本日の1曲
エイミー・ワインハウスの「ミー&ミスター・ジョーンズ」💖2ndアルバム『バック・トゥ・ブラック』(2006年)より。。
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Live at Other Voices, 2006歌詞和訳
あたしと彼氏の間に立ちはだかるものなど、誰もいない。あたしとミスター・ジョーンズ(※1)よ。
(あたしとミスター・ジョーンズ)
これって、どんだけゲスなのよ?
あんたのせいで、スリック・リック(※2)観そびれちゃったし、
(ああ、スリック・リック)
あんたなんか愛してないと思ってたのに、愛してたんだ。(愛してたのに)
あんな風に、あたしをもてあそんでたなんて信じられない。
いや、あんたこそ、来客名簿に載る価値もない。
あんたがキスした女の子全員、プラスワン(同伴者※3)でしょ。(女の子全員)
あんた、このまま自分に嘘をつき続けるなんてできないよ。(自分自身に)
こんな風に、自分演じきれるなんて信じられない。
支配者たちは同じこと言うけど、ブリクストン(※4)に来ればさ、
あたしと彼氏の間に立ちはだかるものなど、誰もいない。
だってさ、あたしとミスター・ジョーンズよ。
(あたしとミスター・ジョーンズ)
あたしら、どんだけ最悪なんだよ?
最近じゃあ、本気じゃないよね、あたしに対する無礼。(あたしに対する無礼)
あんたに埋め合わさせてあげてもいいよ。(埋め合わせ)
土曜日って、誰がプレイするって?
あんたってさ、どんだけゲス野郎なの?
サミー(※5)を除けば、あんたは最高のブラック・ジュー(※6)。
(最高のブラック・ジュー)
でもさ、あたしたち、終わったって断言できる。(あたしたち、終わったの)
今でも、あんたがやること、怪しいけどさ。
ミスター・デスティニー(※7)、9と14(9月14日※8)。
あたしと彼氏の間に立ちはだかるものなど、誰もいない。
だってさ、あたしとミスター・ジョーンズよ。
ミスター・ジョーンズ(あたしとミスター・ジョーンズ)
あたしと、、ああ。。
注釈
※1Mr. Jones:Nasir Jones(Nas)ナーシアー・ジョーンズ(ナズ)※2Slick Rick:スリック・リック
※3Plus one:プラスワン◆イベントやパーティーで、
招待客が連れてきてもよい招待状のない客。
※4Brixton:ブリクストン
2005年に ブリクストン・アカデミーで ナズのコンサートがあった。
これはBack to Blackがリリースされる前の年だった。
このコンサートはよく知られており、 3月21日のコンサートの開始から
30分も経たないうちに銃撃事件が発生し、1名が負傷した。
※5Sammy:Sammy Davis Jr.:サミー・デイヴィスJr.
※6black Jew:ブラック・ジュー
※7Mr. Destiny=Destiny Jones:デスティニー・ジョーンズ
※1ナズの娘(1994年6月15日生まれ)
※8“9 and 14”= September 14th
ナズとエイミー・ワインハウスは同じ誕生日(9月14日)
Lyrics : Amy Winehouse "Me & Mr. Jones"
その他動画
公式音源はこちらで、、、2007年グラストンベリーはこちらで、、、
解説・解釈
この「ミスター・ジョーンズ」とは、ラッパーのナズことナーシアー・ジョーンズのこと。エイミー・ワインハウスと言えば、ダメ男に引っ掛ってどこまでも墜ちてゆくイメージなんで、
この方も?とか、思い込んで訳したら、、このお二人、そーいう関係じゃないよう?
「エイミーと俺とは誕生日が同じだから、妹みたいなところがあったんだよ。
それに一緒にいるとほんとにおもしろかったからね。」
と、ミスター・ジョーンズはおっしゃっていた。フィクション?それにしちゃ具体的?
まあ、「私とミスター・ジョーンズよ、誰が邪魔できるって?おだまり!」って迫力は、
エイミーからナズへの大告白で、周りの女たちへの宣言に聞こえなくもないわね。
SNS情報
Feliz Aniversário, Nas! ✨
— Amy Winehouse Brasil (@WinehouseBrasil) September 14, 2022
Amy Winehouse e o rapper Nas (Nasir Jones) comemoram o aniversário na mesma data e isso é falado na música “Me and Mr. Jones”.
Nas e Amy também têm duas músicas juntos; “Cherry Wine” e “Like Smoke”. pic.twitter.com/K0oe3P9N56
ナス、お誕生日おめでとう! ✨
エイミー・ワインハウスとラッパーのナズ(ナーシアー・ジョーンズ)は、
同じ日に誕生日を祝い、このことは「Me and Mr. Jones」
という曲で語られている。
ナズも、エイミーと 2曲一緒に歌っている。
「チェリーワイン」と「ライクスモーク」。
参考・出典
Genius Lyrics 注釈によると、、、「ミー・アンド・ミスター・ジョーンズ」は、ナズという芸名で知られる
ナーシアー・ジョーンズとワインハウスの関係を軸に展開する。
ワインハウスはかつて、この曲はライブで演奏するのが
一番好きな曲の一つだと明かした。
この2人のパフォーマーが初めて出会ったのは、ワインハウスの
レコードの大半をプロデュースした共通のプロデューサー、
サラーム・レミのおかげで、2000年代初頭だった。
レミは2012年にハリウッド・レポーター誌のインタビューに応じ、
2人を紹介してすぐに意気投合した瞬間を次のように振り返った。
「エイミーと出会ったばかりの頃、僕はナズのアルバム『God’s Son』で
「Made You Look」をやっていた。
そして、僕はエイミーのアルバム『Frank』に取り組み始めたばかりだったので、
ナズの曲にはエイミーがアドリブで歌ったものがあり、
私たちはそれを公開することはなかったが、バックグラウンドで歌っていた。
彼女は本当に彼にインスピレーションを受けた。
過去数年間、スタジオでパソコンの電源が入っていると、
スカイプが鳴ってエイミーがそこにいることがよくありました […]
そして彼女は結局ナズか何かと話をすることになり、
お互いの電話番号を交換して話をした。」
2011年10月、ワインハウスの死から3か月後、
ナズはXXLマガジンでこの曲について語り、
彼が実際にタイトルのミスター・ジョーンズであることを確認しました。
「彼女と、とても親しかったサラームが紹介してくれたのかどうか、
よく覚えていない。今は覚えていないよ。
でも、曲を聴く前からこのことについてたくさん聞いてた。」
この曲は当初「Fuckery」というタイトルだった。
エイミーとサラームに「この曲を『Fuckery』って呼ばないで」
と言ったのを覚えている。
サラームは2人の中では大人でだったが、エイミーは
「じゃあ、どうしてダメなの?」と言ってた。
これは史上最高の歌詞の1つだと、みんな言っている。
だからこそ、私はいつも、考えていることをすべて出し切って、
人々にワクワクするものを与えなければならないと言っている。
『Me & Mr. Jones by Amy Winehouse』英語版Songfactsによると、、、
ワインハウスは、60年代、70年代のソウルミュージックが大好きで、
この曲はビリー・ポールの名曲「Me And Mrs. Jones」から
インスピレーションを得たものと思われる。
この曲はパートナーを裏切っているカップルについて歌ったもので、
ミスター・ジョーンズは彼女が浮気をしている男性で、
彼女は明らかに彼に満足していない。
これはおそらく、スリック・リックとサミー・デイビス・ジュニアの両方の
名前が出てくる最初の曲。
スリック・リックは 80年代に人気があったラッパーで、
サミー・デイビス・ジュニアは伝説のエンターテイナーであり、
フランク・シナトラの「ラット・パック」の一員だった。
ワインハウスが歌っているように、彼は黒人のユダヤ人だった。