テイラー・スウィフトの「ザ・レイクス」♪久々に聴こえてきた♪♪
8thアルバム『フォークロア(folklore)』(2020年) より。
すべての哀歌(※1)が、私をほめたたえるって、ロマンチックかしら?
私って、こんなあらゆる冷笑的なクローンには向いてないんだ。
携帯電話を持ってる狩人(かりうど)たち。
すべての詩人が最期を迎えるため訪れたという湖に、連れて行ってね。
私は属さない、そして、最愛の人、あなたも属さないでしょ。
あのウィンダミア(※2)の頂(いただき)は、泣くのに完璧な場所のように見える。
私、出発するけど、詩神(ししん※3)がいなきゃだめ。
私の肌の下に、何を潜り込ませるべきなのか。
心停止するほどの傷の波の中で。
ネームドロッピング(※4)みたいな低俗さを見ることから離れすぎてきた。
私の言葉の価値ってなんなのか、教えてちょうだい。
すべての詩人が最期を迎えるため訪れたという湖に、連れて行ってね。
私は属さない、そして、最愛の人、あなたも属さないでしょ。
あのウィンダミアの頂(いただき)は、泣くのに完璧な場所のように見える。
私、出発するけど、詩神(ししん※3)がいなきゃだめ。
オーロラと悲しい散文が欲しい。
素足の上に、まっすぐ育つ藤(※5)を見たい。
だって、何年も引っ越してないから。
そして、私はあなたがここにいることを望んでる。
赤いバラは、氷で凍結した地面から、成長したんだ。
誰も周りにツイートする人はいない。
崖側のプールで入浴している間に、
私の悲惨な愛と、乗り越えられない苦悩とともに。
すべての詩人が最期を迎えるため訪れたという湖に、連れて行ってね。
私は属さない、そして、最愛の人、あなたも属さないでしょ。
あのウィンダミアの頂(いただき)は、泣くのに完璧な場所のように見える。
私、出発するけど、詩神(ししん※3)がいなきゃだめ。
いいえ、あなたなしじゃないんだ。
※1elegy:エレジー
※2Windermere:ウィンダミア
※3my muse:《ギリシャ神話》ミューズ、(詩人に霊感を与える)詩神;詩的霊感
※4namedropping:ネームドロッピング
有名人の名前を自分の知人であるかのように持ち出して自慢話をすること
※5wisteria:フジ(藤)
Lyrics : Taylor Swift “the lakes”
テイラー・スウィフト/フォークロア《通常盤》 【CD】
posted with カエレバ
ライブは、こちらで、、、
この曲って、、そもそもこちらの壮大な?オーケストラ・バージョンだったようですね。
以前のボーナス・トラックは、、、
テイラー自身が、オーケストラについて“小さくしてほしいな”と言ったみたい。
テイラー・スウィフトにしても、、ビリー・アイリッシュにしても、、、
人々がうらやむセレブでありながら、怒りと悲哀に満ちた世界を描いてる気がする。
世界(世間)における成功が絶対的幸せというのは、どうやらこちら側の妄想なのかも。
Taylor Swift 「the lakes」Wiki英語版によると、、、
歌詞は、スウィフトが国の湖水地方にあるイギリス最大の湖である
ウィンダミアでの彼女のセミリタイアについて内省している。
スウィフトはツンドラから成長する赤いバラを「ツイートする人がいない」と想像して、
ソーシャルメディア、確執、都会の環境のないユートピアのアイデアを示す。
湖畔詩人がしたように、社会、彼女の批評家や批判者から逃げ出し、
荒野で彼女の恋人との癒しを見つける。
作詞作曲は、現実逃避と相まって憂鬱な口調を醸し出しており、
水生顕花植物の属であるウィステリア(藤色)と、
ロマンティックな作品で知られる19世紀英国の詩人ウィリアムワーズワースに言及してる。
フォークロアに関するスウィフトの協力者であるアーロン・デスナーは、
この曲は悲劇的なギリシャの詩のヒントを使用しており、
「美しい庭で迷子になっている」ように感じていると述べた。
主流メディアは、スウィフトが「ミューズ」と「最愛」と呼んでいるこの曲の主題を、
彼女のボーイフレンドであり英国の俳優であるジョー・アルウィンであると推測している。
「ネームドロッピングのスリーズを見るには遠すぎた」という歌詞は、
カニエ・ウェストとスクーター・ブラウンとの彼女の公表された論争の微妙なヒントと解釈。