本日の1曲
メタリカの「エンター・サンドマン」★彡5thアルバム『メタリカ (Metallica)通称ブラック・アルバム』(1991年)より。
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openhagen, Denmark - June 15, 2022歌詞和訳
お祈りをしなさい、幼子よ、忘れちゃいけないよ、我が息子。みな、ひっくるめて。
おまえを寝かしつけ、暖かくして、罪から解放する。
サンドマン(※1)が、やって来るまで。
片目を、開けて眠るのだ。
枕を、しっかりと掴んで。
出口の灯り。
闇夜への入り口。
我が手を取りなさい。
ネバー・ネバーランド(※2)へ、出発だ。
何かおかしい、光を締め出せ、今夜の重苦しい思考。
そして、白雪姫(※3)なんかじゃない。
戦争の夢、嘘つきの夢、ドラゴンの炎の夢、
そして、咬みつくものの、そう。
片目を、開けて眠るのだ。
枕を、しっかりと掴んで。
出口の灯り。
闇夜への入り口。
我が手を取りなさい。
ネバー・ネバーランドへ、出発だ。
Yeah-hah
今から、眠りにつきます。(今から、眠りにつきます)
神よ、我が魂が守られるよう、祈ります。(神よ、我が魂が守られるよう、祈ります)
目覚める前に、死んでいたら、 (目覚める前に、死んでいたら、)
神よ、我が魂をお導き下さい。(神よ、我が魂をお導き下さい。)(※4)
シーッ、幼子よ、何も言っちゃいけない。
そして、決して、おまえが聞いた雑音を気にしちゃいけない。
それは、おまえのベッドの下にいる、ただの野獣なのだ。
クローゼットの中で、おまえの頭の中で。
出口の灯り。
闇夜への入り口。
砂の粒。。
出口の灯り。
闇夜への入り口。
我が手を取りなさい。
ネバー・ネバーランドへ、出発だ。(yeah, haha haha)
ネバー・ネバーランドへ、出発だ。
我が手を取りなさい。
ネバー・ネバーランドへ、出発だ。
我が手を取りなさい。
ネバー・ネバーランドへ、出発だ。
ネバー・ネバーランドへ、出発だ。
ネバー・ネバーランドへ、出発だ。
ネバー・ネバーランドへ、出発だ。
注釈
※1Sandman:サンドマンザントマンが背負っている袋の中には眠気を誘う魔法の砂が詰まっている。
彼は夜更けになると人々の目の中にこの砂を投げ込む。
すると、人々は目が開けられなくなり、眠らずにはいられなくなってしまうという。
古くからドイツでは、夜更かしをする子供に「ザントマンがやってくるぞ」と
脅して寝かしつける習慣があった。
※2 never-never land:ネバー・ネバーランド
ピーターパンの本拠地は、 ネバーランドであることから、
「Never Never Land」はネバーランドの悪夢バージョンを意味する可能性がある。
※3Snow White:白雪姫
※4Now, I lay me down to sleep~Pray the Lord my soul to take
18 世紀の古い就寝前の子供向けの祈り「Now I Lay Me Down to Sleep」
を表現したもの。
Lyrics : Metallica "Enter Sandman"
その他動画
MVはこちらで、、、若かりしライブはこちらで、、、
解説・解釈
あのリフが鳴り出すと、、内なる恐怖を、容赦なく掻き立てられる。どこからともなく、不気味なサンドマンが、やって来る感じしかしないのである。
「サンドマン」って妖精?「ネバー・ネバーランド」ってピーターパン??
いやいや、メタリカが、すんなりファンタジーな作品を制作するとは思えないよね。
当初は、「crib death(乳幼児突然死症候群)」について書きたかったようだ。
寒くなると多くなるようで、、折しも、今月は対策強化月間だったようだ。
この記事を読むと、原因が解明されない突然死、睡眠と密接に関係してるらしい。
SNS情報
これだと、あんまり怖くない?!(笑)Jimmy, @Metallica, and @TheRoots perform "Enter Sandman" with Classroom Instruments! #Tonight10#FallonTonight #FallonFlashback pic.twitter.com/xMKJJfQ8XZ
— The Tonight Show (@FallonTonight) April 26, 2024
参考・出典
「エンター・サンドマン」Wikiによると、、、カーク・ハメットは、サウンドガーデンのアルバム
『ラウダー・ザン・ラヴ』に触発されてギター・リフを作ったが、
その時は気に留めず、その後ラーズ・ウルリッヒから
「本当に素晴らしい。でも、最初のパートを4回繰り返してみたらどうか」
と進言されてリフが完成した。
歌詞は、タイトル通りサンドマンが登場する、
メタリカには珍しいファンタジックな内容である。
しかし当初は、乳幼児突然死に関する内容で、
バンドやマネージメントは、プロデューサーのボブ・ロックを通して、
ジェイムズ・ヘットフィールドに緩和するように頼んだ。
曲中にはジェイムズ・ヘットフィールドと、
プロデューサーのボブ・ロックの息子による祈りの文句が挿入されている。
「腰を据えて自分に言い聞かせたんだ。
『次のディープ・パープルの“Smoke On The Water”を書きたい』ってね。
それで、いじり始めたんだよ」
とカーク・ハメットは『ギター・ワールド』誌に語っている。
「スウィングの感覚があって、サウンドガーデンが
ドロップ・チューニングを使っていることについて考えていたんだ」
「当時はグランジの初期段階で、1989年の暮れとかで、
まだグランジとも呼ばれていなかった。
でも、多くのものが自分は大好きで、影響を受けていたんだよね」
とカーク・ハメットは語っている。