本日の1曲
マーヴィン・ゲイ(Marvin Gaye)の「悲しいうわさ」🍇8thアルバム『イン・ザ・グルーヴ 悲しいうわさ(In the Groove)』(1968年)、
エイミー・ワインハウスとポール・ウェラーのカバーで♪
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Amy Winehouse with Paul Wellerlive on Jools' Annual Hootenanny in 2006.
歌詞和訳
[エイミー・ワインハウス]あんたはきっと不思議に思うわ、どうしてあたしが知っちゃたのか。
あたしのこと、憂鬱にする計画のことよ。
前々からの知り合いの、あの女と一緒に、
二人のあいだじゃ、ガール、あたしの方が愛してるって知ってるよね。
不意打ち食らっちゃったよ、まったくさぁ、
昨日、知っちゃったんだ。。
小耳に挟んじゃったんだって、わかんないの。
あんたは、もうすぐあたしのものじゃなくなるって、
ねえ、風の噂に聞いちゃったんだよ。
そしてあたし、正気を失う寸前だった。
[ポール・ウェラー]
分かってる、男ってのは、泣かないことになってる。
だが、この涙を、内に秘めることなんかできない。
おまえを失うことは、俺の人生の終わりを意味する、分かるだろ。
おまえは、俺にとって、それほどまでに大切なんだ。
おまえの口から、言ってくれたらよかったのに、
他の誰かを愛してると、、
それどころか、、小耳に挟んじまったんだ。
おまえは、まもなく俺のものじゃなくなると、
なあ、風の噂に聞いちまったんだよ。
そして俺は、正気を失う寸前だった。
ハニー、ハニー、そうだ。
[エイミー・ワインハウス]
人々が言うには、見たものは、半分だけ信じなさい、
聞いたものは、ほとんど信じるなって。
でも、あたし、混乱せずにはいられない。
それが、もし本当なら、お願い、教えてよ、愛しき人。
あたしのこと放っておくつもり?
昔愛した、他の女のために?
そうよ、小耳に挟んじゃったんだよ。
あんたは、もうすぐ、あたしのものじゃなくなるって、
そう、風の噂に聞いちゃったんだ。
そしてあたし、正気を失う寸前だったわ。
そう、、風の噂に聞いちゃったんだ。
ベイビー、そうだよ。。
注釈
※1through the grapevine噂を耳にする;風のたよりに聞く;口コミで聞く
解説 直訳:ブドウのツルを通して聞く
Lyrics : Amy Winehouse "I Heard It Through the Grapevine (Live On Jools Holland Hootenanny / 2006)"
輸入盤 AMY WINEHOUSE / AT THE BBC [3CD]
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その他動画
マーヴィン・ゲイはこちらで、、、悲しいうわさ [ マーヴィン・ゲイ ]
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実は、最初にリリースされたのはグラディス・ナイト&ザ・ピップス。
解説・解釈
このカバー、素敵じゃありません?若干、新年ぽくないんですが、(スミマセン・笑)エイミー・ワインハウスとポール・ウェラーが、交互にヴォーカルをとる雰囲気が好い❤
なので、そんな感じの訳になってしまいました。(基本的には、男性目線の歌のよう)
「グレープバイン(grapevine)」って、ブドウの木のつるのことなんですけど、
あまり良くないイメージの「うわさ,口づて」となるのか、日本人的にピンとこない。
諸説あるようですが、「昔、ある地域の電信線の通称がグレープバインだった」からとか、
「ブドウの木が蔓延する様子から、情報が人々の間で広がる様子を表現している。」
参考・出典
「悲しいうわさ」Wikiによると、、、アメリカ合衆国のポップスグループ、グラディス・ナイト&ザ・ピップスの
1967年のシングル。
また、アメリカ合衆国のミュージシャンであるマーヴィン・ゲイが
1968年にリリースしたシングル。
作詞および作曲は、ノーマン・ホイットフィールドとバレット・ストロング。
「悲しいうわさ」を最初にレコーディングしたのは、
スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズだったが、シングルとして発売しなかった。
続いてマーヴィン・ゲイがまず67年2月から4月にレコーディングし、
続いてグラディス・ナイト&ザ・ピップスがレコーディングした。
シングルリリースは、67年のグラディス・ナイト&ザ・ピップスのヴァージョンが
最初で、マーヴィンのヴァージョンは69年に大ヒットとなった。
「I Heard It Through the Grapevine」英語版Wikiによると、、、
マーヴィン・ゲイのバージョンは1967年初頭に2番目に録音されたが、
3番目のリリースとなり、モータウン系列レーベルの最大のヒットシングルとなった。
それ以来、ゲイのレコーディングは絶賛されるソウルの名曲となった。
1998年、この曲は「歴史的、芸術的、そして重要な」価値により
グラミー賞の殿堂入りを果たした。
この曲は変ホ短調で作曲されており、歌詞は、歌手が恋人の不貞を
「噂で」間接的に聞いたときの裏切りと信じられない気持ちを語っている。
『I Heard It Through the Grapevine by Marvin Gaye』英語版Songfactsによると、、、
どうやら、この曲が最終的にレコーディングされる前に、モータウンの誰もが
「人づてに」この曲のことを聞いていたようだ。
女性が浮気していることを知った男性を題材にしたこの名曲は、
ノーマン・ホイットフィールドとバレット・ストロングによって書かれた。
ストロングがこのアイデアを思いつき、モータウンの作家である
ホランド=ドジャー=ホランドに一緒に取り組むよう依頼した。
彼らは他の作家をクレジットすることを拒否したため、
ストロングはそれをホイットフィールドに持ち込み、
ホイットフィールドが曲作りを手伝った。
この曲は最終的にモータウンの名曲となったが、会社の重役たちは
この曲はブルース過ぎてヒットする可能性がないと考え、厳しいスタートを切った。
恋人が浮気をしていることを間接的に知った男を描いたこの悲痛な曲で、
マーヴィン・ゲイは、この曲のプロデュースと非常に具体的な指示を与えた
ノーマン・ホイットフィールドのおかげで、この曲の感情を絞り出すことができた。
ホイットフィールドはゲイに、通常の音域より少し高い声で歌わせ、
緊張した声を作り、ゲイがうまく歌えるまで何度も何度も歌わせた。
ゲイはNMEに次のように説明した。
「私は、彼が説明した指示が適切だと思ったので、指示に従っただけです。
自分で歌っていたら、絶対にあんな風には歌わなかったでしょう。
でも、他の人の曲を歌って指示に従うだけでも、たくさんのメリットがあるんです。
解釈するという仕事はとても重要なものです。なぜなら、
人々が自分の魂にあることを表現できないときに、
それを表現できるアーティストがいれば、それはとても価値があると思うからです。」
気になるカバーバージョン
実は、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバルのロッキンなイメージだったのです。 コスモズ・ファクトリー +3 [ クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル ]
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