クイーンの「イニュエンドウ」♪♪
14thアルバム『イニュエンドウ (Innuendo) 』(1991年)より。。
1、2、3、4。
Ooh, ooh!
太陽が、空にぶら下がっているうちに、
砂漠には、砂がある。(※1)
波が、海に打ち着けるうちに、
そして、陸地に出逢う。
風と星たちが存在するうちに、
そして、虹。。
山々が、平地へと崩れ落ちるまで。
ああ、そうさ、我々は、挑戦し続ける。
慎重に、踏みはずさぬように。
ああ、我々は、挑戦し続ける、そうさ。
ただ、時が過ぎてゆく。
Ooh, ooh!
我々が、人種に従って生きているうちに、
色、もしくは、信仰。
我々が、盲目の狂気によって支配してゆくうちに、
そして、純粋なる欲望。
伝統によって左右される、我々の生活。
迷信、偽りの宗教。
果てしない時を経て、そして延々と。
ああ、そうさ、我々は、挑戦し続ける。
慎重に、踏みはずさぬように。
ああ、我々は、挑戦し続ける。
時が、尽きるまで。
時が、尽きるまで!
悲しみを、通り抜け、
輝かしき全てを、通り抜け、
我が匂わせに、憤慨する勿れ。
[スパニッシュ・ギター・ソロ]
君は、成りたいものなら、なんにでも成れる。
自分自身を、何かに変えるだけだ。
君は、ずっと成れると思ってる。
君のペースで自由になるんだ、自由になれ、自由になれ。
君のエゴを明け渡し、自由になるんだ。
君自身を解放せよ。
Ooh, ooh, yeah!
神が存在するのであれば、もしくは、
空の下の、如何なる正義も、
目的があるのならば、理由があるのならば、
生きるか、死ぬか、
質問に対する答えがあるのならば、
我々は、尋ねねばならないと感じてる。
本性を表し、我々の恐れを破壊してくれ。
正体を現すのだ。
ああ、そうさ、我々は、挑戦し続ける。
ほら、慎重に、踏みはずさぬように。
そうさ、我々は、笑い続ける、そうさ。
(Yeah, yeah, yeah)
なるようになるのだ。
(挑戦し続けるのみ)
挑戦し続けるのみ。
時が尽きるまで。
時が尽きるまで。
時が尽きるまで!
※1レッドツェッペリンへのオマージュ。 様式的には、
歌詞に砂漠の風景を描いたほぼ同じ長さの叙事詩である「カシミール」。
Lyrics : Queen "Innuendo"
イニュエンドウ [ クイーン ]
posted with カエレバ
『Innuendo』制作の裏側はこちらで、、、
「Innuendo」とは、「当て付け、暗示、ほのめかし、当てこすり、風刺」、、
昨今、インスタとかで、イラつくと話題の「匂わせ」?もっと高尚な感じかな。(笑)
まあ、、フレディ的には、単に、お気に入りの単語だったようですが、、
こちらの記事によると、、、
11. ボードゲーム「スクラブル」の鬼だった
フレディは1991年のアルバム『Innuendo』のタイトルについてこう語る。
「『Innuendo』は僕がスクラブルでよく使う言葉で、
僕はスクラブルの鬼なんだよ!クイーンにとっては完璧なタイトルだよ」
(*スクラブルは欧米で人気のボードゲーム)
Genius Lyrics 注釈によると、、、
この曲は、レッドツェッペリンの「カシミール」と、フレディの病気に、
部分的に触発されており、人類が互いに生きることができず、
常に意味を探求していることを扱っている。
「イニュエンドウ (曲)」Wikiによると、、、
作曲クレジットはクイーン。プロデュースはクイーンとデヴィッド・リチャーズ。
ゲストとして、イエスのスティーヴ・ハウがフラメンコギターで参加している。
作詞は主にロジャーがまとめ、作曲と編曲はメンバー全員で行ったセッションから発展させた。
曲風はラヴェルのボレロ風リズムと音階で始まり、アコースティックギターの
ソロが入ると一旦静かな独唱の中間部を通る。
それから5拍子のフラメンコギターを含めた展開部や、合唱、フラメンコ風ソロ、
変拍子などが入り、提示部のボレロ風メロディーに戻るという複雑な構成である。
クイーンの正規メンバーでは、ライブ演奏されたことはないが、1992年に
ウェンブリー・スタジアムで行われたフレディ・マーキュリー追悼コンサートでは、
ヴォーカルにレッド・ツェッペリンのロバート・プラントを迎えて演奏された。
ただし、声が出ていない等の理由によりDVD版ではカットされている。
このアルバムの制作中、、フレディは、病状がかなり悪化していたようですが、、
最期まで挑戦し続け、故意に体調の悪化を「匂わせ」ることなど決してなかったようだ☆彡