ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「スウィート・ジェーン」♪♪
4thアルバム『ローデッド(Loaded))』(1970年)より。
Live at Farm Aid 1985
街角に立って、
手には、スーツケース。
ジャックはコルセット(※1)つけて、ジェーンはベスト(※2)。
そして、俺はロックンロールバンドにいる。
はぁ?
スタッツ・ベアキャット(※3)に乗ってる、ジム。
なぁ、あの頃は良かったよな。
ああ、全ての詩人は、みんな、詩の規則を勉強してた。
そして、あの女性たち、みんな、あきれ顔だった。
愛しのジェーン、うわ。
愛しのジェーン、ああ、ああ。
愛しのジェーン。。
ちょっと言わせてもらおうかな。ジャック、彼は銀行員。
んで、ジェーン、彼女は事務員。
そして二人とも、貯金している。
はあ、そんで、仕事から帰ってくると、
おお、火のそばに座って、ああ
ラジオから、クラシック音楽を流すんだぜ、ジム。
おもちゃの兵隊の行進曲(※4)
君が子供たちに主張すること全部、ジャックが言ってるのが聞こえる。
準備しなさい。
愛しのジェーン、さあ、ベイビー。
愛しのジェーン、ああ
愛しのジェーン。
踊りに出かけるのが好きな人もいる。
そして、働かなきゃならない人もいる、さあ、見ておくれ。
邪悪な母親だっているしね。
まあ、あいつら、すべて汚いだけだって、君に言うんだろう。
女性は、本当に気絶しないんだって知ってるかい。
そして、悪党ってのは、いつでもまばたきしてる。
赤面するのは、子供だけだって知ってるかい。
そして、人生ってのは、ただ死にゆくだけ。
けどさ、心を持ったことのある人なら誰でも、
ああ、くるりと背を向け、破壊したりしなかったろう。
そして、役割を果たしたことのある人なら誰でも、
ああ、くるりと背を向け、嫌ったりしなかったろう。
愛しのジェーン、ああ、うわ
愛しのジェーン、
愛しのジェーン。
至福のワインと薔薇、
彼女にささやいてるようだ、彼が微笑むときには。
至福のワインと薔薇、
彼女にささやいてるようだ、彼女が微笑むときには。
ラ、ラ、ラ、ラララ
ラ、ラ、ラ、ラララ
ラ、ラ、ラ、ラララ
ラ、ラ、ラ、ラララ
愛しのジェーン、
愛しのジェーン、
愛しのジェーン、
愛しのジェーン、
愛しのジェーン、
愛しのジェーン。
※1corset:コルセット
※2vest:ベスト
※3Stutz Bear Cat:スタッツ・ベアキャット
※4The March of the Wooden Soldiers:おもちゃの兵隊の行進曲
『おもちゃの国の赤ん坊たち』の「March of the Toys(おもちゃの行進)」
このお笑いコンビローレル&ハーディの映画の題名からのよう?
Lyrics : The Velvet Underground "Sweet Jane"
Velvet Underground - Loaded LP レコード 【輸入盤】
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公式音源はこちらで、、
ルー・リードはこちらで、、、
「スウィート・ジェーン」Wikiによると、、、
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドが1970年に発表した楽曲。
ルー・リードのライブの定番曲の一つ。
Genius Lyrics注釈によると、、、
「Sweet Jane」が何か、または、誰を指すかについては、
多くの提案がなされてきた。
人気のある説は、マリファナ (「メアリージャン」) のこと。
これは、このバンドのドラッグ好きな評判のためで、マイク・ハスキンズは、
彼の著書で、この主張を証明し、さらにローリング・ストーンズの
「レディ・ジェーン」にもこの解釈を含めている。
トランスジェンダーのアンディ・ウォーホル「スーパースター」。(Jayne County?)
ルー・リードの分身であると思われる「ジェニー」の仮名。
「ロックンロール」にもジェーンのように音楽に救われた少女として登場。
または、スウィート・ジェーンは、ギリシャの神の意味ではなく、
抽象としての詩的なミューズである。
結局意味は不明のまま。 それにもかかわらず、この曲が人気なのは、
リードの配信の力、強調された性的、感情的な解放の楽観主義である。
「Sweet Jane by The Velvet Underground 」Songfacts 英語版によると、、、
非常に影響力があったが商業的には失敗に終わった
ベルベット・アンダーグラウンドのためにヒット曲を書こうとする
ルー・リードの試みだった。
『ローデッド』は、ルー・リードをフィーチャーして録音された
最後のアルバムで、タイトルは、アルバムが「Loaded with hits」
であるというレコード会社からの命令への言及だった。
アルバムのレコーディング中は、かなりの苦痛があり、
リードはアルバムが完成する前に去った。彼が不在の間に、
「Sweet Jane」は編集され、切ないコーダが曲から削除されていた。
これに怒ったリードは、ローリングストーン誌に、
彼らがアルバムを制作し続けることを知っていれば、
「俺は彼らと一緒にいて、何をすべきかを示していただろう」と語った。
フルバージョンは、アルバムLive at Max's Kansas Cityで聞くことができる。
元の歌詞は、
「ジェーンはコルセットを着て、ジャックはベストを着て、
俺はロックンロールバンドにいる」
だった。ルーはそれらを
「ジャックはコルセットに、ジェーンはベストに」
に変更して、ロックスターの奇抜さを表現した。
Live at Max's Kansas City (Dlx)
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リード自身は、2009年10月25日NYマディソンスクエアガーデンで開催された
ロックの殿堂25周年を祝うコンサートで、メタリカと共に「Sweet Jane」を演奏した。
メタリカと、ルー・リードって、まったく結びつかないんですけど、、
ジェームスのコーラスが迫力過ぎる?全く甘くない「スウィート・ジェーン」だ?!(笑)