ジャニス・ジョプリンの「ボール・アンド・チェイン」☆彡
1stアルバム『チープ・スリル(Cheap Thrills)』(1968年)より。
Big Brother and The Holding Company, Monterey Pop
そうよ!いいかしら!
窓際に腰かけて、、
ハニー、雨を眺めてるわ。
神、神、神よ、窓際に腰かけて、、
ベイビー、雨を眺めてるの。
何かがやって来て、私をしっかりと掴んだ。
そして、まるで鉄球と鎖(※1)みたいな感じ。
ハニー、まさしく、そんな風に感じたの。
ハニー、ただ、私を引き摺ってる。
ちょっと、ああ、待って、待って、さあ、 ねえ、理由を教えてちょうだい。
私がしがみついている、全ての小さなことが、どうして、うまくいかないのか?
そう、すべてうまくいかない。
ちょっと、ああ、待って、待って、さあ、ベイビー、理由を教えてちょうだい。
なぜ、すべてのこと、すべてのことが、、
ねえ、今日、あなたが行ってしまった、あなたを愛したかったのに。
ハニー、ただ、あなたを抱きしめたかっただけ、言ったでしょ、ずっと長いあいだ。
そう!いいかしら!ねえ!
愛が、私をしっかりと掴んでるの、ベイビー。
まるで鉄球と鎖みたいな感じ。
今、愛は、私を私を引き摺ってるだけ、ベイビー、そうよ。
まるで鉄球と鎖みたいな感じよ。
教えてくれる人がいるといいんだけど。
愛する人が、どうして、私をそんなに苦しめたいのか。
そう、多分、あなたは助けてくれるかもしれない、さあ、私を助けて!
ちょっと、ああ、待って、待って、さあ、 ねえ、理由を教えてちょうだい。
さあ、教えて、教えて、教えて、教えて、教えて、理由を教えて、そうよ。
ちょっと、あなたにお願いするわ、ああ、待って、待って、待って。
理由を知る必要があるの、さあ、理由を教えて、ヘイヘイヘイ。
今日、あなたが行ってしまった。
あなたを愛して、抱きしめたかった。
私が死ぬ日まで、
言ったわ、待って、待って、待って!
ちょっと、ああ、待って、待って、いやよ、ハニー。
フェアじゃないよ、ダディ、あなたのすることは、フェアじゃない。
あなたが、私に何をしているのか分かってる、フェアじゃないよね。
ちょっと、ああ、待って、待って、さあ、ベイビー。
フェアじゃないよ、今、今、今、あなたがしていること。
言ったでしょ、ねえ、フェアじゃないよ、あなたがしていることはフェアじゃない。
ああ、今日、あなたが行ってしまった、今まで私がやりたかったのは、
あなたを愛することだけだった。
ハニーと私、全く問題なんかないと思ってる。
間違ってなんかいない、いや、いや、いや、いや、いや。
ちょっと、待って、待って、さあ、ベイビー。
これはできない、いや、これは無駄じゃないわ。
ちょっと、ノーノーノーノーノーノーノーノー、待って。
ちょっと、待って、待って、待って、待って、待って。
今、今、今、今、今、今、今、今、ノーノー、無駄じゃない。
ねえ、教えてくれる人がいたらいいのに。
ねえ、理由を教えて。
ねえ、なぜ、愛がそんな風になっちゃうのか、教えてちょうだい。
鉄球みたいに、、
鉄球みたいに、、
鉄球と、
ああ、ダディ、ダディ、ダディ、ダディ、ダディ、ダディ、ダディ、ダディ、
・・と、鎖みたいに、、
Yeah!
※1a ball and chain:ボール・アンド・チェイン(鉄球と鎖)
Lyrics : Janis Joplin "Ball & Chainn"
公式音源はこちらで、、、
間投詞(oh, whoa, hun, no , Yeah! Alright! Hey!)訳すべき?多分、アドリブ?!
一瞬にして聴衆を虜にしてしまった、ジャニスの伝説の熱唱の迫力が、凄まじい!!
ああ、、ザ・ブルースですねぇ。。鎖に繋がれ、あなたに囚われたままの私の心。。
「ボール・アンド・チェイン」Wikiによると、、、
アメリカ合衆国のブルース歌手ビッグ・ママ・ソーントンが書き、自ら吹き込んだ楽曲。
ジャニス・ジョプリンは、ソーントンから音楽的な影響を受けたことを
しばしば公言していたが、「ボール・アンド・チェイン」も様々な
ライブの機会に取り上げて歌っていた。
ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーのギタリストだった
ジェイムズ・ガーリーによると、ジョプリンは、サンフランシスコの
バーでソーントンが歌っているこの曲を初めて聞いたのだという。
1967年、彼らはモントレー・ポップ・フェスティバルでこの曲を演奏し、
聴衆からの熱狂的な反響と好意的批評を受けた。
Ball and Chain by Janis Joplin 英語版Songfactsによると、、、
ウィリー・メイ・"ビッグ・ママ"・ソーントンという名の
ブルース・シンガーによって書かれ、最初に録音された。
ボールとチェーンは囚人を連想させるイメージであり、チェーンに
取り付けられた加重ボールが、囚人の足に束縛されて脱走を防ぐもの。
この歌の中で、ソーントンはそのイメージを、彼女を抑圧している、
彼女の男に関連付けている。
ミュージカルが日本人キャストで公演されるようですねぇ、おっと来週だ♪♪