本日の1曲
クイーンの「ブライトン・ロック」🎸 映画『ベイビー・ドライバー』より。3rdアルバム『シアー・ハート・アタック (Sheer Heart Attack) 』(1974年)。
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Hammersmith Odeon, London 1975/12/24歌詞和訳
幸せな、ちょっとした一日、ジミーは出かけた。祝日に、かわいいジェニーと出逢った。
2人は、幸せなカップルで、とってもお上品だった。
ずっと続く遊歩道沿いの、派手なイルミネーションの下で、
ちょっとした魔法の雰囲気が、まだ残ってるのを知るって、すっごくイイ感じだ。
俺の意のまま。。
「ジェニー、ここにいて、俺と一緒にとどまって、祈っておくれ。
俺たちを邪魔するものなんて、何もいらない。
教えてくれ、愛しい人、どうだい?」
「ああ、ダメよ、だらしない格好で、ママのとこへ行かなきゃなんなくなる。
もしも、ママに見つかっちゃたら、
休日を、一体どういう風に過ごしてるのってね。」
魔法の雰囲気のことを言っても、あんまり役に立たないだろうね。
サヨナラを言うことにするよ。
ああ、揺るぎない岩(ロック)よ(※1)、
崩れないでおくれ、愛はまだ息づいてる。
ああ、淑女たる月よ、輝いておくれ。
できることなら、人々に、ほんの少しの魔法を。。
ジェニーはやつれ果て、毎日、手紙を書いてる。
「私たちは、ずっと一緒じゃなきゃ。
何ものも、私の愛を消し去ることはできないわ。」
ああ、ちがう、俺、危なくなってんのさ、謝んなきゃな。
もしも、俺の奥さんに、見つかっちまったら、
休日を、どういう風に過ごしてるのかさ。
Ooh
Ooh, ooh-hoo-hoo-hoo-hoo
注釈
※1Rock of Ages:ちとせの岩 《永遠のよりどころとしてのキリスト》Lyrics : Queen "Brighton Rock"
オデオン座の夜~ハマースミス1975 (CD+DVD) [ クイーン ]
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公式リリックビデオはこちらで、、 シアー・ハート・アタック [ クイーン ]
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解説・解釈
ブライアン・メイのギターが炸裂してますねぇ❤ん、まだ取り上げてなかった?!ああ、たまらないわぁ、彼のソロって、まさに彼の音で、クィーンの世界なのよね🎸
ジミーとジェニーは、若者の街ブライトン・ビーチで出逢って恋に堕ちる。
ジミーはずっと一緒に居たいと、ジェニーを口説くが、彼女は、母親に叱られると、
家に帰って行く。。ジェニーは、その後もジミーに恋焦がれ、手紙を書き続けるが、
ジミーの方はと言うと、実は、遊び人で妻帯者?妻にバレたら怒られる??
・・・っと、この歌詞、そんなオチだったんですねぇ。(Genius Lyrics注釈 後述)
参考・出典
Genius Lyrics注釈によると、、、ブライアン・メイが書いた「ブライトン・ロック」は、祝日に
ブライトンで出会ったジェニーとジミーという二人の若い恋人の物語。
モッズが、祝日にブライトンに旅行するというのは当時の人気の物語だった。
ロンドンから南へ電車で 1 時間のブライトンビーチは、
家族向けの健全な魅力があることで知られている。
ギターソロは史上最高のソロの一つと考えられている。
もともと、このソロは、前の曲のライブ演奏中に演奏された。
ギタリストのブライアン・メイは次のようにコメントしている。
「クイーンが初めてモット・ザ・フープルとツアーを行ったとき、
すでに「Son and Daughter」の途中で、ステージでライブに挑戦していた。
最初はかなり粗雑だったが、とても楽しかったのは確かだよ。」
歌詞的には、この曲のタイトルはグレアム・グリーンの1938年の本
『ブライトン・ロック』を指している。
歌詞は皮肉で、最後のオチまでには大きなギャップがある。
ジェニーは母親の反応を恐れているが、ジミーはさらに不安を感じている。
彼は妻の反応を恐れている。そして、このビーチでの短い「出来事」には
(欺いてるかどうかに関わらず)少しの年齢差がある。
多少の「moonshine(荒唐無稽な話)」では、
「Rock of Ages(ちとせの岩)」へのほのめかしは、崩れない。
ブライトン・ロック (ハヤカワepi文庫) [ グレーアム・グリーン ]
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海辺の行楽地ブライトンに巣喰う十七歳の不良少年ピンキー。
つねに硫酸と剃刀を持ち歩き、どんな暴力をも厭わない少年は
まさしく悪の化身だった。彼はある時、仲間とともに殺人を犯す。
完璧なアリバイを偽装したつもりだったが、ある純朴なウェートレスだけが
少年たちの怪しい行動を目撃していた。口を封じるため、
ピンキーは同い年の彼女に近づくが…。
「Brighton Rock(Song)」英語版Wikiによると、、、
この曲は、2017年のエドガー・ライトの映画『ベイビー・ドライバー』の
2つのシーンで大きく取り上げられた。
映画の序盤で、ベイビー (アンセル・エルゴート) とバディ (ジョン・ハム) が
この曲について話すシーンで、ベイビーはそれを「自分のキラートラック」と表現。
そしてクライマックスのベイビーとバディの対決のとき、この会話を想い出し、
カーステレオで「ブライトン・ロック」を再生するバディ。
この曲が映画で使用されたことにより、人気が再燃した。
気になる映画
昨夜、観てしまったのよ。。映画『ベイビー・ドライバー(Baby Driver)』🏎 ベイビー・ドライバー [ アンセル・エルゴート ]
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ところで、この映画にも、ん、フリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)??
このシーンの強盗団の一員、後部座席奥に座ってる“鼻なし”エディ。
そうなんですよぉ、この映画も、全編、ご機嫌な曲が流れてたのであるよ♪♪