本日の1曲
グリーン・デイ「レボリューション・レディオ」📻12th『レボリューション・レディオ(Revolution Radio)』(2016年)より。。
おすすめ動画
live from the Red Bull Sound Space at KROQ歌詞和訳
叫べ!空高く両手を上げて(※1)。証言したいみたいにだ。
抹消された生命のために、、
叫べ!反逆者の子守唄の如く。
星条旗のもと、
裏切られ、失われた魂のために。
我々は見られても、耳を傾けられることはない。(※2)
(我々は)革命ラジオ。
作戦「制御不能」、
そして見出し(ヘッドライン)
「俺の愛は防弾」
チェリー爆弾(爆発物)とガソリン(火炎瓶)をくれ。
デビュタント(※3)は手術中、
そして見出し(ヘッドライン)
「真実を合法化せよ!」
(くれよ)激怒を!催涙ガスをまかれた群衆のようだ。
君は声を上げて、生き抜きたいか?
だが、ほとんど呼吸できない大気。
立ち上がれ!スラム街から時代遅れへ。
新しい電波の幕開けだ。
反社会的メディアのための、
(我々は)革命ラジオ。
作戦「制御不能」、
そして見出し(ヘッドライン)
「俺の愛は防弾」
チェリー爆弾とガソリンをくれ。
デビュタントは手術中、
そして見出し(ヘッドライン)
「真実を合法化せよ!」
我々は見られても、耳を傾けられることはない。
我々は、混乱した人々の歌なのだ。
(我々は)革命ラジオ。
作戦「制御不能」、
そして見出し(ヘッドライン)
「俺の愛は防弾」
チェリー爆弾とガソリンをくれ。
デビュタントは手術中、
そして見出し(ヘッドライン)
「真実を合法化せよ!」
注釈
※1Scream! With your hands up in the skyビリーが関わったブラック・ライブズ・マター抗議運動のことを指している。
ローリング・ストーン誌のインタビューで、彼はこの抗議運動が
この曲のインスピレーションになったことを明かした。
「「両手を上げろ、撃つな」と叫んでいたとき、
自分が歴史の正しい側にいるように感じた。」
ブラック・ライヴズ・マター - Wikipedia
アフリカ系アメリカ人のコミュニティに端を発した、黒人に対する暴力や構造的な人種差別の撤廃を訴える、国際的な積極行動主義の運動の総称。特に警官による無抵抗な黒人への暴力や殺害、人種による犯罪者に対する不平等な取り扱いへの不満を訴えている。
※2We will be seen, but not be heard
ローリングストーン誌にこよると、ビリー・ジョー・アームストロングは、
「見られても聞かれない」というフレーズは、レボリューション・ラジオの
継続的なテーマ、つまり問題を抱えたアメリカを捉えていると説明した。
「俺の役割は黙って聞くことだと思う[…]多くの白人は黙って聞くべきだ。
彼らはアフリカ系アメリカ人の本当の経験が何なのかを本当に知らない。
理由もなく車の中で撃たれ、クソみたいな独房に入れられ、
それが営利目的であるなら、俺たちは深刻な問題を抱えていて、
まずやるべきことは、教養を身につけることだ。
「ブルー(警官)・ライブズ・マター」などとやろうとしてはいけない。
「オール・ライブズ・マター」などとやろうとしてはいけない。
ただ黙って経験に耳を傾けるんだ。そしてその後、前進するんだ。」
※3Debutante:デビュタント

デビュタント - Wikipedia
西洋文化において初めて正式に社交界にデビューする若い女性とそれを祝う場のことである。
Lyrics : Green Day "Revolution Radio"
その他動画
MVはこちらで、、、
Green Day - Revolution Radio (Official Music Video)
Official Music video for Green Day's "Revolution Radio" Listen to the American Idiot (20th Anniversary Deluxe Edition): https://GreenDay.lnk.to/americanidiot...
来日公演の模様もアップされていたよ。

GREEN DAY - Live at Osaka-Jo Hall - 2025-02-21
GREEN DAYJapan Tour 2025Osaka-Jo Hall, Osaka, Japan2025-02-21Playlist: https://www.youtube.com/playlist?list=PLw8jVwR2RuroSvWDUFugp0UT9vydmH4vcSETLISTThe Ame...
解説・解釈
来日中のグリーンデイのセットリスト観ると、新譜からばかりじゃなくて、案外、過去のアルバムから、まんべんなく選曲してあるようですねぇ。。
おお、この曲、取り上げてなかった。。グリーンデイ㊗来日ということで❣
この曲、当時の世相にかなり物申してる、パンクな内容となってるんですが、
ビリー・ジョー・アームストロングは、トランプ氏の台頭に対する不安も語っていた。
そして今年、、2度目のドナルド・トランプ、合衆国大統領が誕生したわけで、
日々、ニュースが怖ろしい?そんなとこにも、この選曲となったのかもしれない。
SNS情報
うーん、いい写真だなぁ💛参考・出典
「Revolution Radio(Song)」英語版Wikiによると、、、2016年9月9日に、同名の12枚目のスタジオアルバムからの
2枚目のシングルとしてリリースされた。この曲のミュージックビデオは、
924 Gilman Streetで撮影され、2017年6月12日にリリースされた。
「Revolution Radio(Song) by Green Day」英語版Songfactsによると、、、
ビリー・ジョー・アームストロングが2014年にニューヨークで行われた抗議デモに
即興で参加したことが、この反体制アンセムのインスピレーションとなった。
「ブルックリンからマンハッタンへ車で向かっていたとき、
ファーガソンの抗議デモ参加者たちが橋を渡る間ずっと交通を止めていた」
とグリーン・デイのフロントマンはローリングストーン誌に振り返った。
「宿泊していた場所に着くと、8番街に抗議デモ参加者がたくさんいるのが見えた。
外を眺めていたら、翌日にそのことについて書いたんだ」
と彼は続けた。
「少しだけ外へ出て人々とデモ行進したけど、ほとんどは観察して、
何が起きているのか見ていた。旧体制に反抗する人々を見る旅だった。
ただこの制御された混沌を見ていた。それが国中で起こっていた。
人々は自分たちが大切にしているものが時代遅れだと感じたくないと
感じていた。それがこの曲のテーマのようなものだ」
アームストロングはケラング誌に、この抗議の精神を込めた曲は、
バンドのアメリカの現状に対する怒りと、ドナルド・トランプの台頭に対する不安から
インスピレーションを得たものだと語った。
「トランプに関して私が思う最悪の問題は、彼の支持者が誰なのかということだ」
と彼は2016年8月に同誌に語った。
「実際、彼らに同情するよ。彼らは貧しく、労働者階級の人たちで、
助けを得ることができないからね。彼らは腹を立てていて、
彼は彼らの怒りを食い物にしている。彼はただこう言ったんだ。
『君たちには選択肢がない。俺しかいない。俺が自分で何とかする』
って。つまり、それはクソみたいなヒトラーだよ」
「Revolution Radio(Song)」英語版Green Day Wikiによると、、、
この曲は、ブラック・ライブズ・マター運動での
ビリー・ジョー・アームストロングの体験から生まれたもので、
アームストロングは、50年代の人々の価値観が崩れつつあり、
自分は歴史の正しい側にいると感じたと述べている。
この曲は、反体制、活動家運動、自分の信念への支持を示すことなど、
さまざまなトピックを取り上げている。
ストーリーでは、正しいことのために戦う意志のある運動について触れられており、
メディアによって洗脳されて彼らの言うことをすべて信じるようになった人々を
非難しているが、平和的な反乱者が暴力に対抗されるにつれて抗議活動は
エスカレートし、真実はメディアによって見られても聞かれないと再び言及している。
ローリングストーンの記事はこちらで、、、

グリーン・デイが語る、復活までの長い道のり:新作『レボリューション・レディオ』制作秘話 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
期せずして4年に及んだ休止期間、そしてロックの殿堂入りを経て、今一度世界をロックすべく立ち上がった3人の物語。短期間で3枚のアルバムを制作するという無謀な計画がもたらしたアルコールへの依存、そしてすべてのロックバンドにとって最高の栄誉である