ピンク・フロイドの「グッバイ・ブルー・スカイ」✈
『ザ・ウォール (The Wall)』(1979年)より。
「ほら、かあさん!
お空に飛行機が飛んるよ。」(※1)
Ooh-ooh, ooh, ooh, ooh
Ooh-ooh, ooh, ooh, ooh
Ooh-ooh, ooh, ooh, ooh
Did-did-did-did 怯えるものを見たのか?
Did-did-did-did 爆弾が落ちるのを聞いたのか?
Did-did-did-did 不思議に思わなかったのか?
澄んだ碧い空の下で、凛々しい新しき世界の約束が繰り広げられたときに、
なぜ、僕らはシェルターへと走らなければならなかったのか。
oh-ooh, ooh, ooh, ooh
Ooh-ooh, ooh, ooh, ooh
Did-did-did-did 怯えるものを見たのか?
Did-did-did-did 爆弾が落ちるのを聞いたのか?
炎は、すべて消え去った。
しかし、苦痛は、ずるずる続くのだ。
さよなら、碧い空。
さよなら、碧い空。
さようなら。。
さようなら。。
※1:子供時代のピンク(主人公)が母親と話している。
ロジャー・ウォーターズの息子ハリーの声が使われている。
Lyrics : Pink Floyd "Goodbye Blue Sky "
ザ・ウォール [ ピンク・フロイド ]
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公式音源はこちらで、、、
『ザ・ウォール〜ライブ・イン・ベルリン』で、ジョニ・ミッチェルが唄っていた♪
この映像って、映画『ピンク・フロイド ザ・ウォール』からのようね。なんとも不気味?!
ザ・ウォール/ピンク・フロイド
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『ザ・ウォール(The Wall)』Wikiによると、、、
ロック・スターと思われる主人公ピンクの人生がストーリー形式で進行していき、
そこから人間心理を描き出すという手法を取ったコンセプト・アルバムである。
ピンクの人生の過程の中で感じる、学校教育や社会の中での
抑圧・疎外感を「壁」に例えている。
ピンクはごく早い時期に父親を戦争で失っている設定で、
基本的にはロジャー・ウォーターズ自身を投影したキャラクターと言える。
Genius Lyrics注釈によると、、、
この曲は、第二次世界大戦の爆撃中のピンクの子供時代の思い出。
子供の心は、爆撃の危険性についての本当の概念がなく、太陽が出ているのに
なぜ自分が、屋内に留まらなければならないのか理解できなかった。
後半は、戦争によって引き起こされた、恐怖の精神的な傷跡と、
国が紛争から通常の状態に戻って、ピンクが自分で世界に光を当てるときに
子供の頃の家に別れを告げるのと同じように感じている不安を表してる。
「グッバイ・ブルー・スカイ」は、快適さをもたらすはずの小さなものでさえ、
今では、痛みを伴う記憶の引き金になっているという意味。
「アルバムを編集して以来、自分のやり方をはっきりと考えようとはしてないが、
この分野は、非常に混乱していることを知っている。
サイド1が好きなら、それを要約するのが最善の方法だと思う。
そして、サイド1の要約として「グッバイ・ブルースカイ」を見るのがよい。
だから、そう、それは自分の子供時代を思い出し、
それから自分の残りの人生に出発する準備をしているのだ。」
ロジャーウォーターズ、Radio 1 より。
青空が、消え去るなんて、耐えられない。。サヨナラなんて言いたくない!!