本日の1曲
ジェイク・バグの「アイ・ロート・ザ・ブック」✒📕ニューアルバム『ア・モダン・デイ・ディストラクション
(A Modern Day Distraction)』2024年10月 4日リリース。
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歌詞和訳
道を間違えて、行き止まり、またもやバーにハマる。雨を振り払い、席に座って、疲れた心を紛らわせた。
一人の老人が、年輪に刻まれた顔で、僕の隣に腰を下ろした。
彼は言った、
「若いの、気楽にやった方がいいぞ、さもなきゃ、この場から離れられなくなっちまう。」
僕は笑って、もう一杯たのんだ、彼にもダブルをね。
彼に話したんだ、自分に降りかかってきた、苦闘と地獄すべて、
破れた夢、自分が見てきたもの、失望させてしまった人々。
老人はグラスを掲げ、半分笑って、もう一杯たのんだ。
そして言ったんだ、「そんなこと言うなよ、わしだって本を綴ってきたんだから。」
「ひどく長いあいだ、苦悩は影の如く付きまとってきた。」
「だがな、わしの書いた言葉は、おまえの役にはたたないよ。」
「おまえさんは、自分の人生を生きなきゃ、死んで消えちまうまでな。」
僕らは、何時間も、笑ったり泣いたりしながら、夜通し飲み明かした。
彼は、罪と祝祭、自分の人生のストーリーを語った。
「若いの、おまえさんは、自分が苦難に直面して、最悪な状態だと思っている。」
「だがな、わしだって浮き沈みを経験してきた、おまえさんはまだ何も見ちゃいない。」
「おまえさんは、まだ何も見ちゃいないよ。」
「だから、そんなこと言うなよ、わしだって本を綴ってきたんだから。」
「ひどく長いあいだ、苦悩は影の如く付きまとってきた。」
「だがな、わしの書いた言葉は、おまえの役にはたたないよ。」
「おまえさんは、自分の人生を生きなきゃ、死んで消えちまうまでな。」
明るくなってきた。
僕らは、たくさん飲み過ぎて、みな家路に着いた。
でもね、楽しい時間に、もう一杯。
そして、最後にもう一杯、最後にもう一杯。
「そんなこと言うなよ、わしだって本を綴ってきたんだから。」
「ひどく長いあいだ、苦悩は影の如く付きまとってきた。」
「だがな、わしの書いた言葉は、おまえの役にはたたないよ。」
「おまえさんは、自分の人生を生きなきゃ、死んで消えちまうまでな。」
「おまえさんは、自分の人生を生きなきゃ、死んで消えちまうまでな。」
Lyrics : Jake Bugg "I Wrote the Book"
【輸入盤】モダン・デイ・ディストラクション [ JAKE BUGG ]
posted with カエレバ
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ライブはこちらで、、、解説・解釈
ジェイク・バグの新譜、当初は9/20発売だったような?二週間延期になったようです。このちょっとメルヘンチックなサムネイル画像に呼び込まれてしまったら、、
なんとも、ほのぼのしたカントリー風な曲調が、妙に彼の独特な声に似合ってた。
歌詞の方も、なかなか興味深い。。イギリスのパブ文化って、こんな感じなんでしょうか?
おお、パブって「パブリックハウス(公共の家)」なんだぁ、酒場というより社交場なのね。
ボーっと歩いてると、袋小路に迷い込んでしまった。。ふとバーに入ると、
見知らぬ老人に声をかけられ、話し込んでしまう。自分の苦悩を吐露すると、
「なあ若いの、わしだって、それなりの苦労はしてきたさ。
けどな、わしの言葉なんか、おまえの役には立たないよ。
自分の人生を生きて、自分の本を綴って行かなきゃな。」
そして、みな、泣いて笑って飲み明かし、其々の人生へと戻って行く。。
SNS情報
僕の新しいシングル「I Wrote The Book」がリリースされました。
僕のプロフィールのリンクから聴いてみてください。
ショーの合間の休みにアイルランド西部の素晴らしいパブに行き、
地元の人たちを招いてお酒を飲みながらこの曲を早めに演奏しました。
実現させてくれたイーモン・ライアンと、手伝ってくれた以下の皆さんに感謝します。
フロリアン・ブランケ - ハープ、クエンティン・クーパー - マンドリン、
ブレンダン・ラリッシー - フィドル、ニール・オローリン - フルートとコントラバス、
地元の人たち全員と僕たちのバンドとクルーの皆さん。
バリーヴォーンの O’Loclainn’s バーの女将、
素晴らしいマーガレットも忘れてはいけません!
📹 @visuals_by_rachael
参考・出典
こちらの記事によると、、、ジェイク・バグ(Jake Bugg)は新曲「I Wrote The Book」のミュージックビデオ公開。
この曲は新スタジオ・アルバム『A Modern Day Distraction』に収録。
アルバムは海外で10月4日発売。
こちらの記事によると、、、
美しく希望に満ちた曲「I Wrote The Book」は、ジェイクのギターが最高に効いた曲。
ツアー中にレイチェル・ハラブルダが監督したこのビデオについて、ジェイクは
「ショーの合間の休みの日に、アイルランド西部の素晴らしいパブで撮影したんだ。
地元の人たちを招待して、お酒を飲みながら一緒に歌ったんだ。最高だったよ!」
と語っている。
ジェイク・バグは、ロックを基調としたアルバム「A Modern Day Distraction」
で自身のルーツに立ち返る。
このアルバムは、ノイズを増幅させながら、彼が育った家族や友人が目にしてきた
不公平に光を当てている。
熱く情熱的なこのアルバムは、社会の不平等に対する不満から生まれた。
バグは、目をそらすことができない時が来たと感じた。
「人々は『お前に何が分かるんだ?』とか『音楽だけに集中しろ』と言うかもしれない。
多少のお金ならあるけど、これが人々に影響を与えることは誰でも知ってる。
僕はただ自分の感じたことでそれを書いただけ。苛立ってるんだ。
特に、僕らの国では、最も苦しんでいる人々を世話する手段と資金があるのに、
それをしないことを選んでる。」