本日の1曲
ピンク・フロイドの「タイム」🕰8th『狂気(きょうき、The Dark Side of the Moon)』(1973年)より。
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(PULSE Restored & Re-Edited)歌詞和訳
退屈な一日を捏造する、その瞬間が刻々と過ぎ去ってゆく。浪費し、無造作に、時間を無駄にする。
故郷の一区画の地域を、うろつきながら。
誰か、もしくは、何かが、道を示してくれるのを待っている。
陽差しの中で嘘をつくのにうんざりして、家に止まり雨を見てる。
君は若く、人生は長い、今日は、暇つぶしの時間。
そして、ある日、10年が過ぎ去ったことに気付く。
誰ひとり、走るタイミングを教えてくれなかった、
スタートの合図のピストルを逃したのだ。
そして君は走り、太陽に追いつこうと走るけど、沈んでゆく。
再び、君の背後から近づいてきて、駆け回ってる。
太陽は、相対的に変わらないが、君は老いてゆく。
息切れして、死へと近づく一日。
毎年、短くなってゆき、時間を見つけられないようだ。
計画が、失敗に終わるか、半ページの走り書き。
静かなる絶望の中で、じっと待つのが、英国流。
時は過ぎ去った、唄は終わったんだ、
もっと言いたいことがあるはずだと思った。
[エンディング/Breathe (Reprise)]
家、また、家。。
可能なときは、ここにいたい。
寒くて疲れて帰ってきたら、
火のそばで、骨まで温まるのがいい。
野原を越えて、遥か遠く。
鉄の鐘の音が鳴り響き、
信徒をひざまずかせる。
そっと話された、魔法の呪文を聞くために。。
Lyrics : Pink Floyd "Time"
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MV?はこちらで、、、デヴィッド・ギルモアのソロはこちらで、、、
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ロジャー・ウォーターズも唄っていた。。
アス・アンド・ゼム [ ロジャー・ウォーターズ ]
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解説・解釈
ロジャー・ウォーターズによると、、30代を目の前にして、自分が、人生に対して、何の準備もできてないと感じたようだが、
いやいや、昨今、20代じゃぁ、誰も、心の準備なんかできないかも。
人生百年時代ともなると、なかなか悟りなんぞ開けやしない気もする。
ちなみに、ロジャー・ウォーターズとデヴィッド・ギルモアって、、
なかなか和解できないようで、、まぁ、確かに、楽曲が大事だと思うけどさ、
うむ、、ギターが大事な人もいるんだよ?!(笑)
参考・出典
「タイム (ピンク・フロイドの曲)」Wikiによると、、、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド、ピンク・フロイドの楽曲。
8枚目のアルバム「狂気」 (1973年)の4曲目として収録されている。
ベーシストのロジャー・ウォーターズが作詞、
作曲は4人のバンドメンバー全員である。
キーボーディストのリチャード・ライトとギタリストの
デヴィッド・ギルモアがそれぞれのパートでボーカルをとっている。
歌詞は時間が過ぎていくことを題材としている。
ウォーターズは自分が人生において何の準備もしていないことに
気付いたときにこの題材を思いついた。
彼は28歳か29歳の頃のことであったとインタビューで回想している。
時計が鳴り響く長いイントロ演奏が有名である。
サウンドは、エンジニアのアラン・パーソンズによって
四重奏テストとして作られたアンティークストアにて録音されており、
このアルバムの録音を目的として作られた場所というわけではなかった。
アルバムのトラックには、「Breathe」の再演も含まれている
(「Home. Home Again」以降の歌詞の部分)。
こちらの記事によると、、、
「とても不自然な状況だと思う」とこぼした後、ニック・メイスンは、
こんな風に続けている。
「問題は、ロジャーがデイヴをリスペクトしていない点にあると思うんだ。
ロジャーにとっては『ソングライティング等の創作面が何よりも重要だ』
という考えで、ギターを弾いたり、歌ったりは誰でもできる、
とまでは言わないけど、『演奏やパフォーマンスよりも、
曲の作詞・作曲で音楽の良し悪しは判断されるべき』という考えなんだよね」