ビートルズで「ベートーヴェンをぶっ飛ばせ(ロール・オーバー・ベートーヴェン)」♪
2nd『ウィズ・ザ・ビートルズ(With the Beatles)』(1963年)より。
さて、ちょいと手紙を書くつもりさ。
地元のDJに、送るんだよ。
それは、ちょっとしたロッキンなレコードさ。
ディスクジョッキーに、かけてもらいたいんだよ。
ベートーヴェン(※1)をぶっ飛ばせ。
今日もまた、聴かなきゃな。
僕の体温、上がりっぱなしなんだよね。
そして、ジュークボックスは、ヒューズが飛んでる。
僕の心臓の鼓動のリズムと、
僕の魂は、ブルースを歌い続けてる。
ベートーヴェンをぶっ飛ばせ。
んで、チャイコフスキー(※2)にも伝えなよ。
ロッキンな肺炎にかかっちまった。
リズム&ブルースの注射が必要だ。(Woo)
僕は、作家に追いついたって思うよ。
リズムダンスで、腰を下ろす。
ベートーヴェンをぶっ飛ばせ。
二人ずつで揺れながらさ。
さあ、君が感じて、それが好きなら、
恋人を手に入れて、巻きつけて、揺らすんだ。
転がして、持ち上げて。
ほんのもちょっと、巻きつけて、揺らすのさ。
転がしちまえ。
ベートーヴェンをぶっ飛ばせ。(Woo)
二人ずつで揺れながらさ。
やれやれ、朝早くから、
ずっと君に警告をしてるよ。
僕の青いスエードシューズ(※3)を、踏まないのかい。
ヘイ・ディドル・ディドル。(※4)
僕は、フィドル(※5)を演奏するだろう。
失うものなど何もない。
ベートーヴェンをぶっ飛ばせ。
んで、チャイコフスキーにも伝えなよ。
彼女はツチボタル(※6)みたいにクネクネ動くんだよね。
コマみたいに、クルクル踊る。
彼女には、クレイジーなパートナーがいるのさ。
巻きつけて、揺らすの観なきゃね。
彼女が、10セント持ってる限り、
音楽は、決して止むことはない。
ベートーヴェンをぶっ飛ばせ。
ベートーヴェンをぶっ飛ばせ。
ベートーヴェンをぶっ飛ばせ。
ベートーヴェンをぶっ飛ばせ。
ベートーヴェンをぶっ飛ばせ。
このリズム&ブルースを掘り下げろ。
※1Beethoven:ベートーヴェン
※2Tchaikovsky:チャイコフスキー
※3blue suede shoes:「ブルー・スエード・シューズ」
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※4Hey diddle diddle:ヘイ・ディドル・ディドル
※5fiddle:フィドル
弓を用いて演奏する擦弦楽器、特にヴァイオリンを指す名称である。
※6glow worm:ツチボタル(ヒカリキノコバエ)
Lyrics : The Beatles "Roll over Beethoven"
ウィズ・ザ・ビートルズ [ ザ・ビートルズ ]
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ライブはこちらで、、、
ライヴ・アット・ザ・BBC [ ザ・ビートルズ ]
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そう、この「ロール・オーバー・ベートーヴェン」って題名って、強烈だよね。
チャイコフスキーも出演してたとは、気付いてなかった。歌詞上手いんだよねぇ。でも、
一番の勘違いは、唄ってたのが、ジョンじゃなくて、ジョージだったということ?!(笑)
「ロール・オーバー・ベートーヴェン」Wikiによると、、、
チャック・ベリーの楽曲である。1956年にチェス・レコードより
シングル盤として発売された。楽曲の発表後、ビートルズや
エレクトリック・ライト・オーケストラらによってカバーされた。
ベリーがポピュラー音楽を演奏したい時に、姉のルーシーが
いつも自宅のピアノでクラシック音楽を演奏していたことが
本作のインスピレーションとなっている。
本作は、姉にピアノを独占されていた悔しさを歌った楽曲で、
ベリーは自伝の中で
「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンではなく、
ルーシーに文句を言いたかったんだ」と語っている。
ビートルズのメンバーのお気に入りの楽曲の1つで、
活動初期より演奏していた。1963年7月30日にEMIスタジオのスタジオ2で、
カバー・バージョンのレコーディングが行なわれ、
ジョージ・ハリスンがボーカルを務めた。
エレクトリック・ライト・オーケストラは、1973年のアルバム『ELO2』に、
「ロール・オーバー・ベートーヴェン」のカバー・バージョンを収録した。
エレクトリック・ライト・オーケストラによるカバー・バージョンは、
チャック・ベリーの原曲のトレードマークとなっている12小節の
ロックンロール調のリフや、ベートーヴェンの「運命(交響曲第5番)」の
冒頭部分が盛り込まれている。
輸入盤 ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA / ELO 2 [CD]
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