんなと一緒に、過ごしてる。
僕は、ひどく姿勢が悪い。
座って、ペニーロイヤルティーを飲む。(※1)
僕の内なる人生を、したたらせる。
座って、ペニーロイヤルティーを飲む。
僕は、貧血の王族なのさ。
来世に、レナード・コーエンを与えてくれ。(※2)
そうすれば、永遠にため息をつくことができる。
疲れ過ぎて、眠れないんだ。
僕は、うそつきで、泥棒。
座って、ペニーロイヤルティーを飲む。
僕は、貧血の王族なのさ。
温かいミルクと下剤を飲んでる。
チェリー風味の制酸剤(※3)。
座って、ペニーロイヤルティーを飲む。
僕の内なる人生を、したたらせる。
座って、ペニーロイヤルティーを飲む。
僕は、貧血の王族なのさ。
※1Pennyroyal Tea:ペニーロイヤルティー、ペニーロイヤルミント
スカウミント、モスキート植物、またはプリングラスとしても知られている植物から
作られたペニーロイヤルティーは、昔、堕胎薬として妊婦によって使用されていた。
※2Leonard Cohen:レナード・コーエン
※3antacid:胃腸薬の一種で、胃酸を中和する医薬品である。制酸剤とも呼ばれる。
Lyrics : Nirvana "Pennyroyal Tea"
MTV アンプラグド・イン・ニューヨーク/ニルヴァーナ[SHM-CD]
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公式音源はこちらで、、、
イン・ユーテロ - 30周年記念デラックス・エディション [ ニルヴァーナ ]
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ライブは、こちらで、、、
ペニーロイヤルティーとは、、昔は、堕胎薬として使用されていたようで、
どうやら、ペニーロイヤルの精油が、非常に毒性が高いよう。
まあ、ニルバーナですからねぇ。ただのオシャレなハーブティーってことじゃないわね。
Nirvana 「Pennyroyal Tea」英語版Wikiによると、、、
1993年10月のインタビューで、コバーンはこの曲についてより深い洞察を与え、
重度のうつ病に苦しんでいる人についてであると述べた。
「ペニーロイヤルティー」が消化不良についてであるかどうか、
私がコバーンに尋ねるとき、彼は半笑いする。
「ペニーロイヤルティーはハーブの中絶だ。」と彼は言う。
「それを使おうとした友達がたくさんいて、うまくいかなかったので投入した。」
「この曲は、うつ病を超えた人についてで、彼らはほとんど死の床にいる。」
「深刻な腹痛を伴うコバーン自身の発作は、昨年十分に文書化された。」
「ええ、それは曲にこすりつけ付着した。」と彼は認める。
そして、レナード・コーエンの「カナダ人」の言及にも気づかずにはいられなかった。
「それは、落ち込んで病気になったときの治療法だったんだ。
サミュエル・ベケットの『モロイ』のようなものを読んだり、
レナード・コーエンを聴いたりすると、実際には悪化するよ。」と彼は笑う。
モロイ [ サミュエル・ベケット ]
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ボーカルとギターにコバーンだけをフィーチャーした「ペニーロイヤルティー」の
MTVアンプラグドバージョンは、コンサートの唯一のソロパフォーマンスだった。
バンドはその日のリハーサル中に、曲に対してさまざまなアプローチを試み、
別のキーで演奏し、バックボーカルにスミアを使っていた。
しかし、ショーの最中に、コバーンは自分でそれを試みることに決め、
「これを独りでやるつもりなんだけど?」と尋ね、グロールは「独りでやれば」と答え、
コバーンは「悪いようだったら、ここの人たちが待たなきゃなんないだけ」と冗談を言った。
曲は、アルバムバージョンと同じアレンジで演奏されたが、ギターソロはなかった。
コバーンは、次に歌う歌詞を少し忘れたかのように、3番目の詩の前で一時停止した。
その後、自分自身を取り戻し、曲を完成させた。
そうかぁ、急遽独り弾き語りになったようだが、なんとも素晴らしく感動的なステージだ☆彡