本日の1曲
ビートルズの「ワン・アフター・909」🚂🚃13th『レット・イット・ビー(Let It Be)』(1970年)より。
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「ザ・ビートルズ:Get Back」ルーフトップコンサート歌詞和訳
ベイビーは、909の次の列車(※1)で旅に出るって言ってたんだ。僕は言ったよ、「ハニー、席を詰めて、僕もその列車で旅に出るから」
僕は言ったよ、「一つ詰めて、二つ詰めて」
さあ、ベイビー、氷のように冷たくしないで。
彼女は、909の次の列車で旅に出るって言ってた。
行かないでって、彼女に頼み込んで、ひざまずいてお願いした。
君は、からかっているだけで、ただ僕をもてあそんでるのさ。
僕は言ったよ、「一つ詰めて、二つ詰めて」
さあ、ベイビー、氷のように冷たくしないで。
彼女は、909の次の列車で旅に出るって言ってた。
荷物を手に取り、駅へと走る。
駅員が「場所、間違ってますよ」って言ったんだ。
荷物を手に取り、まっすぐ家に走る。
その時、気付いたんだ、番号を間違えたことにさ。
そう、彼女は、909の次の列車で旅に出るって言ってた。
僕は言ったよ、「ハニー、席を詰めて、僕もその列車で旅に出るから」
僕は言ったよ、「一つ詰めて、二つ詰めて」
さあ、ベイビー、氷のように冷たくしないで。
彼女は、909の次の列車で旅に出るって言ってた、そうだ。
荷物を手に取り、駅へと走る。
駅員が言ったんだ、「場所が違ってますよ」って、
荷物を手に取り、まっすぐ家に走る。
その時、気付いたんだ、番号を間違えたことに。
そう、彼女は、909の次の列車で旅に出るって言ってた。
僕は言ったよ、「ハニー、席を詰めて、僕もその列車で旅に出るから」
僕は言ったよ、「一つ詰めて、二つ詰めて」
さあ、ベイビー、氷のように冷たくしないで。
彼女は、9-0の次の列車で旅に出るって言ってた。
彼女は、9-0の次の列車で旅に出るって言ってた。
彼女は、909の次の列車で旅に出るって言ってたんだ。
ああ、ダニーボーイ、いにしえのサバンナが呼んでいる。(※2)
注釈
※1the one after 909:909の次の列車「909」は貨物列車の路線を指しており、
ここで唄われてる女の子は「その次の」路線に乗ったということ。
※2Oh, Danny boy:ダニー・ボーイ
Lyrics : The Beatles "One After 909"
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公式音源はこちらで、、、解説・解釈
この「909」は、列車の番号?路線?はたまた、時刻なのか?微妙なんですが、ここでは、Genius Lyricsの注釈に基づいて、解釈しております。
ジョン・レノン的には、単純に「9」という数字が、好きだったようです。
「One After 909」って、なんとも語呂がよくて、つい口づさんじゃう感じよね♪
まあ、この女子は、この男子のこと、あんまり好きじゃなかった?うざかった?んで、
多分、「909の次」とか、あやふやに言っちゃったんじゃないでしょうかね?(謎)
うむ、案外、全然ちがう列車にのってるとか、彼女に上手くあしらわれてるっぽい。
参考・出典
「ワン・アフター・909」Wikiによると、、、レノン=マッカートニー名義となっているが、ジョン・レノンによって書かれた楽曲。
1960年春までに書かれた楽曲で、レノン=マッカートニーの初期の作品の1つ。
1969年1月30日に行なわれたルーフトップ・コンサートで演奏された楽曲の1つで、
アルバムおよび映画『レット・イット・ビー』には同ライブでの演奏が収録された。
本作についてレノンは、1980年の『プレイボーイ』誌のインタビューで
「17歳くらいの頃に書いた曲。僕はニューキャッスル通りの9番地に住んでいて、
10月9日に生まれ…。9という数字には縁があるんだ。
ポール・マッカートニーは、映画『レット・イット・ビー』の中で
「僕らの最初の曲だよ。毎日学校から帰ると、僕らは座って曲を書いていた。
『ラヴ・ミー・ドゥ』とか『トゥー・バッド・アバウト・ソローズ』とか
100曲くらいね。荒削りだったからレコーディングはしなかったけど、
いい曲ばかりさ。『ワン・アフター・909』もその一つだ。
歌詞は好きじゃなかったけどね」
と語っている。
そうですかぁ、そんなに初期の作品だったんですねぇ。
「One After 909」英語版Wikiによると、、、
マッカートニーは次のように語っている。
「素晴らしい曲ではないが、ジョンと僕が、ブルージーな貨物列車の曲を
書こうとしていた素晴らしい思い出が詰まった曲だから、お気に入りだ。
当時は『ミッドナイト・スペシャル』、『フレイト・トレイン』、
『ロック・アイランド・ライン』など、そういった曲がたくさんあった。
だから、これは『One After 909』だった。
彼女は909番線ではなく、その次に乗ったんだよ。」
映画『レット・イット・ビー』Wikiによると、、、
直前に、「この前演ってたのは何て曲?」と訊かれ、
ポールが「『ワン・アフター・909』だよ」と答える。
スタッフから「いい曲だ」と言われたが、ポールは
「よくないよ。初期の曲だしね」と言って歌いだし、歌詞を笑う。
その後、バンド演奏で始まる。
アルバム収録版に近い仕上がりだが、ジョンが前半部を声色を変えて歌っている。
またコーラス部分でジョンがフェイクを入れているほか、
ポールも間奏前のコーラスの最後でハイノートを出している。1月9日収録。
SNS情報
1970年に公開された映画の修復版が、5/8からディズニープラスで配信になってるようです。◤ 本日(5/8)配信開始✨ ◢
— ディズニープラス公式 (@DisneyPlusJP) May 8, 2024
50年振りに作品が蘇る🎞️
🆕『ザ・ビートルズ: Let It Be』
1970年公開のオリジナル映画🎬
暗いレンズを通して撮影された映像が修復され
再び脚光を浴びることとなった
ファン待望の作品を何度でも🎶#ディズニープラス スターにて独占配信中📼 pic.twitter.com/iuxBOVWgGC
あとがき
2021年に配信された映画『ザ・ビートルズ:Get Back』が記憶に新しいんですが冒頭のルーフトップコンサート映像は、そちらのものです。
『ザ・ビートルズ:Get Back』は、完全版ということでインパクト大だったわけですが、
長年に渡り、最後のドキュメンタリー映画で、解散に向かうビートルズの姿として、
皆の記憶に残っていたのは、この映画『レット・イット・ビー』に他ならないのです☆彡