コートニー・バーネット「ペデストリアン・アット・ベスト」☆
デビューアルバム『Sometimes I Sit And Think, And Sometimes I Just Sit』より。
in session for Annie Mac 2015
あなたを愛している、あなたを憎んでいる、どっちつかずな私、時と場合によるわ。
気分が上がろうが、落ち込む、あらゆる現実を超越して、快方に向かってる。
あなたが好き、あなたを軽蔑する、あなたを賞賛する。
あらゆるすべてが失敗に終わるとき、私たちは何をするつもりなの?
私は告白しなきゃならない、小さな成功となるべきものを台無しにしてしまった。
けど、私は離れる、少なくとも、最善を尽くしてきた、そう思う。
これとか、あれとか、その他、何でわざわざ気にするの?
死の床まで一緒じゃないけど、私は、今なお、あなたの頭の中にる。
私を偶像化してみて、そしたら、あなたを失望させるだけだよ。
私は並外れてるって言ってみて、あなたをから搾取するって約束するわ。
あなたのお金を全部ちょうだい、そしたら、少し折り紙を折ってあげる、ハニー。
あなたは冗談だって思うんだろうけど、私は、あまり面白いとは思わないわ。
私の潜在意識の独り芝居は、アナログで満たされてる。
引っ掻かれ、浮遊してる、私、その考えに愛着を持つようになってたの。
変移するすべての夢、ほろ苦い哲学。
どうやってここにたどり着いたのか、分からなくなってしまった。
私は憤慨している、実存してる時間の危機に瀕している。
なんという至福、サマータイム(※1)じゃ、このゴタゴタは解決しない。
働かなさすぎ性欲過多(※2)、私は自分の無関心を表現しなきゃならない。
ネズミたちが頭の中に戻ってきた、フロイト(※3)は何て言ってたかしら?
私を偶像化してみて、そしたら、あなたを失望させるだけだよ。
私は並外れてるって言ってみて、あなたをから搾取するって約束するわ。
あなたのお金を全部ちょうだい、そしたら、少し折り紙を折ってあげる、ハニー。
あなたは冗談だって思うんだろうけど、私は、あまり面白いとは思わないわ。
テレビン油(※4)とシアン化物(※5)で、頭を洗い流したい。
私があなたの瞳を捕えようとするとき、この潜在意識下の酷評が嫌いだ。
あなたが台所で泣いているのを、見るのが嫌。
私のものだなんて思っていないのに、何故、こんな風に私に影響を与えるのか分からない。
誤った、調和のとれた、私は、ほぼ聖人ぶっちゃいない。
汚れた服、私たちは皆、自分自身を成長させてるんだと思う。
私は偽物、私はいんちき、目覚めてる、孤独だ。
私は十人並、私は蠍座。
私を偶像化してみて、そしたら、あなたを失望させるだけだよ。
私は並外れてるって言ってみて、あなたをから搾取するって約束するわ。
あなたのお金を全部ちょうだい、そしたら、少し折り紙を折ってあげる、ハニー。
あなたは冗談だって思うんだろうけど、私は、あまり面白いとは思わないわ。
私を偶像化してみて、そしたら、あなたを失望させるだけだよ。
私は並外れてるって言ってみて、あなたをから搾取するって約束するわ。
あなたのお金を全部ちょうだい、そしたら、少し折り紙を折ってあげる、ハニー。
あなたは冗談だって思うんだろうけど、私は、あまり面白いとは思わないわ。
※1Daylight Saving Time(デイライトセービングタイム):サマータイム、
毎年3月の第2日曜から11月の第1日曜までの期間、日の出時間を1時間早める。
※2Under-worked and over-sexed
社会一般的には“over-worked and under-sexed”過重労働で、性欲低下
※3Freud:ジークムント・フロイト
※4turpentine:テレビン油 マツ科の樹木から得られる精油のこと
※5cyanide:シアン化物 一般に人体に有毒であり、ごく少量で死に至る
Lyrics : Courtney Barnett "Pedestrian At Best"
MVはこちらで、、、
この歪んだギター♪ヘヴィなリフ♪3ピースのライブが、なんてイケてるんでしょ♪
このフェスのライブ映像とか、すっごいカッコイイ♪好み過ぎる♪
詞的には、内省的グランジな雰囲気で、どこか哲学してる感じが、ちょっと解り難いんですが、
この題名「Pedestrian At Best(よくて歩行者)」、歌詞には出てこない。
Genius Lyricsの注釈によると、、、
タイトルの「Pedestrian(歩行者、平凡な、つまらない)」という単語は、
コーラスの「Pedestal(銅像などの台座)」という単語にリンクする。
(put someone on a pedestalで、尊敬[崇拝・偶像化]する、理想の人だと信じ込む)
それらは同じように聞こえるだけでなく、2つは対義語として見ることもできる。
(曲の最初の詩が、対義語でいっぱいであるように)
確かに、出だしの歌詞が、意味不明なほどに、真逆の表現が並んでいる。
どうも、周囲の急激な変化による、苛立ちみたいなものが噴き出してる感じ??
こう語っていたようです。。
「“Pedestrian At Best”はアルバムのなかでも最後に出来た曲で、
リフのアイデアは前からあったんだけど、歌詞が思いつかなくて……。
とりあえずヴォーカル以外のパートを録ったのよ。
それを家に持ち帰って、歌詞を付けて、次の日に改めてレコーディングした。
1週間ずっとスタジオでの作業が続いて疲れていたし、
精神的にも少し参っていて弱気だったから、
自分のなかに抱えていた思いを全部吐き出したって感じかな」
彼女が初めて買ったアルバムはニルヴァーナ、そもそも、グランジよりだったんだぁ★