レッド・ツェッペリンの「オール・マイ・ラブ」❤
8th『イン・スルー・ジ・アウト・ドア(In Through the Out Door)』(1979年)。
愛情をさますべきかもしれない、光の中の我が火。
風の中、羽を追いかける。
歓喜のマントを編み上げる、柔らかな輝きの中で。
終わりのない糸が、動いている。(※1)
すぐに過ぎ去ってしまう、多くの時間と日々の間、
潮の流れが、炎を薄暗くしていった。
ついに、腕をまっすぐに伸ばし、その手が織り機へと。
これで終わるのか、それとも、ただ始まるのか?
我が愛するすべて、我が愛するすべて。
あなたへの愛すべてが、今。
我が愛するすべて、我が愛するすべて。
ああ、あなたへの愛すべてが、今。
カップを上げて、トーストをもう一度作る。
ざわめきに、1つの声が、はっきりと聞こえる。
誇り高きアリアンヌ(※2)の一言、維持する我が意志。
我がため、もう一度、回転する織物。
ああ、我が愛するすべて、我が愛するすべて。
ああ、あなたへの愛すべてが、今。
我が愛するすべて、我が愛するすべて、そう。
あなたへの愛すべて、我が子よ。
あなたのものは織物で、我のものは、時を縫うその手。
彼のものは、内なる力。
我らのものは火、我々が見つけることができる暖かさすべて。
彼は、風の中の羽。
ああ、我が愛するすべて、我が愛するすべて。
あなたへの愛すべてが、今。
我が愛するすべて、そうそう
あなたへの愛すべて。
我が愛するすべて、我が愛するすべて。
我が愛するすべて。
時折、、時折、、
Hey hey hey hey, ooooh yeah
すべて、すべて、すべてなのだ。
我が愛するすべて、我が愛するすべて。
あなたへの愛すべてが、今。
我が愛するすべて、我が愛するすべて。
あなたへの愛すべてが、今。
ほんの少し淋しいんだ。
少しだけ、少しだけ、
ほんの少しだけ、淋しい。。
ほんの少しだけ、淋しい。。
※1:北欧神話のノルンとして知られる、ギリシャ神話のモイラを指す。
ギリシア神話における「運命の三女神」で、人間個々人の運命は、
モイラたちが割り当て、紡ぎ、断ち切る「糸の長さ」やその変容で考えられた。
※2Arianne:アリアンヌ
インド出身のロバートの妻(そしてカラクの母)モーリーンのニックネーム
であると言われている。
Lyrics : Led Zeppelin "All My Love"
公式音源はこちらで、、、
「All My Love」英語版Wikiによると、、、
ロバート・プラントとジョン・ポール・ジョーンズによるもので、
ジョーンズのシンセサイザーソロをフィーチャーしたロックバラード。
レッド・ツェッペリンの1977年の北米ツアー中に、亡くなったプラントの息子
カラック捧げた曲。
後にプラントがロックジャーナリストのキャメロン・クロウに行ったインタビューで、
プラントはこの曲がレッド・ツェッペリンの「最高の瞬間」の1つであると述べた。
しかし、ギタリストのジミー・ペイジとドラマーのジョン・ボーナムは、
この曲のソフトロックサウンドについて留保していた。
確かに、この曲、ツェッペリンぽくないんですよね、、ギターのリフがないからかもなぁ。
歌詞の中に登場する「羽」について、『レッド・ツェッペリン IV』において、
各メンバーが自分のシンボルを選び、ロバートプラントのシンボルは「羽」だった。
『レッド・ツェッペリン IV』Wikiによると、、、
左から、、ジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズ、
ジョン・ボーナム、ロバート・プラントのシンボル。
左端のペイジのシンボルはアルファベットの"zoso"という文字に見えるが、
ペイジによればこれは単語ではなく、別の意味を持っているのだという。
だが、これに似たシンボルが16世紀前半に書かれた中世の魔術書にある事が、
判明しており、ペイジはそこからヒントを得たと見られる。
ジョーンズのシンボルは上記の「Book of Signs」から採り上げたもので、
「自信に満ちた有能な人格」を表している。
ボーナムのシンボルも同じ本から取られたもので、
3つの輪は三位一体を表している。
プラントのシンボルは15000年前に存在した古代ムー文明から採ったものだが、
内側の羽の部分はプラント自らが描いたものだという。
ロバート・プラントの息子さん、ウイルス性胃腸炎で5歳で亡くなったようですねぇ。。
昨年、ロックダウン中、息子さんが、夢枕に立ったらしい。ボンゾも!さすがだ?!