本日の1曲
ジョージ・マイケルの「ジーザス・トゥ・ア・チャイルド」☆彡ソロ3rdアルバム『オールダー(Older)』(1996年)より。
おすすめ動画
1994 Berlin MTV Awards歌詞和訳
貴方の瞳の中の優しさ。。僕が泣くのが聞こえたんだと思う。
貴方は、イエスが子供にするように、僕に微笑んだ。
僕は恵まれてる、分かってるよ。
天から送られ、そして、天に奪われた。
貴方は、イエスが子供にするように、僕に微笑んだ。
そして、このすべての痛みから、僕は何を学んだのか。
誰に対しても、何に対しても、二度と同じように感じることはないと思った。
でも今なら、分かるよ。
貴方が、愛を見つけたら、
その存在を知ったときに、
その時、貴方は、逢いたい恋人。
あの寒い寒い夜に、貴方の元に訪れるだろう。
貴方は、ずっと愛されてきて、
そんな至福を持っていると知るときに、
その時、貴方は、キスしあった恋人。
希望が見えないときに、貴方を慰めることだろう。
僕の瞳の中の悲しみ。。
誰にも推測できず、誰も試みもしなかった。
貴方は、イエスが子供にするように、僕に微笑んだ。
愛がなくて、寒いよ。
最後の息で、貴方は僕の魂を救っってくれた。
貴方は、イエスが子供にするように、僕に微笑んだ。
そして、このすべての涙から、僕は何を学んだのか。
僕は、何年もの間ずっと、貴方を待っていた。
ちょうどその時に始まったんだ、彼は、貴方の愛を奪った。
けど、今なお、僕は言うよ。
貴方が、愛を見つけたら、
その存在を知ったときに、
その時、貴方は、逢いたい恋人。
あの寒い寒い夜に、貴方の元に訪れるだろう。
貴方は、ずっと愛されてきて、
そんな至福を持っていると知るときに、
その時、貴方は、キスしあった恋人。
希望が見えないときに、貴方を慰めることだろう。
だから、言えなかった言葉たち。。
僕は、貴方のために、それを唄うよ。
そして、僕らが、創り上げたであろう愛。。
2人のために成し遂げる。
ひとつひとつの思い出が、
僕の一部になってゆくあいだに、
貴方は、いつでも僕の愛だ。
ずっと愛されてきたから、僕は、愛が何であるか知っている。
キスしあった恋人は、いつでもそばにいる。
ああ、今なお逢いたい恋人... 子供にとってのイエスのようだった。
Lyrics : George Michael "Jesus to a Child"
その他動画
MVはこちらで、、、解説・解釈
この曲は、恋人に捧げる曲で、アルバム全体が彼への追悼だと述べている。こちらが、恋人アンセルモ・フェレッパ氏のようです。。
昨今、やっと、「LGBT」に対する理解が、深まっては来ているものの、、
当時は、エイズと結びつけられてしまって、差別の標的となっていた時代だった。
それでも、この曲を書き、彼を想って唄い続けた、ジョージの愛の深さを想う☆彡
SNS情報
'Jesus To A Child' was released as a single from 'Older' in 1996. George's stunning tribute to Anselmo was accompanied by a video directed by Howard Greenhalgh. What memories do the song and video bring to you? pic.twitter.com/5IvHDeppwL
— George Michael Official (@GeorgeMOfficial) April 14, 2022
「Jesus To A Child」は1996年に「Older」からのシングルとして
リリースされました。
ジョージのアンセルモへの素晴らしいトリビュートには、
ハワード・グリーンハル監督のビデオが添えられています。
この曲とビデオは、あなたにとってどんな思い出を呼び起こしますか?
参考・出典
「Jesus to a Child」英語版Wikiによると、、、2016年にマイケルが亡くなった後、慈善団体ChildLineの創設者である
デイム・エスター・ランツェンは、マイケルが密かにシングルのすべての印税を
慈善団体に寄付したことを明らかにした。
彼女はBBC ニュースに次のように語った。
「ジョージは、彼の寛大さによって、私たちが何十万人もの子供たちに
手を差し伸べるのを助けてくれました。彼には数回会いました。
彼は、私たちからお願いしたのではなく、自分から近づいてきました。
けど、それは非常に個人的な贈り物でした。彼はそれが知られること、
もしくは、自分のイメージの一部になることを、望んでいませんでした。」
この曲は、1991年にリオデジャネイロで演奏した際に出会った、
マイケルのブラジル人の恋人、アンセルモ・フェレッパへの追悼だった。
フェレッパは 2年後にエイズ関連の脳出血で亡くなった。
マイケルは、悲しみゆえに、その後18か月書くことができなかった。
しかし、その後、1時間強で「Jesus to a Child」の歌詞を書き、
自分の人生を歩む時が来たことを示した。
この曲は、ブラジルのボサノバスタイルの影響を受けたリズムと
ハーモニーで書かれている。
当時、マイケルは、同性愛者であることを1998年まで認めておらず、
歌の主題の正確なアイデンティティーと、二人の関係の性質は、
当時、ある程度の暗示の原因となった。
マイケルは、2016年のクリスマスに亡くなるまで、ライブで演奏する前に、
一貫してその曲をフェレッパに捧げていた。
ソロ通算3作目となるアルバム『オールダー』では、
自身の「プロフェッショナルな面における奴隷状態」に関する
レーベルのソニーとの法廷闘争、1991年にロック・イン・リオで出会った、
ブラジル人の衣装デザイナーである恋人アンセルモ・フェレッパの、
エイズの合併症による脳出血での死別といったものに代表される、
ジョージの人生における波乱の時期を記録しようとしていた。
シングル曲の”Jesus To A Child”はフェレッパに捧げる楽曲であり、
ジョージはアルバム全体について次のように述べている。
「アンセルモへの追悼なんだ。本当に。このアルバムは彼に捧げるもので、
かなり明確に男性について言及をしている。
僕のファンや、たくさん僕の曲を聴いてくれていた人々に向けて、
一緒に外へ飛び出そうとしている感じだったんだ」