本日の1曲
ジャニス・ジョプリンの「ハーフ・ムーン」 🌗4thアルバム『パール(Pearl)』(1971年遺作)より。
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THE DICK CAVETT SHOW 1970.歌詞和訳
半月、夜空。七つの星、天国の瞳。
七つの海に、七つの歌。
ただ、あなたの甘い愛を、私に深く思い知らせるために、
ねえ、あなたは、山々のように、私を満たしてくれる。
そう、そう、そう、そう、
あなたは、海のように、私を満たしてくれる、神よ。
過ぎ去っちゃいないけど、ようやく、
あなたの愛が、私を生き生きさせる。
あなたの愛が、私に命をもたらしてくれる、ねえ。
雲の輪っかと紅潮した腕、
あなたの名を呼ぶために、翼は立ち上がる。
太陽は高く回転し、なんてこと、地上を燃やす。
私が見つけた、初めてのいいひとのことを話したいだけ。
ねえ、あなたは、山々のように、私を満たしてくれる。
そう、そう、そう、そう、
あなたは、海のように、私を満たしてくれる、神よ。
過ぎ去っちゃいないけど、ようやく、
あなたの愛が、私を生き生きさせる。
あなたの愛が、私に命をもたらしてくれる、ねえ。
半月、夜空。
七つの星、天国の瞳。
七つの海に、七つの歌。
ただ、あなたの甘い愛を、私に深く思い知らせるために、
ねえ、あなたは、山々のように、私を満たしてくれる。
そう、そう、そう、そう、
あなたは、海のように、私を満たしてくれる、神よ。
過ぎ去っちゃいないけど、ようやく、
あなたの愛が、私を生き生きさせる。
あなたの愛が、私に命をもたらしてくれる、ねえ。
ねえ、あなたは、山々のように、私を満たしてくれる。
そう、そう、そう、そう、
あなたは、海のように、私を満たしてくれる、神よ。
過ぎ去っちゃいないけど、ようやく、
あなたの愛が、私を生き生きさせる。
あなたの愛が、私に命をもたらしてくれる、ねえ。
私に命をもたらしてくれない。
言ったでしょ、あなたは乗り回すつもりだってね。
私が、ちっちゃな家にいるときは、ベイブ、
戻っておいでよ、戻ってきて。
戻っておいでよ、戻ってきて。
言ったでしょ、あなたの愛が私を生き生きさせるって、そうよ。
Lyrics : Janis Joplin "Half Moon"
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公式音源はこちらで、、、解説・解釈
本日、Googeのホームに、魅惑的なロゴが表示されてまして、、ん、10/24?月の満ち欠けを学ぶゲームのようです。。🌑🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘🌑
月齢カレンダーによると、11月23日が下弦の月(半月)のようです。。
この曲の作曲はジョン・ホールで、後に自身のバンドオーリアンズでもリリースされている。
そして、このライブ、1970年8月3日で、ジャニス最後のテレビ出演となったようです。
SNS情報
Sing along to some “Half Moon” by the Queen of Rock N’ Roll 🌜
— Janis Joplin (@JanisJoplin) October 11, 2023
Photo courtesy of Getty Images.#JanisJoplin #QueenOfRockNRoll pic.twitter.com/DwpKHOKrSN
参考・出典
「Half Moon by Janis Joplin」英語版Songfactsによると、、、この神聖な歌は、ジョン・ホールと彼の最初の妻、
旧姓ジョアンナ・シアによって書かれた。
当時、ジョンは売れないミュージシャンで、ジョアンナは
ヴィレッジ・ヴォイスのライターだった。
ジョアンナはジョプリンとのインタビューを任され、
ジョプリンは、2人に自分のために歌を書くよう提案した。
ジョンは『 Line of Least Existence』という演劇の
音楽を手掛けており、あるトラックのために
「ファンキーで反復的なヘンドリックス風のギターフレーズ」
を思いついた。ジョアンナが歌詞を書いた後、彼はこのトラックを
曲に合うように作り直してジョプリンに持って行ったところ、
ジョプリンはそれを気に入った。
ジョンはカリフォルニア州サンラファエルのジョプリンの自宅の
リビングルームに集まり、彼女の音楽監督トッド・ラングレンが
見守る中、彼らにこの歌を教えた。
ジョンはこう語る。
「ギタリストのジョン・ティルが、曲のほとんどで続く
導入部のフレーズを覚えると、残りはスムーズに進みました。
ジャニスは、彼女の音域とスタイルに合うように
歌詞とメロディーを数か所変えましたが、それは最高でした。」
ジョン・ホールとのインタビューで、
彼はこの曲について次のように語っている。
「数秘術と占星術の性質を持っています。
また、頭韻法の繰り返しも魅力的でした。
正確には韻を踏んではいませんが、
内韻と言ってもいいかもしれません。
詩人や作詞家が行末や詩節末尾に韻を踏むだけでなく、
各行にその前兆や言葉を持たせるために使う手法です。
ですから、この曲での私の主な役割は、ヘンドリックスに
非常に影響を受けたと言えるギターのフレーズを書き、
それから歌詞を音楽に合わせることでした。
その後、ジャニスは自分の歌唱スタイルとバンドに合わせるという
独自の仕事をしました。カリフォルニア州マリン郡の
ジャニスの自宅のリビングルームで、フル・ティルト・ブギー・バンドに
この曲を教えるのはとても刺激的でした。」
こちらの記事によると、、、
キャヴェットは多くのロックスターをゲストに迎えたが、その中でも
ジャニス・ジョプリンとは特別な絆を築いた。1970年 8月 3日、
キャヴェットの番組に出演したジョプリンは、これが彼女にとって
最後のテレビ出演とインタビューとなった。
司会者は「会えてとてもうれしいよ、私の小さな歌姫」と温かく挨拶。
彼と一緒に座ったほとんどの人は、彼の辛口なユーモアと率直さに
新鮮さを感じた。
インタビューを受けるのは好きではないと認めているジョプリンだが、
「この会話の間、彼女は完全にリラックスしているように見えた」
とアルティメット・クラシック・ロック誌は指摘する。
「コンサートでの暴動に対する彼女の気持ちから、
水上スキーをしたことがあるかどうかまで、あらゆる話題に触れた、
多岐にわたるが気楽な会話でした」。
彼女は終始落ち着いており、その無表情なユーモアでキャベットを驚かせた。
気になるカバーバージョン
オーリアンズはこちらで、、、あとがき
ちなみに、半月のことを、「上弦の月」、「下弦の月」って言うの風流じゃありません。藤原道長と紫式部が、月を愛でている様しか、思い浮かばない今日この頃?!(笑)
諸説あるようですが、「弦(つる)」というのは弓に張る糸のことのようですねぇ。
1つ目は、新月を含む日を1日とし、月の満ち欠けで1か月を定める
太陰暦を使っていた時代に、月の前半(上旬)の月を上弦、
月の後半(下旬)の月を下弦と呼んだというもの。
2つ目は、西の地平線に沈む時に、弦(半月の真っ直ぐな所)
上に位置しているか、下に位置しているかでどうかでつけられたというもの。
英語だと、、「上弦の月🌓」は、「Waxing moon(満ちていく月)」、
「下弦の月🌗」は、「Waning Moon(欠けていく月)」のようです。