ハートの「バラクーダ」、このハードロッキンなイントロのギターが堪らない♪♪
2ndアルバム『リトル・クィーン (Little Queen)』 (1977年)より。。
1977
これで終わりじゃないわ、今日もまた、あなたに会った。
私は、気をそらさなきゃならなかった。
太陽のように笑って、みんなにキスして。
そして、でっち上げ、いっつもそう!
あなたは、雑草の中に、とても低く潜んでる。
きっと、私を待ち伏せするつもりなのね。
あなたは、私を、低くひざまずかせる、低く、低く。
バラクーダ(※1)、じゃん?
時を遡ると、、私たちはなんでも、タダでやってたわ。
あなたは、ネズミイルカ(※2)と私に、逢った。
いいえ、間違いない、あなたは歌を売っている、名前も。
ああ、こそこそ話。
そして、本当のことで成果を挙げれないのなら、
あなたは、素早く何かを、でっちあげる。
あなたは、燃やす、燃やす、燃やす、燃やす、芯まで燃やすつもりなんだ。
ああ、バラクーダ。
「私を売って、あなたを売って」とネズミイルカは言ったわ。
自分の頭を守るために、深く潜り込む。
あなたも憂鬱な気分になったんだと思うよ。
その晩、その次の晩もずっと、
振り返ることなく泳いだ。
おあつらえ向きの西部のプール(※3)で、くだらない、くだらない愚か者!
そして、本当のことで成果を挙げれないのなら、
あなたは、素早く何かを、でっちあげる。
あなたは、燃やす、燃やす、燃やす、燃やす、芯まで燃やすつもりなんだ。
ああ、バラ、バラクーダ。
※1barracuda:《魚類》バラクーダ,オニカマス;((俗))どうもうな人
※2porpoise:ネズミイルカは、アンとナンシーウィルソンがお互いに付けたニックネーム。
※3:彼らの起源であるシアトルと、彼らが有名になった場所であるバンクーバーを暗示。
Lyrics : Heart "Barracuda"
ハート Heart - Little Queen CD アルバム 【輸入盤】
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最近のライブは、こちらで、、
「バラクーダ」って、お魚だったんですねぇ、、どうもうな魚らしい。。
「ネズミイルカ」は、ウィルソン姉妹のことらしいんですが、そこら辺からきてるのかな?
驚愕の事実なんですが、レコード会社がそんなデマを飛ばしたりしてたんでしょうか?
炎上商法ってのは、ネット社会に限ったことじゃないんですけど、若干時代を感じるわね。
Heart 「Barracuda」英語版Wikiによると、、、
アン・ウィルソンはインタビューで、この曲はマッシュルーム・レコードに対する
ハートの怒りについてのものであると明らかにした。
マッシュルーム・レコードは、売名行為として、アンと妹のナンシー・ウィルソンの
近親相姦事件の作り話を発表した。
この曲は特に、コンサートの後に彼女の「恋人」がどうだったかを尋ねた男性の
ラジオプロモーターに対するアンの怒りに焦点を当てている。
当初、彼女は、ボーイフレンドであるバンドマネージャーの
マイケルフィッシャーについて話していると思っていた。
しかし、彼はアンがナンシーについて話していると公表し、アンは憤慨し、
ホテルの部屋に戻り、曲のオリジナルの歌詞を書いた。
フリッカーは、こう語っている。
「『バラクーダ』とは、、
バラクーダは、地元のプロモーターからレコード会社の社長まで、誰でもかまわない。
彼らがバラクーダなんだ。それは、経験全体から生まれたものだ。」
しかし、怒りの感情というのは、時にハードロッキンな名曲を生み出してしまったりする☆彡