本日の1曲
ボーイジーニアスの「クール・アバウト・イット」♪♪デビューアルバム『ザ・レコード(The Record)』2023年 3月31日リリース。
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Live @ SiriusXM歌詞和訳
[ジュリアン・ベイカー]ビリヤードにでも行こうと、場末のバーで君に逢った。
そして首にタトゥーのあるカウボーイ達をからかう。
仕事や学校のこと、簡単な質問をする。
[ジュリアン・ベイカー]
私、そのことにはクールでいようとしてる。
それって、底抜けにバカっぽく感じてるよ。
君が、そのことには冷酷でも、十分に優しかったらいいのになぁ。
いつだって、いなくてもやっていけると、自分に言い聞かせてる。
多分、真実じゃないと、知りつつ、、
[ルーシー・ダカス]
聞いてくれさえしたら、私は、赦しのために準備して来た。
だから、君が「悔いはない」って言うと、少し腹が立つんだ。
君のテストに合格するのは、不可能だったなって憶えてる。
[ルーシー・ダカス]
でも、そのことは、忘れようとしてる。
それって、汗をかきそうな感じなんだよ。
どうか、君が、そのことを頭から追い払ってくれたらいいのに。
いつか忘れるだろうって、自分に言い聞かせてる。
多分、真実じゃないと、知りつつ、、
[フィービー・ブリジャーズ]
かつて私は、君の薬がどんなものかを知ろうと飲んでみた。
そして今、君の心が読めないふりをしなきゃならない。
どうしてるのって尋ねて、君に嘘をつかせてしまう。
[All]
でも、そのことは、話す必要はない。
家まで送って行って、メソッド演技法(※1)の練習ができちゃう。
君と一緒にいると、私、溺れる感じがしないふりするんだよ。
伝えてよ、君がどれだけうまくやってるのか、見るのは嬉しいって。
たとえ、真実じゃないって、分かっていても、、
注釈
※1method acting:メソッド演技法Lyrics : boygenius "Cool About It"
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MVはこちらで、、解説・解釈
この曲、ジュリアン・ベイカー、ルーシー・ダカス、フィービー・ブリジャーズが、順番にメインヴォーカルをとるんですが、それぞれが歌詞を書いた感じでしょうか。
それにしても、観客の合唱が凄い、間違いなく女子のハートを鷲掴みな詩(うた)なんだろう♪
本日公開の若干ダークなアニメのMV、すっごい気になるんですが、、
このローレン・サイさん、モデル兼イラストレーター、女優、日本でデビュー?!
こんなおキレイな方が描いてたんだぁ、確かにティム・バートンな感じかも。
SNS情報
おお、こんなポスターもSNSに投稿されてたよ。。ちょっと怖くて好いかも❤My poster illustration for the incredible boygenius pic.twitter.com/uJnqF1NoOC
— Lauren Tsai (@LaLaChuu) July 12, 2023
参考・出典
Genius Lyrics 注釈によると、、、1番の歌詞について、、、
ベイカーが2021年2月にリリースしたソロ曲「Song in E」とテーマ的に類似しており、
同情ではなく、関係において厳しさを望んでいる。
ベイカーはUproxxのインタビューで自身の歌詞について次のように語った。
「私はいつも愛を受け入れられないという文脈でこのことについて話す。
なぜなら、君が何らかの形で失敗したり傷つけたりしたことを知っているときに、
人が君に優しさや慈悲を示すことは、より苦痛になるから。
私はしばしば罰を望んでいることに気づく。
なぜなら、それは私の脳内では理にかなっているからだ。
そうすれば、正しいことと悪いことのそろばんが平準化され、
すべてが大丈夫だと感じるから。
そして、誰かがそのように反応しないと、
「うわー、私は君に意地悪なことをしたのに、
君にはつまらないことを言う礼儀さえない」
と思って、さらに気分が悪くなる。」
「クール・アバウト・イット」の文脈では、すでに別れたにもかかわらず、
まだその主題に執着しているようだ。
元パートナーが残酷であれば、話し手に彼らを憎む理由が与えられ、
関係を戻りたくない理由が与えられるだろう。
話し手によれば、その方が行動を起こすのに優しい選択肢だという。
3番の歌詞について、、、
これらの歌詞は、フィービー・ブリジャーズの 2枚目のアルバム『パニッシャー』に
収録されている曲、ムーン・ソングへの直接の言及である。
フィービーは『Moon Song』の中でこれらのセリフを次のように説明している。
これらの歌詞が、この人に恋をすることが、彼女にとってすべてを費やし、
圧倒的であることを、ブリッジャー自身が隠そうとしていることを意味する。
こちらの記事によると、、、
全編アニメーションで、ローレン・サイが監督を務めている。
「『Cool About It』は美しくメランコリックで突き刺さる曲で、
しばしば説明されない感情を言葉で表現しています」
とローレン・サイはプレスリリースで述べた。
「ボイジニアスという天才とコラボレーションするのは絶対の夢です。
私は 11歳のときに YouTubeでアニメーションビデオを作成しました。
もし過去に戻って自分に言い聞かせることができたら、
これ以上夢中になることは想像できません。
彼らの仕事が私の人生にさまざまな形で影響を与えてくれたバンドに、
私はこれからも感謝し続けるでしょう。」