ルー・リードの「パーフェクト・デイ」🚻
2ndソロアルバム『トランスフォーマー(Transformer)』(1972年)より。
Montreux Jazz Festival 2000
まさにうってつけの日だ、公園でサングリア(※1)を飲もうよ。
しばらくして、暗くなったら、僕らは家に帰る。
まさにうってつけの日だ、動物園で動物たちに餌をあげようよ。
しばらくしたら、映画でも観て、それから家に帰る。
ああ、この上なく完璧な日だ。
あなたと一緒に過ごせてよかった。
ああ、この上なく完璧な日だ。
あなたは、僕を、しっかりと掴まえて放さない。
あなたは、僕を、しっかりと掴まえて放さない。
まさしく申し分のない一日、悩みはすべて放っておかれる。
僕らだけの週末の休暇、とても楽しいよ。
まさしく申し分のない一日、あなたはわれを忘れさせてくれた。
僕って、誰か別の善き人みたいに思えたよ。
ああ、この上なく完璧な日だ。
あなたと一緒に過ごせてよかった。
ああ、この上なく完璧な日だ。
あなたは、僕を、しっかりと掴まえて放さない。
あなたは、僕を、しっかりと掴まえて放さない。
あなたは、ただ自分が蒔いたものを、刈り取ることになるのだ。(※2)
ただ自分が蒔いたものを、刈り取ることになる。
ただ自分が蒔いたものを、刈り取ることになる。
ただ自分が蒔いたものを、刈り取ることになる。
※1Sangria:サングリア
※2ガラテヤの信徒への手紙より。
ガラテヤ人への手紙 6:7-9より、、
まちがってはいけない、神は侮られるようなかたではない。
人は自分のまいたものを、刈り取ることになる。
すなわち、自分の肉にまく者は、肉から滅びを刈り取り、
霊にまく者は、霊から永遠のいのちを刈り取るであろう。
わたしたちは、善を行うことに、うみ疲れてはならない。
たゆまないでいると、時が来れば刈り取るようになる。
Lyrics : Lou Reed "Perfect Day"
公式音源はこちらで、、
「パーフェクト・デイ」Wikiによると、、、
1972年にルー・リードが発表した楽曲。リードの2作目のソロ・アルバム
『トランスフォーマー』に収録された。
デヴィッド・ボウイとミック・ロンソンがプロデュースを行った。
ロンソンは編曲も担当した。
この曲は、暗くてゆっくりしたボーカル、甘くノスタルジアなピアノベースの
伴奏でバランスがとられている。
また、詞はガラテヤの信徒への手紙に触れている。
詞は素直でロマンチックな内容で、おそらくリードの最初の妻となる
ベティとリードの関係と性的嗜好、麻薬、エゴである。
一部の評論家は、リードがヘロイン中毒による影響で
ロマンチックな内容になっているとみなしていた。
この曲はヘロイン中毒者の映画『トレインスポッティング』の
サウンドトラックでも知られている。
そう、この曲、映画『トレインスポッティング』の印象が強いんですけど、
ルー・リード自身は、そーいうことじゃないと仰ってるようですねぇ。。
Genius Lyrics注釈によると、、、
「パーフェクト・デイ」はヘロインについての曲なのかという質問には次のように答えた。
「パーフェクト・デイ? ああ、それは…とても笑える。
君は作家、つまりそれを書いた人と話しているんだよ。
いいえ、そうじゃない。
特に…あなたが完璧だと思うものなら何でも、反対しないよ。
しかし、この男の完璧な一日のビジョンは、
女の子と公園でサングリアを飲み、そして家に帰ることだった。
完璧な一日、実にシンプル。
僕が言ってることは、まさにそのつもりだよ。」
話題の映画『PERFECT DAYS』で流れてくるようですねぇ♪♪
まだ観れてないんですが、公式サイトを覗いたら、平山の日常が文章で流れてゆく。
・・・この文章が、たまらなく、響いてきた。。
どこか遠い。
なにもかもがどこか遠い。
どこか遠い。
そしてこのぐらいが心地いい。
夢の中のようなパーフェクト・デイ、、私の中で、こんなイメージなのかもしれない。
そう、誰にでもある何気ない日常の中に、「完璧な日」を感じ取れる人になりたいものです。
アカデミー賞、国際長編映画賞にノミネートされたようです🎉
🎖ノミネート情報🎖
— 映画『PERFECT DAYS』公式 (@perfectdays1222) January 23, 2024
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【速報!!!!】#第96回アカデミー賞®
国際長編映画賞にノミネートされました✨✨✨
授賞式は現地時間の3/10(日)となります!@TheAcademy #Oscars2024 #Oscars#PERFECTDAYS #パーフェクトデイズ#役所広司
絶賛上映中🚽🧹🌱 pic.twitter.com/VzeCXHy6Fv