本日の1曲
ハートの「マジック・マン」❤ドリー・パートンがカバー❤デビューアルバム『ドリームボート・アニー (Dreamboat Annie)』 (1975年)より。
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(1976)歌詞和訳
凍える夜更け、ずっと昔、、私が、それほど強くなかったころ、でしょ。
美形の男が、私のもとにやって来た。
こんなに青い瞳は、今まで見たことがない。
わかるでしょ、私は逃げることができなかったみたい。
私たちは、夢の中で出逢っていた。
彼は、私のことを知っているようだった。
彼は、私の存在をまったく無視していた、そう。
「うちにおいでよ、お嬢さん。」彼は笑顔で言った。
「まだ、僕のこと愛さなくてもいいんだよ、しばらくハイになろう。」
でも、解ろうとしてみてくれ。
解ろうとしてみて。
やってみて、やってみて、解ろうとしてみて。
僕は、魔術師なんだ。」
冬の夜ごと、私たちは、合わせて歌った。
月の満ち欠けのなか、遊んだ。
決して考えちゃだめだ、決して。
この呪文が、永遠に続くよう。
さて、夏の恋人は、秋へと移りゆく。
全てを悟ろうとしていた。
ママは、心配だと言う。
急いで大人になってゆくことに、そう。
「帰っておいで、娘よ」 ママは電話で泣いていた。
「ベイビー、あなたを失うにはまだ早い、娘は家にいるべきよ。」
でも、解ろうとしてみてちょうだい。
解ろうとしてみて。
やってみて、やってみて、解ろうとしてみて。
彼は、魔術師なの、ママ。
ああ、彼は魔術師なのよ。
「うちにおいでよ、お嬢ちゃん」彼は笑顔で言った。
「幼い頃から女性である君に、愛の呪文をかけよう。」
でも、解ろうとしてみる。
解ろうとしてみる。
ああ、ああ、ああ。
やってみて、解ろうとしてみて。
やってみて、やってみて、解ろうとしてみて。
彼は、魔術師なの、そうそう。
ああ、彼は魔法の手を持ってる。
「うちにおいでよ、お嬢ちゃん」彼は笑顔で言った。
「まだ、僕のこと愛さなくてもいいんだよ、しばらくハイになろう。」
でも、解ろうとしてみて。
解ろうとしてみて。
やってみて、やってみて、解ろうとしてみて。
彼は、魔術師なの。
そうよ、ああ。
注釈
※マジック・マン(Magic Man)は、ハートの初期メンバー兼バンド・マネージャーであり、
バンド・メンバーのロジャー・フィッシャーの兄弟である
マイケル・フィッシャーのこと。
Lyrics : Heart "Magic Man"
ドリームボート・アニー [ ハート ]
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公式音源はこちらで、、、こちらのライブヴァージョンは、けっこー長い。
解説・解釈
この曲って、各ソロ長かったんですねぇ、ギターがハードロッキンでカッコイイ♪ってか、初期の頃って、ギタリスト多くない?ナンシー入れて3人だったんだ。
まだこの頃は、売りはウィルソン姉妹だけど、二人のバンドってわけでもない感じ。
この「マジック・マン」、アンの当時の恋人、マネージャーのマイケル・フィッシャー
のことのようで、自伝的な内容だと語っているようです。
参考・出典
「Magic Man」英語版Wikiによると、、、アンとナンシー・ウィルソンが作詞・作曲したこの曲は、
年上の男性(マジックマンと呼ばれる)に誘惑されている
少女の視点から歌われており、
母親は悔しそうに電話をかけ、家に帰るように懇願した。
アン・ウィルソンはインタビューの中で、
「マジック・マン」とは当時のボーイフレンドで
バンド・マネージャーのマイケル・フィッシャーであり、
この曲の一部は二人の関係の始まりを描いた
自伝的な物語だったと明かした。
「マジック・マン」のアルバム・バージョンには、
ギター・ソロとミニモーグ・シンセサイザーの使用で構成される
2分以上のインストゥルメンタル・ブレイクが含まれているが、
シングル・バージョンではこのブレイクの大部分が編集されており、
5分よりも短縮されている。
「Magic Man by Heart」Songfacts英語版によると、、、
「マジックマン」はハートのオリジナルギタリストである
マイク・フィッシャーである。
彼はアン・ウィルソンのボーイフレンドで、彼女はベトナム戦争中、
彼が徴兵されないよう、カナダまで彼を追った。
1974年にナンシー・ウィルソン(アンの妹)がバンドに加わり、
フィッシャーはマネージャー兼サウンド・エンジニアになった。
この曲は、はっきりと考えられなくなるほど夢中になって、
恋に落ちることについて歌ったものである。
2022年のソングファクトのアン・ウィルソンとのインタビューで、
彼女は「マジック・マン」を歌うときの彼女にとっての意味について語った。
「今は、遠くから過去の恋愛を振り返っているようなものです。」
と彼女は語った。
「その素朴な気持ちや、初めて恋に落ちたときのことを振り返るのは
とても興味深いことです。
それはとてもパワフルで、ライフスタイルになります。
あの歌は「家を出る」歌なのです。
だから私はそれを歌います。
まさに世界へ羽ばたいたばかりの21歳の自分として。」
ドリー・パートンは、2023年のロック・アルバム「ロックスター」で
「マジック・マン」をカバーした。
彼女のバージョンはアン・ウィルソンとのデュエットで、
パートンの夫カールに捧げられている。
「アンを歌える人は誰もいませんが、
私は全力を尽くして、オリジナルにはなかったセリフを
いくつか追加しました」
とパートンは語った。
「私たちは、それが私たちのものであると思わせるものを
いくつか持ちたかったのです。」
輸入盤 DOLLY PARTON / ROCKSTAR [4LP]
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あとがき
アン・ウイルソンにしても、ドリー・パートンにしても、パワフルだねぇ♪女性に年齢のこと言っちゃいかんのだが、、お二人とも、70代よね?!(驚)
最近のアン・ウイルソンはこちらで、、、
アン姐さん、変わらず、声出てるよねぇ。。まあ、少しハスキーさが増した感が、
逆に、凄みになって、恐ろしく迫力が増してる気もする。。ん、昔から??(笑)
なんと、アン・ウィルソン新曲ですかぁ、ニューアルバムが出るようだ♪♪