本日の1曲
ゴリラズの「ポゼッション・アイランド」、ベック共演♪♪ニューアルバム『クラッカー・アイランド(Cracker Island)』2023年2月24日発売。
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歌詞和訳
[2D]僕は立ち、暗い湖の方を向いている。
そこは、月が昇ってくる場所。
そして水中翼船(※1) が戻ってくる。
過去から、静かに。。
[2D]
そこには、存在しないもの、
そして、最後まで、何が起こっても僕らは一緒だ。
[2D , Beck]
天国の門(※2)が、開いたままの場所、
そして僕を、温かく迎え入れる。
なぜなら、カリフォルニアを訪れたときに、僕は死んでしまったから。
音信不通になった女王(※3)の手によって。
[2D , Beck]
そこには、存在しないもの、
そして、最後まで、何が起こっても僕らは一緒だ。
最後まで。。
永久に。。
[2D , Beck]
君に許しを請うべきか(許しを請うべき)、心を開くべきなのか?
僕がこの言葉を言ったなら、君は聞いてくれるのだろうか、それとも、
ここ、暗闇の中に、僕を置き去りにするのだろうか?
[2D , Beck]
そこには、存在しないもの、
そして、最後まで、何が起こっても僕らは一緒だ。
最後まで。。
[2D , Beck]
そこには、存在しないもの、
そして、最後まで、何が起こっても僕らは一緒だ。
最後まで。。
注釈
※1hydrofoil:水中翼船、または、ハイドロフォイル。※2pearly gates:天国の門
◆【語源】天国には真珠でできた12の門があるという言い伝えから。
※3ghosting queen:1997年ブラーのライヴでステージダイヴしたタイの王女?
Lyrics : Gorillaz ft. Beck "Possession Island"
クラッカー・アイランド [ GORILLAZ ]
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ベック登場のライブはこちらで、、、解説・解釈
ビューティフルな楽曲に、すーっと誘い込まれてしまったわけなんですが、、ゴリラズって?今頃なんですが、バーチャル覆面音楽プロジェクト??
アニメーションキャラクターによる「最も成功した架空のバンド」なわけね。
どうやら、各キャラクターに細かい設定があるようだ。。
気になったキャラクターは、「ヌードル」というギタリスト、
なぜか日本人の女子なのね。。うむ、カンフー?ヌードル??
なんと、かれこれ25年にもなるのに、そんな設定があったとは全く知らなかった。
というか、、MVがアニメなだけで、フツーのバンドだと思っていたさ。
多分、このアニメキャラに、個人的に萌える?要素を感じなかったのかもなぁ。
参考・出典
ゴリラズWikiによると、、、楽曲面を担当するイギリスのロックバンド・ブラーのデーモン・アルバーンと、
ヴィジュアル面を担当する「タンク・ガール」などの作者である
コミック・アーティストのジェイミー・ヒューレットによる
バーチャル覆面音楽プロジェクト。
バンドはツー・ディー(リードボーカル、キーボード)、
マードック・ニカルス(ベースギター、ボーカル)、
ヌードル(ギター、キーボード、バックボーカル)、
ラッセル・ホブス(ドラム、パーカッション)ら、
4人の架空のアニメーションキャラクターで構成される。
気になったキャラクターは、、
■ヌードル
ゴリラズのギター/紅一点。大阪出身の10歳の少女(結成時)で、
先に集まった他のメンバー3人が、音楽雑誌にギタリスト募集の
広告を出したところ、日本から航空便で届けられた箱から飛び出し、
素晴らしいギターとカンフーを披露したことでバンドに加入。
名前の由来は、英語がしゃべれなかった彼女が唯一まともに話せた単語が
「ヌードル」だったため。
そして、このアルバムのコンセプトなんですが、、
今作で描かれるストーリーは、ゴリラズの面々が世界を救う真実を探るべく、
LAで〈ザ・ラスト・カルト〉なる教団を創設するというもの。
〈クラッカー・アイランド〉とは、
〈同じ価値観だけを共有して幸せに暮らす理想郷〉のこと。
プレス・リリースでゴリラズの新作は次のように説明されている。
「元々、西ロンドンにあるコング・スタジオを拠点としていた
マードック、ヌードル、ラッセル、2Dによる音楽界のはみ出し者たちは
カリフォルニア州シルヴァーレイクに場所を移して、
世界を解決する一つの真実を探すなかでザ・ラスト・カルトの
新メンバーを探していました。
ゴールデン・ステートからの報告によれば、
マードックは隣の女性に恋をして、ラッセルはテレビに釘付けで、
ヌードルは知恵を集めたハンドブックをまとめ、
2Dは2Dであることに忙しくしていました」
ギタリストのヌードルは新作について、
「『クラッカー・アイランド』は変化のサウンドにして、
集団によるコーラスとなっている」
と語っている。
ドラマーのラッセルは次のように続けている。
「運命の時が来たら、門をくぐる準備ができてないといけない。
『クラッカー・アイランド』には入るためのコードが必要なんだ」
シンガーの2Dは次のように語っている。
「『クラッカー・アイランド』の入り口は簡単に見つけられないんだ。
水中にあるからね」
ベーシストのマードックは
「『クラッカー・アイランド』の神聖な音色は新次元へと向かって
みんなで昇っていくサウンドトラックなんだよ」
・・・っと、バンドメンバーのキャラクター達も成長し、語っているようです。
そうですねぇ、基本的にライブ好きで、バンドにリアリティ?を求める世代としては、
こういう世界観って、分かるような?分からないような?ザ・ラスト・カルト??
まあ1曲だけじゃ語れないわね。。それにしても、タイの王女の話はウケた?!(笑)