本日の1曲
エアロスミスの「地下室のドブねずみ」🐭4thアルバム『ロックス(Rocks)』 (1976年) より。
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on 2 Meter Sessions (1997)歌詞和訳
俺は落ちぶれてゆく、地下室にはドブねずみたち。落ちぶれて、皮膚は黄ばんでく。
鼻水だらだらで、コネを失くしてる。
金も失い、愛情なんか獲ようがない。
ニューヨーク・シティ・ブルース。
東側、西側のニュース。
俺をスラムに放り込め。
捕まえてみなよ、もし、おまえが、
信じられるんならさ。
おまえが身につけてるもの、
俺を、バラバラに引き裂いているって、
不平不満並べても安泰さ、何もかも腐っている。
狂気に走って、すべて忘れ去る。
居心地がいいんだ、地下室にはドブねずみたち。
頬はバラ色に染まり、皮膚は黄ばんでく。
締まりがなく、しょぼくれて、相当な怠け者に見える。
俺の身体見なよ、くたばってる(※1)ぜ。
ニューヨーク・シティ・デュース(使用料)。
東側、西側のニュース。
俺をスラムに放り込め。
捕まえてみなよ、もし、おまえが、
信じられるんならさ。
おまえが身につけてるもの、
俺を、バラバラに引き裂いているって、
ニューヨーク・シティ・ブルース。
東側、西側のニュース。
俺をスラムに放り込め。
捕まえてみなよ、もし、おまえが、
信じられるんならさ。
おまえが身につけてるもの、
俺を、バラバラに引き裂いているって、
注釈
※1be pushing up the daisies((やや古・戯))死ぬ,くたばる,死んで葬られる
Lyrics : Aerosmith "Rats In The Cellar"
このライヴ・パフォーマンスの舞台裏を捉えたメイキング映像はこちら、
その他の曲の和訳はこちらで、、、
その他動画
公式音源はこちらで、、若きライブはこちらで、、、
解説・解釈
このライブ映像が公開になっていたんですが、こちらは再結成イケイケ復活後かな。若い頃の曲ってスピード感がカッコイイ、そう、狭いライブハウス感が好いのよね♪
この曲の頃のエアロスミスって売れまくってた時期で、過酷なスケジュールのため、
ドラッグとアルコールの乱用で、かなり危ない時期だった感が歌詞に表れてる。
その後、スティーヴン・タイラーとジョー・ペリーの関係悪化で、1979年ジョーが脱退。
1984年オリジナルメンバーで再結成し、ドラッグ、アルコールからの脱却、、
そして、輝かしい第二期全盛期へと復活、現在へと至るわけです。。
年齢的に、ツアーからの引退はやむを得ない気もするし、若い頃の薬物乱用を
思うにつけ、よくぞ、ここまで続けられらたものだと思ってたからなぁ。。が、しかし、
あの目の覚めるような奇跡の復活を、我がハードロック全盛期、タイムリーに
観せつけられたファンとしては、、どーしても「また」って思ってしまうのであるよ。
SNS情報
昨年スティーヴン・タイラーの喉の不調により一旦延期となり、今年末に再設定されたフェアウェルツアーですが、残念なことにスティーヴンが回復せずこのツアーは中止となることが発表されました。 https://t.co/KqvmsVQ6dn
— エアロスミス / AEROSMITH 日本レーベル公式 (@aerosmith_japan) August 2, 2024
参考・出典
「Rocks (Aerosmith album)」英語版Wikiによると、、、『ロックス』は、アメリカのロックバンド、エアロスミスが1976年5月3日に
リリースした4枚目のスタジオアルバム「Rats in the Cellar」は、
フリートウッド・マックの「Rattlesnake Shake」から
派生したもので、バンドの初期のセットリストの定番曲である。
タイラーは回想録の中で、「Rats in the Cellar」というタイトルは
「『Toys in the Attic』への敬意、または回答である ...
一方、現実の生活では、「Rats」の方が実際に起こっていたことに近い。
物事は崩壊し、正気は南に逃げ去り、用心深さは風に吹き飛ばされ、
少しずつ混沌が永久に侵入していった」
と述べている。
あとがき
確かに、、「バンドの奇跡的な生命力を信じたい」。。元々は2023年9月から開始される予定だったエアロスミスのフェアウェルツアー、
“Peace Out”。しかし、9月9日のツアー3公演目の後、
ヴォーカリスト、スティーヴン・タイラーの声帯損傷により一旦延期に。
その後、2024年10月からツアーは再設定されて実施される予定だったが、
現地時間8月2日、スティーヴンの声帯の回復が難しいとして
バンドはこのツアーを中止することを発表した。
8月2日、エアロスミスが自らのオフィシャルサイトなどを通じて
「ツアーからの引退」を正式表明したのだ。