本日の1曲
ドアーズの「ジ・エンド」☆彡デビュー・アルバム『ハートに火をつけて(The Doors)』(1967年)より。
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Live At the Isle Of Wight 1970歌詞和訳
これで終わりだ。美しき友よ。
これで終わりだ。
ただ一人の我が友よ、終わりだ。
緻密な計画の果てに、
立ちはだかるあらゆる終焉。
安全も驚きもない、終わりなのだ。
二度とあなたの瞳をを見ることはないだろう。
どうなるのか、想像できるか?
どこまでも果てしなく、自由で、
必死に必要としている。
見知らぬ人の手を、
絶望の地で。
古代ローマ、痛みの荒野で失われし、
すべての子供たちは、狂ってる。
すべての子供たちは、狂ってる。
夏の雨が降るのを待ちながら、yeah。
街のはずれには、危険が存在する。
キングス・ハイウェイ(※1)に乗って、ベイビー。
金鉱内部の奇妙なシーン。
高速道を西へと走れ、ベイビー。
ヘビに乗って、ヘビに乗って。
湖へと、古代の湖へと、ベイビー。
ヘビ、彼は長い、7マイル。
ヘビに乗って。
彼は、老いて、その肌は冷たい。
西が、一番いい。
西が、一番いい。
ここに来て、あとは僕らがやろう。
青いバス(※2)が、僕らを呼んでる。
青いバスが、僕らを呼んでる。
運転手よ、どこへと連れて行くのか?
殺人鬼は、夜明け前に目覚めた。
彼は、ブーツを履き、
古代のギャラリーから、顔を得た。
そして彼は、廊下を歩き続け、
妹が住んでいた部屋に入り、それから、彼は、
兄を訪問した、それから、
廊下を歩き続け、そして、
そして、彼は、扉にたどり着いた。
そして、中を見たのだ。
「父さん?」 「ああ、息子か?」 「僕は、あなたを殺したい」
「母さん? 僕は、欲しいんだ。。」(※3)
さあ、ベイビー、僕らと一緒にチャンスを掴もう。
さあ、ベイビー、僕らと一緒にチャンスを掴もう。
さあ、ベイビー、僕らと一緒にチャンスを掴もう。
青いバスの後部座席で、会おう。
青い敷物を敷いて、青いバスに乗って。
さあ、そうさ。
F**c, F**c-ah, yeah
F**c, F**c
F**c, F**c
F**c, F**c, F**c yeah!
さあ、ベイビー、おいで。
F**c me baby, F**c yeah
Woah
F**c, F**c, F**c, yeah!
F**c, yeah, ベイビー、おいで。
F**c me baby, F**c F**c
Woah, woah, woah, yeah
F**c yeah, do it, yeah
さあ、おいで!
Huh, huh, huh, huh, yeah
大丈夫。
殺して、殺して、殺して、殺して、殺して、殺して。
これで終わりだ。
美しき友よ。
これで終わりだ。
ただ一人の我が友よ、終わりだ。
あなたを自由にするのは、辛い。
しかし、あなたは決して、僕に従わない。
笑いと優しい嘘の果てに。
死にかけた夜の終焉。
これで終わりだ。
注釈
※1the King's Highway(スペイン語:El Camino Real 王の道)。カリフォルニア州を通り抜け、海岸に点在するスペインのミッション
(伝道所)を接続していた。
※2Big Blue Bus:サンタモニカのビッグ・ブルー・バス。
※3ギリシア神話のオイディプースへの言及。
Lyrics : The Doors "The End"
フルヴァージョンはこちらで、、、
その他動画
公式音源はこちらで、、、解説・解釈
衝撃的な題名と、後半は、放送禁止用語が炸裂していて、かなり過激。ライブの歌唱は、まさしく、これぞジム・モリソンな迫力だ!!
そう、観てしまったんですねぇ、、恐ろしき戦争映画『地獄の黙示録』。。
ああ、、禁断の映画を、また一本、観てしまった。。
この曲が流れてくるラストシーンが、恐ろしいほど脳裏に焼き付いてしまう。
ああ、なんという「地獄だ。。」イカーン、悪夢にうなされてしまいそうだ。。
参考・出典
Genius Lyrics注釈によると、、、1969 年のローリング ストーン誌とのインタビューで、
ジム・モリソンは、この曲を聞くたびに意味が異なると述べている。
「単純な別れの歌から、始まった…
おそらく女の子にだけですが、それが一種の子供時代に
別れを告げる可能性があることを、僕は理解している。
本当にわからないんだ。
そのイメージは十分に複雑で普遍的であり、
君が望むこと、ほとんど何でもできると思う。」
ロビー・クリーガーによるこの曲の作曲には、
ショパンの「葬送行進曲」を含む、いくつかの音楽的影響が見られる。
この曲について、、ジム・モリソンは、、
「痛みが大きすぎて調べたり、耐えられなかったりすることもある。
とはいえ、それは悪いことではなく、必ずしも危険なことでもない。
しかし、人は痛みよりも、死を恐れる。
彼らが、死を恐れているのは、奇妙なことだ。
生は、死よりもはるかに苦痛だ。
死の時点で、痛みは終わる。
ええ、それは友達だと思う...」
レイ・マンザレクは、、、
「彼は、当時フロイト派の心理学で広く議論されていた傾向である、
エディプスコンプレックスにロックンロールの設定で声を与えていた。
彼は自分の母親と父親に、そうしたいと言っていたわけではない。
彼はギリシャ神話のドラマを少し再現していたんだ。 劇場だった!」
「ジ・エンド (ドアーズの曲)」Wikiによると、、、
デビュー・アルバム『ハートに火をつけて』のB面最後に収録された。
曲は10分にもおよび、父親殺しおよび母子相姦の内容を持つ歌詞は、
センセーションを引き起こした。これはギリシャ神話にあった話を元に、
メンバーのジム・モリソンが作詞したものである。
曲は後に1979年公開の映画『地獄の黙示録』で2度、使われた。
従来モノラルバージョンでしか聴く事が出来なかった『F**k』などの
単語がはっきり聞き取れる様にミックスされており、
後半をカットした形で後にシングル盤でも発売された。