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Lou Reed - A Walk On The Wild Side - ワイルド・サイドを歩け 和訳

2022年8月21日

The Velvet Underground

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ルー・リードの「ワイルド・サイドを歩け」♪♪

2ndソロアルバム『トランスフォーマー(Transformer)』(1972年)より。


Live at Farm Aid 1985

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ホリー(※1)は、フロリダのマイアミからやって来た。
ヒッチハイクで、アメリカ大陸縦断さ。
途中で、眉毛を抜いたんだ。
足を剃って、彼は、彼女になった。

彼女は言うんだ、「ねえ、ベイビー、ワイルドサイド(※2)を闊歩しましょ。」
言ったよ、「ヘイ、ハニー、ワイルドサイドを闊歩しようぜ。」

キャンディ(※3)は、島から出て来た。
裏の部屋で、彼女は、みんなのダーリンだった。
けど、彼女は、決して慌てることはなかったのさ。
口でやってるときでさえ。

彼女は言うんだ、「ねえ、ベイビー、ワイルドサイドを闊歩しましょ。」
言ったよ、「ヘイ、ハニー、ワイルドサイドを闊歩しようぜ。」

そして、色とりどりの女の子たちが行くんだ。
Doo, doo-doo, doo-doo, doo-doo-doo
Doo, doo-doo, doo-doo, doo-doo-doo
Doo, doo-doo, doo-doo, doo-doo-doo
Doo, doo-doo, doo-doo, doo-doo-doo
(Doo, doo-doo, doo-doo, doo-doo-doo
Doo, doo-doo, doo-doo, doo-doo-doo
Doo, doo-doo, doo-doo, doo-doo-doo
Doo, doo-doo, doo-doo, doo-doo-doo
Dooh)



リトル・ジョー(※4)は、一度だって秘密を洩らしたことがない。
誰もが、払わなきゃならなかったし、払ってる。
あちらもこちらも、押し合い圧し合い。
ニューヨークは、みんなが言ってた場所。

「ヘイ、ベイビー、ワイルドサイドを闊歩しよう。」
僕は言ったよ、「ヘイ、ハニー、ワイルドサイドを闊歩しようぜ。」

シュガー・プラム・フェアリー(※5)が、登場してきた。
ソウルフード(※6)と、食べる場所を探しながら、
アポロ・シアター(※7)に、行ったんだ。
君は、彼が行くのを見たはずだ、行け、行け。

みなが言った「ねえ、シュガー、ワイルドサイドを闊歩しようよ。」
僕は言ったよ、「ヘイ、ハニー、ワイルドサイドを闊歩しようぜ。」
いいよ、huh。

ジャッキー(※8)は、猛スピードで走り去る。
彼女は、一日中さ、ジェームス・ディーン(※9)かと思ったよ。
そのとき、彼女がクラッシュしなきゃいいけどって思ってた。
バリウム(※10)飲んだら、あの強打から助かっただろう。

彼女は言ったのさ、「ねえ、ベイビー、ワイルドサイドを闊歩しましょ。」
僕は言ったよ、「ヘイ、ハニー、ワイルドサイドを闊歩しようぜ。」

そして、色とりどりの女の子たちは言うんだ。
Doo, doo-doo, doo-doo, doo-doo-doo
Doo, doo-doo, doo-doo, doo-doo-doo
Doo, doo-doo, doo-doo, doo-doo-doo
Doo, doo-doo, doo-doo, doo-doo-doo
(Doo, doo-doo, doo-doo, doo-doo-doo
Doo, doo-doo, doo-doo, doo-doo-doo
Doo, doo-doo, doo-doo, doo-doo-doo
Doo, doo-doo, doo-doo, doo-doo-doo
Doo, doo-doo, doo-doo, doo-doo-doo
Doo, doo-doo, doo-doo, doo-doo-doo
Doo, doo-doo, doo-doo, doo-doo-doo
Doo, doo-doo, doo-doo, doo-doo-doo
Dooh)

※1Holly:ホリー・ウッドローン
  トラッシュ (1970) やウーマン イン リボルト (1972) などの
  ウォーホル映画に出演し、最初のアメリカのトランスジェンダーの
  有名人の 1 人となった女優ホリー ウッドローン。

ウォーホルのミューズ、トランスジェンダー女優のホリー・ウッドローンが死去

ウォーホルのミューズ、トランスジェンダー女優のホリー・ウッドローンが死去

アンディ・ウォーホルのミューズとして知られる、トランスジェンダー女優ホリー・ウッドロー


※2the wild side:ワイルド・サイド
  1970年代のニューヨークのストリートに見られる、
  トランスジェンダーの人々で溢れた路地裏のサブカルチャー。

※3Candy:キャンディ・ダーリン
  彼女は人生の大半をロングアイランドで過ごし、トランスジェンダーの
  女性として、アンディ・ウォーホルの映画トラッシュ (1970) や、
  ウーマン イン リボルト (1972)に出演した。

ワイルドロードの女の子、キャンディ・ダーリン

ワイルドロードの女の子、キャンディ・ダーリン

キャンディ ダーリンは、1960 年代後半に登場した単なるスーパースターではありませんでした。


※4Little Joe:ジョー・ダレッサンドロ

ベルリン映画祭、完璧な裸体がすでに芸術…ウォーホルの美神が受賞!|シネマトゥデイ

ベルリン映画祭、完璧な裸体がすでに芸術…ウォーホルの美神が受賞!|シネマトゥデイ

第59回ベルリン国際映画祭の参加作品を対象に部門の枠を超えて、ゲイ・レズビアン映画に対して与えられるテディ・アワードの特別賞が、1970年代のセックス・シンボル、ジョー・ダレッサンドロに贈られることとなった。


※5Sugar Plum Fairy:シュガー・プラム・フェアリーシュガー・プラム・フェアリー
  ウォーホルの 1965 年の映画『マイ・ハスラー』の登場人物にちなんで、
  シュガー・プラム・フェアリーとして知られるようになった。

Lou Reed – Walk on the Wild Side

Lou Reed – Walk on the Wild Side

Joe Campbell became known as Sugar Plum Fairy after his character in Warhol’s 1965 movie My Hustler.


※6soul food:ソウルフード

ソウルフード - Wikipedia

ソウルフード - Wikipedia

アメリカ合衆国南部で奴隷制を通して生まれた、アフリカ系アメリカ人の伝統料理の総称である。


※7Apollo:アポロ・シアター

アポロ・シアター - Wikipedia

アポロ・シアター - Wikipedia

ポピュラー音楽においてアメリカ合衆国の著名なクラブの一つであり、アフリカ系アメリカ人(黒人)のミュージシャンやアーティストが中心の有名クラブである。


※8Jackie:ジャッキー・カーティス
  アンディ・ウォーホルのファクトリーにたむろしたドラッグクイーン。
  時には女性として、時には男性として演奏し、彼女のグリッターと口紅の
  スタイルは、グラムロックにインスピレーションを与えたと言われている。

Lou Reed – Walk on the Wild Side

Lou Reed – Walk on the Wild Side

Jackie Curtis, drag queen who hung out in Andy Warhol’s Factory.


※9James Dean:ジェームズ・ディーン

ジェームズ・ディーン - Wikipedia

ジェームズ・ディーン - Wikipedia

アメリカ合衆国の俳優。愛称はジミー。デビュー半年後に自動車事故によって24歳の若さでこの世を去った伝説的俳優。


※10valium:バリウム ジアゼパム
不安を緩和し、筋肉をリラックスさせる精神安定剤(商標名バリウム)

Lyrics : Lou Reed "A Walk On The Wild Side"



公式音源はこちらで、、

Lou Reed - Walk on the Wild Side (audio)

Lou Reed - Walk on the Wild Side (audio)

Music video by Lou Reed performing Walk on the Wild Side (audio). (C) 1972 RCA Records a division of Sony Music Entertainment



そうなんですねぇ、固有名詞が多すぎて、Wミーニングも難しいですねぇ。。

登場人物たちは、いわゆるアンディ・ウォーホルの「ファクトリー」に集まる、

「スーパースター」と呼ばれていた方々のようで、なんとも強烈だよなぁ。。





「ワイルド・サイドを歩け」Wikiによると、、、


ルー・リードが1972年に発表した楽曲。リードの代表作の一つ。

アンディ・ウォーホルがニューヨークに構えたスタジオ「ファクトリー」に
集うアーティストたちは、一つの集団を形成するようになり、
彼らは「スーパースターズ」と呼ばれた。

ルー・リードはその中から、トランスジェンダーやゲイの役者たちに
焦点を当て、モデルとし、本作品を書き上げた。

モデルとされたのはホリー・ウッドローン、キャンディ・ダーリング、
ジョー・ダレッサンドロ、ジョー・キャンベル、ジャッキー・カーティスらである。

またリードは、ネルソン・オルグレンが1956年に著した小説
『A Walk on the Wild Side』を足がかりにして曲を書いたことを
はっきりと認めている。



この方の影響力って、凄すぎる、、ある意味、怖いくらい。。☆彡

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ポップアート界のアイコンとも言えるアンディ・ウォーホルの生涯を紹介するには、1日では語り尽くせない。けれどこれを読めば5分で知った気になれる!




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