レディオヘッドの「マイ・アイアン・ラング」☆
2ndアルバム『ザ・ベンズ(The Bends)』(1995年)より。
信頼、君は僕を追い払っている。
君は毎日、そうしてる。
本心じゃないんだろうけど、それは地獄のように傷つける。
脳みそが言ってるのさ、僕が痛みを被ってると。
酸欠なんだ。。
僕の生命維持、鉄の肺のために。(※)
僕らは、寝落ちするには、若すぎる。
話すには、ひねくれ過ぎてる。
僕らは、感情を抑えられなくなってる、君には解らないのか?
延々と続くかゆみを、掻きむしる。
20世紀のムカつく俺ら。
鉄の肺に、感謝してるよ。
ヘッドシュリンカー(※1)、奴ら、僕のすべてを欲しがる。
ビルおじさん(※2)、ベリーシャ交通標識(※3)。
ヘッドシュリンカー、奴ら、僕のすべてを欲しがる。
ビルおじさん、ベリーシャ交通標識。
おしゃぶり、十代の親指しゃぶり。
おむつが外れたばかりの、能なし。
電力を使い果たすと、僕らはただハミングするだけ。
これ、これこそ僕らの新曲さ。
この前のとまるで同じ。
まったく時間の無駄、僕の鉄の肺。。
ヘッドシュリンカー、奴ら、僕のすべてを欲しがる。
ビルおじさん、ベリーシャ交通標識。
ヘッドシュリンカー、奴ら、僕のすべてを欲しがる。
ビルおじさん、ベリーシャ交通標識。
そして、もし、君が怯えるのなら、
怯えてもいいんだ。
そうさ、、大丈夫さ。
そして、もし、君が怯えるのなら、
怯えてもいいんだ。
そうさ、、大丈夫さ。
ヘッドシュリンカー、奴ら、僕のすべてを欲しがる。
ビルおじさん、ベリーシャ交通標識。
ヘッドシュリンカー、奴ら、僕のすべてを欲しがる。
ビルおじさん、ベリーシャ交通標識。
※ iron lung:鉄の肺 人工呼吸器の一種である。
※1headshrinker:ヘッドシュリンカー 首狩り族の人、精神科医
お金を欲しがるプロデューサーことで、プロデューサーは通常、
特に1990年代後半など、人気のあるバンドに貪欲になる傾向があった。
(by Genius Lyrics)
※2My uncle Bill:アンクル・ビル、金銭法案を指す。(by Genius Lyrics)
※3Belisha beacon:ベリーシャ交通標識 英国の歩行者横断標識
◆ポールの上に黄色の点滅する電球のついた、横断箇所を示す標識灯
ガイドとして機能し、人々にどこを歩くべきかを示すというもの。(by Genius Lyrics)
Lyrics : Radiohead "My Iron Lung"
The Bends [ レディオヘッド ]
posted with カエレバ
アコースティックは、こちらで、、、
トム・ヨークの世界は難しいですねぇ。。Genius Lyrics 注釈 によると、、
「クリープ」の大ヒットにより、レディオヘッドを成功または存続させる(鉄の肺)が、
「クリープ」となってしまい、 その鉄の肺がバンドを(財政的に)存続させている間、
非常に制約を伴い、特定のスタイルの音楽を演奏することを強制されていると、
彼らが感じていたことを表現している。また「一発屋」となることにも怖れを抱いていた。
『ザ・ベンズ』Wikiによると、、、
歌詞やタイトルはバンドのブレイクのきっかけになった曲であるクリープへの
風刺であることをメンバーは認めている。
特に「これが僕らの新曲!この前のと変わらない。全く時間の無駄。」のラインは辛辣。
「My Iron Lung」英語版Wikiによると、、、
ソングライターのトム・ヨークは1995年に次のように述べている。
「人々は、その1曲「クリープ」で、僕たちの感情的な範囲を定義した。
まるで「クリープ」のようだという「マイアイアンラング」のレビューを見た。
君がそのようなことに直面している時、それは「くたばっちまえ」みたいなもの。
これらの人々は、決して耳を傾けるつもりはないだろう。」
そうですねぇ、大ヒット曲ほどアーティストを追い詰める?固定観念が息苦しくなるのかも?