ピンク・フロイドの「コンフォタブリー・ナム(通称ザ・ドクター)」♪♪
2枚組コンセプト・アルバム・ロック・オペラ『ザ・ウォール (The Wall)』 (1979年) より。
Recorded at Live 8
[ロジャー・ウォーターズ] (医者)
こんにちは? (ハロー、ハロー、ハロー)
誰か、そこにいますか?
私の声が聞こえるなら、ただ首を縦にふって下さい。
誰か、家にいますか?
さあ(さあ、さあ)、いらっしゃい。
君が、滅入っていると聞いたんだ。
さて、私なら、君の痛みを和らげることができるよ。
そして、君を再び自立させる。
楽にして。(リラックス、リラックス、リラックス)
最初に、少しばかり情報が必要なんだ。
ただの基本的な事実さ。
どこが痛いのか、見せてくれないかい?
[デヴィッド・ギルモア] (主人公ピンク)
痛みはないんだ、あなたが遠のいて行くよ。
遠くに見える船、地平線で煙ってる。
あなたは、波のように断続的に、ただやってくる。
あなたの唇は動いてるけど、言っていることが聞こえない。
子供の頃だった、僕は熱があったとき、
手が、まるで2つの風船みたいに感じたんだ。
今、もう一度、そんな気持ちになってきてる。
説明できないし、あなたには理解できないだろう。
これって、僕じゃない。
[デヴィッド・ギルモア]
僕は、心地よく麻痺してゆく。。
[デヴィッド・ギルモア]
僕は、心地よく麻痺してゆく。。
[ロジャー・ウォーターズ]
大丈夫だよ(オーケー、オーケー、オーケー)
ちょっとだけチクっとするよ。
もう、おしまいだ。
けど、君は少し気分が悪くなるかもしれない。
立てるかい? (立ち上がって、立ち上がって)
薬が効いてきてると信じるよ、いいことだ。
君がショーをやり遂げることができるように、効き続けるよ。
さあ、始まる時間だ。
[デヴィッド・ギルモア]
痛みはないんだ、あなたが遠のいて行く。
遠くに見える船、地平線で煙ってる。
あなたは、波のように断続的に、ただやってくる。
あなたの唇は動いてるけど、言っていることが聞こえない。
子供の頃だった、僕には一瞬、ちらっと見えたんだ。
視界の片隅にね。
僕は、視線を向けたんだけど、それはいなくなった。
今の僕には、はっきり見えないんだよ。
子供は成長して、夢は消えてしまったんだ。
[デヴィッド・ギルモア]
僕は、心地よく麻痺してゆく。。
Lyrics : Pink Floyd "Comfortably Numb"
ザ・ウォール [ ピンク・フロイド ]
posted with カエレバ
公式音源は、こちらで、、
ピンク・フロイドの大作『ザ・ウォール』コンセプト・アルバム・ロック・オペラ。
主人公ピンクの幼少期から、ロック・スターとしての成功・葛藤を描いたもの。
父親を早くに亡くし、母親の過保護なまでの愛情、抑圧的な学校教育。
やがてロック・スターとして成功するも、プレッシャーからドラッグの過剰摂取に陥り、
精神的に荒廃していく。彼の感じる抑圧・疎外感を「壁」に例えている。
初期のライブでは、実際に壁があったようです。さすが、プログレ、哲学してます。
「Comfortably Numb」英語版Wikiによると、、、
ロジャー・ウォーターズは、1977年にフィラデルフィアで行われたツァーで
パフォーマンス前に、胃けいれん用の精神安定剤を注射した経験に触発されて歌詞を書いた。
「それは私の人生で最も長い2時間だった。腕を上げることがほとんどできない状態で、
ショーをやろうとしたのさ」とウォーターズは語った。この曲の仮題は「The Doctor」
「コンフォタブリー・ナム」Wikiによると、、、
生気を失った主人公(ピンク)を覚醒させるために、医師によって
ドラッグが投与されるという内容。ヴォーカルはドクターパートを
ロジャー・ウォーターズ、ピンクをデヴィッド・ギルモアが担当している。
ギルモアのギター・プレイは、彼のベスト・プレイにも挙げられる。
このダブルデヴィッド共演映像(デヴィッド・ギルモアとデヴィッド・ボウイ)に、
魅入られてしまったんですねぇ。。この最後のギターソロ、鳥肌ものです🎸
突如として、『パープル・レイン』のギターソロになったこともあったらしい☆彡
なんとも素晴らしいんですが、やっぱり泣きのギターはギブソンのレスポールが好みな派?!