アデルの「ホールド・オン」♪♪
4thアルバム『30』(2021年)より。
踏みとどまるのよ。
あなたは、まだ強いわ。
愛は、すぐにやって来る。
ちょっとだけ、踏ん張って。。
ああ、私って、また何かやっちゃったの?
私って、何にも学ばなかったのかしら?
支離滅裂な生活はしたくない。
降りたいのに乗ってる、乗り物みたい。
自分というものを持ち続けるのは難しい。
暗闇の中で、手探りのとき、
自分自身と闘うのにひどくうんざりしていて、勝つチャンスもない。
(踏みとどまるのよ)
冷静になる時間を置きましょう。
(あなたは、まだ強いわ)
痛みには、優雅でありましょう。
(愛は、すぐにやって来る)
ちょっとだけ、踏ん張って。。
神に誓うわ、私はもうボロボロよ。
頑張ろうとすればするほど、あと戻りする。
自分こそ、最悪の敵だわ。
今まさに、本当に、自分であることを嫌悪する。
日々、道の途中のように感じる。
大きく口を開けて、私を丸ごと飲み込むかもしれない。
どうして、自分をこんなに小さいと感じるの?
とにかく感じるのに悪戦苦闘してるときには。
ちょっとだけ、踏ん張って。(踏みとどまるのよ)
冷静になる時間を置きましょう。
あなたは、まだ強いわ。(あなたは、まだ強い)
痛みには、優雅でありましょう。(愛は、すぐにやって来る)
ちょっとだけ、踏ん張って。
(あなた、ちょっとだけ踏ん張って。あなた、ちょっとだけ、踏ん張って)
踏みとどまるのよ。(あなた、ちょっとだけ踏ん張って。ちょっとだけ踏ん張って)
時に、孤独とは、私たちが得る唯一の休息よ。
(ちょっとだけ踏ん張って、ちょっとだけ踏ん張って)
そして、空虚は、実際に、忘れさせてくれる。
(ちょっとだけ踏ん張って、ちょっとだけ踏ん張って)
時に、許しとは、ひそかに最も容易い。
(ちょっとだけ踏ん張って、ちょっとだけ踏ん張って、、)
だから、ちょっとだけ踏ん張って、ooh
冷静になる時間を置きましょう。(あなたは、まだ強いわ)
痛みには、優雅でありましょう。
愛は、すぐにやって来る、ベイビー。
ちょっと踏みとどまっていればね。
踏みとどまるの、踏みとどまるの、踏みとどまるの、踏みとどまるの。(踏みとどまるの)
冷静になる時間を置きましょう。
だって、あなたはまだ強いから、あなたはまだ強いわ。(あなたはまだ強い)
ただ、優雅であれ、愛は、すぐにやって来るから。
ちょっと踏みとどまっていれば。
(あなた、ちょっとだけ踏ん張って、あなた、ちょっとだけ踏ん張って、、、)
ただ冷静になって、ただ冷静になって。
(あなた、ちょっとだけ踏ん張って、あなた、ちょっとだけ踏ん張って、、、)
Lyrics : Adele "Hold On"
30 (完全生産限定盤) [ アデル ]
posted with カエレバ
「Hold on」は、実際に友達がかけてくれた言葉らしい。「頑張って」って感じかな。
新譜から4曲ほど訳させて頂いて、私個人の以前の印象、情念的なアデル節からすると、
言うほど恨み節でも暴露系でもない気がする。いい意味で棘がなくなった?母性なのか??
Genius Lyrics 注釈によると、、、
ヴォーグ(英国)の2021年11月号のアデルのカバーストーリーインタビューより
トラックは、アデルの友達が「ホールド・オン」と歌うアマチュア合唱団で終わる。
「みんなが歌っているのは、友達が私に言ってたことなの。」とアデルは説明する。
「だからこそ、合唱団ではなく、実際にみんなに歌ってもらいたかった。」
こちらの記事によると、、、
オプラ・ウィンフリーとのインタビューの中で、
アデルは、離婚の文脈で「ホールド・オン」の意味と、それを書いたとき
人生のどこにいたのかを掘り下げた。
「歌詞の中で、[私がどのように感じたのか]感じたいときに、
私の友達はいつも「踏みとどまって」と言うでしょう」とアデルは説明した。
「しかし、持続するには、ただ疲れ果てていた。それはプロセスなの。
あなたが知っている、離婚のプロセス。ひとり親になるプロセス。
毎日、子供に会わないというプロセスは、母親になったときの計画にはなかった。
毎日、自分で現場入りする、毎日、自分で立ち上がって、それでも家を運営し、
ビジネスを経営するプロセス。
とても多くの人が、私の話していることを知っていて、私もそう感じてる。
それらを、うまく調整してた。
そしてそれだけで、私はもうやってられないって感じたわ。」
「そしてまた、好きにやろうとして、意図的に前進する。
理由もなく、それから抜け出すだけではない。
そのコンクリートのばかり歩いていると、足が痛くなるから。」
「私は、自分が悪い決断をしたのか、疑問に思ったことなどないわ。
一度も感じたことがないって、とてもありがたく思ってる。
私は、自分自身に、そう質問をしたことはない。
でも、口を閉じ続けていたら、もっと良かったのかもしれないわね。
私が世界で最も愛している2人を、傷つけるという点では。」
アデルは2019年にサイモン・コネッキーと離婚した余波を新作で掘り下げており、
『30』についてこれまでで最もパーソナルで「繊細」なアルバムだと語っている。
アップル・ミュージックのゼイン・ロウとのインタヴューで次のように語っている。
「曲を書いている時も、ミックスをしている時でも『このアルバムは出さないほうがいい。
別のアルバムを書くべきだ』と思った時があったの」