本日の1曲
クイーンの「ストーン・コールド・クレイジー」☆彡3rdアルバム『シアー・ハート・アタック (Sheer Heart Attack) 』(1974年)より。
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Live at the Rainbow ‘74歌詞和訳
土曜の朝は、ぐっすり眠ってる。アル・カポネ(※1)になった夢を見た。
ウワサが蔓延している。
街から、じゃまものを排除せねばと。
そうさ、乾いた魚の骨のような臭いがする。
警官が、やって来るぜ。
ドアを、ぶっ壊しやがる。
もう一度、俺を連行しやがるのさ。
もう二度と、絶対に、絶対に、ありえない。
この石のように冷たい床から、逃げねばなるまい。
狂ってる。(冷酷無比のクレイジー、だぜ。)
雨の午後、台風ふっ飛ばさなきゃな。
そして俺は、スライド・トロンボーン(※2)を演奏してる。
もう、もう、これ以上、耐えらんねぇ。
この石のように冷たい床から、逃げねばなるまい。
狂ってる。(冷酷無比のクレイジー、だぜ。)
街に降りてって 出逢った奴を撃ってやる。
ゴム製のトミー水鉄砲(※3)でな。
副司令官が、やって来るぜ。
現れて、俺を捕まえるんだろ。
立ち上がって、逃げなきゃな。
奴らは、サイレンを緩めた。
俺は、即、燃料切れになっちまった。
奴らは、俺を独房に入れやがる。
天国に行けないのなら、
俺を地獄に行かせてくれるってな?
狂ってる。(冷酷無比のクレイジー、だぜ。)
Ow!
注釈
※1Al Capone:アル・カポネ※2slide trombone:スライド・トロンボーン
※3tommy water gun:tommy gun:トミーガン
Lyrics : Queen "Stone Cold Crazy"
ライヴ・アット・ザ・レインボー'74(2CD) [ クイーン ]
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その他動画
公式リリックビデオは、こちらで、、、 シアー・ハート・アタック [ クイーン ]
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サマソニで観たアダム・ランバートも、イケてたよなぁ。
レディ・マーキュリー・トリビュート・コンサートはこちらで、、、
解説・解釈
この曲、メタリカがカバーしてるんだよねぇ、ちょっと歌詞を変えてるようだが、、一見、クィーンとは、相容れない?まったく違う?ように思える、メタリカなんだが、
この曲が、「スラッシュメタル」の原点だと言われるとすれば、頷けるのかもしれない。
ジェームズ・ヘットフィールドは、ブラック・サバスのトニー・アイオミと、
フレディ・マーキュリー・トリビュート・コンサートで、この曲を演奏している。
(メタリカの変更された歌詞で)
参考・出典
「Stone Cold Crazy」英語版Wikiによると、、1974年アルバム「シアー・ハート・アタック」のために書かれた。
当時、この曲はシングルとしてリリースされていなかったが、
1974年から1978年までのほぼすべてのクイーンコンサートでライブ演奏された。
「ストーン・コールド・クレイジー」は、速いテンポと重い歪みで知られており、
スピードメタルの先駆けとなっている。
音楽雑誌Qは、「ストーン・コールド・クレイジー」を、
「用語が発明される前のスラッシュメタル」と表現した。
2009年には、VH38によって史上1番目に優れたハードロックソングに選ばれた。
メタリカは、1990年のコンピレーション・アルバム
『Rubáiyát: Elektra's 40th Anniversary』のために、この曲をカバーした。
このカバーバージョンは、後にシングル「エンターサンドマン」のB面として、
その後グラミー賞を受賞した。
また、カバー/B面アルバム『ガレージ・インク』にも収録された。
メタリカバージョンの曲は、オリジナルよりも攻撃的である。
歌詞をわずかに変更し、「f**k」という言葉を2カ所追加し、
ユーモラスな行をより暴力的な歌詞に変更した。
気になるカバーバージョン
メタリカのカヴァーはこちらで、、、 ガレージ・インク [ メタリカ ]
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メタリカのヴァージョンは、3番の冒頭の歌詞が、少々変えてあるようです。
街に降りてって 出逢った奴を撃ってやる。
フル装備のトミーガン(※3)でな。
副司令官がやってきて、俺をファ◎キン捕まえやがる。
ファ◎キン立ち上がって、逃げなきゃな。
Lyrics : Metallica "Stone Cold Crazy"