シェリル・クロウとジョニー・キャッシュで「救いの日(リデンプション・デイ)」♪
11thアルバム『スレッズ(Threads)』(2019年)より。。
[シェリル・クロウ]
長い間、苦しんでいる人々に、涙が零れた。
しかし、亡くなった者のために、どうやって悼むというのか。
嘆きの部屋へと、そして、誤った疑問へと。
しかし、殺戮は続いて行く。。
そのようなことを感じるのは、魂の中にある。
けど、話さずに見るのは、説得力がない。
ああ、慈悲の哀しみがもたらすもの、
神のおぼしめしがあるのなら。
[シェリル・クロウ]
そこへと直行する列車がある。
天国の扉へと、天国の扉へと。
そして途中で、子供と男、
そして女は、待つ、じっと見て、待っている。
救いの日を。。
[ジョニーキャッシュ]
通りで、炎がが猛威をふるい、
出会うもの全てを、飲み込んでゆく。
単にテレビで、よく見かける映像。
来たれ、指導者、、来たれ、汝、偉大なるもの。
貴様の横柄な話を、聞いてみよう。
貴様の多くの美徳は、無駄にされる。
そして、我らは聞いてなどいない。
そこへと直行する列車がある。
天国の扉へと、天国の扉へと。
そして途中で、子供と男、
そして女は、待つ、じっと見て、待っている。
救いの日を。。
今日、私たちのため、何をもたらすのか。
骨は投げる(譲歩はする)が、皿を守ってる。
ああ、なぜ手遅れになるまで、待ったのだろうか。
掘り当てる石油など、なかったでしょ。
運命との引き換えていい、富などない。
憎悪の中、死んで行ったあらあゆる人々の運命。
歩み寄ってください、あなた方、偉大なる人々よ。
そこへと直行する列車がある。
天国の扉へと、天国の扉へと。
そして途中で、子供と男、
そして女は、待つ、じっと見て、待っている。
救いの日を。。
田園地方の中に、埋もれている。
夜の殻の中に、隠されている。
赤ん坊がが泣くところならどこにでもある。
自由。。
自由。。
自由。。
自由。。
自由。。
Lyrics : Sheryl Crow , Johnny Cash "Redemption Day"
スレッズ [ シェリル・クロウ ]
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この曲って、、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争のことだったんですねぇ。。
こちらの記事の4位にランクインしている。。
クロウはヒラリー・クリントンとボスニアを訪れたあと、
自身の2作目のアルバムに収録すべく、この反戦を訴える情熱的な作品を書いた。
キャッシュは、この数年前に、リック・ルービンのプロデュースの下、
この曲のカヴァー・ヴァージョンを録音。
その成果は、彼の死後にリリースされた”American Recordings”シリーズの
6作目『American VI : Ain’t No Grave』 (2010年) に収録されている。
『Threads』に収録されているこの”共演版”に聴ける
クロウとキャッシュのヴォーカルの組み合わせは息を呑むほど魅力的だ。
元々は、2nd『シェリル・クロウ(Sheryl Crow)』(1996年)に収録されていた。
このアルバム、当時、私の大のお気に入りだったので、こっちのイメージが強いのよ。
シェリル・クロウ/シェリル・クロウ[SHM-CD]
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ジョニー・キャッシュのソロヴァージョンはこちらで、、、
カントリーの大御所たる説得力が、ひしひしと伝わってくる重みが深い気もする。。